柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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1年の半分が過ぎました

 6月も今日で終わりですね。
 私の仕事部屋には、1年が1枚で見られるカレンダーが張ってあるのですが、明日から7月ということは、2006年もちょうど半分が終わったことになります。
 ついこの間おせち料理を作ったばかりなのに、もう青梅も漬け終わり、庭の畑ではなすやピーマンが実っています。
 なんだか最近時間が早く流れているような気がして仕方ありません。
 
 それにしても、今月はいろんな事件が起こりました。
 中でも、私にとって一番ショックだったのは、奈良で起こった高1男子による放火事件。
 事件現場が私の実家の近くだったということ、そして、放火をした少年の年齢が、私の娘と同じだったということ……。
 事件の背景が報じられるたび、家族のあり方や子育ての難しさを考えさせられました。
 子供の将来への過度な期待や願望、できるだけいい人生を歩んでほしいというのは、親なら誰しも思うことかもしれません。
 でも先日、私は突然の事故で息子さんを亡くされたお母さんの講演ビデオを見ながら、この言葉にハッとしました。
「生きていてくれさえすれば、それでいい……」
 その、一番大切な「命」があることに対する感謝の気持ちを、私たちは日々のくらしの中でつい忘れてしまいがちなんですね。
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  1. 2006/06/30(金) 19:15:46|
  2. ミカの日記

梅シロップ

 このところ、いろいろな締め切りに追われると同時に、パソコン&デジカメの調子が悪くって、なんだか仕事のペースが乱れてしまいました。
 その上、この蒸し暑さ……。クーラーの効いた部屋から一歩出ると、なんだかくらくらしてしまいますね~。

 と、悶々としていたのですが、2日前、ご近所から獲りたての青梅をたくさんいただき、急に元気になった私。
 昨年は梅酒をたくさん作ったので、今年は娘も飲めるようにと、梅シロップを作ることに。
 きれいに洗ってヘタを取った青梅と氷砂糖を順々に広口ビンの中に詰めていき、カップ2杯ほどのお酢を注ぎます。そうすると、梅からどんどんとエキスが出てきて、見る見るうちにビンが液体でいっぱいになりました。
 このまましばらく置き、青梅が黄色くなってしわしわになったら梅シロップの出来上がり。氷水やソーダなどで割ると、美味しいジュースが楽しめます。
 完成が楽しみです!
  1. 2006/06/28(水) 15:28:44|
  2. ミカの日記

「木村事件」署名のお願い

 蒸し暑い日が続いています。西日本は大雨が続いたようですが、大丈夫でしょうか?
 さて、北海道の前田敏章さんから、「木村事件」についての協力依頼を送っていただきました。
 皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(以下前田さんからのメッセージです)

 いつもお世話いただいています。

 木村悟君事件(前回報告6-16、6-17)、署名の最終協力依頼です。

 前回お知らせしたように、15日の検察審査会での木村さんの尋問後の記者会見の内容が16日、地元各紙によって報じられました。遅くなりましたが2紙の記事を末尾にコピーします。

 7月中の議決が予想されますので、今回の署名は今月末をめどに(最終)集約して7月初めに提出します。
 木村さんは地元で事業所や役所を片端から回るなどして、現在までに4000筆以上の署名を集約。支援者からも1000筆以上と本当に短期間でたくさんの署名が寄せられています。
 このうち4114筆は15日に提出済ですが、署名と新聞報道の影響もありさらに理解と支持が広がっています。
 皆様に最後のお願いです。地元(中標津や釧路)では「不起訴不当」の声が大きくなっています。このことを全国的にも注視しているという状況を作るために、署名の積み上げにご協力下さい。協力いただける方に呼びかけてください。集め
た分を送付下さい。
 全くの手弁当で奮闘されている弁護団のご努力にも応えたいと思います。1名2名でも構いません。下記宛てFAXも可です。どうぞよろしくお願いします。

 送付先は、下記弁護団代表の田中弁護士宛にお願いします。

〒060-0061 
札幌市中央区南1条西10丁目タイムスビル3階
                 札幌おおぞら法律事務所                弁護士 田  中  貴  文
 Tel 011-261-5715 Fax 011-261-5705 

 なお、木村事件については下記サイトを参照してください。
http://www.mika-y.com/bbs/file3/

また、私のページ
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/kimura-1.htm
から署名用紙のダウンロードもできます。

 以下に新聞記事をコピーします。

[「木村事件」署名のお願い]の続きを読む
  1. 2006/06/26(月) 08:38:47|
  2. ミカの日記

今週の「週刊朝日」

 今週発売の「週刊朝日」(朝日新聞社)のニュースコーナーに、柳原三佳の執筆記事が掲載されています。

●千葉保険金疑惑の答弁で判明 薬毒物殺人は見逃しだらけ

 6月13日、国会の法務委員会で細川律夫議員(民主党)が「死因究明」問題について質問されました。
 そのときの警察庁の答弁からあぶりだされた、日本の検視制度の欠陥とは?
 皆様、ぜひ読んでくださいね!
  1. 2006/06/21(水) 12:32:21|
  2. ミカの日記

「交通事故後遺障害者家族の会」&「木村事件」署名報告

 昨日は朝から、東京の「日本財団ビル」で開催された「交通事故後遺障害者家族の会」の総会&勉強会に行ってきました。
 出席者は107名。無料法律相談には11名もの協力弁護士が、参加してくださり、大変有意義な集まりとなりました。
 また、国土交通省からは保障課長にも駆けつけていただき、自賠責保険等にまつわる最新の情報などについてご講演をいただきました。
 詳しい内容は、また別途、記事等で紹介したいと思います。

 さて、北海道からは「木村事件」の街頭署名報告です。
 北海道交通事故被害者の会代表の、前田敏章さんが、当日の模様についてお知らせくださっています。
 前田さん、いつもありがとうござます。

(以下、前田さんからのお知らせと報告です)

 昨日(6-16)報告の木村悟君事件の街頭署名についての報告です。
 悟君がお母さんの奮闘に天から声援を送っているのでしょう。心配された天気も回復し、予定通り三越前で街頭署名を敢行しました。
 田中・青野両弁護士がハンドマイクで懸命に訴え、母親の木村富士子さんと支援に駆けつけた8名は、道行く市民に必死に呼びかけ、1時間半ほどで371筆の署名が集約されました。
 やはり事件について知っている人が多く、足を止めて快く応じてくれる市民に勇気づけられました。
 参加された方、本当にお疲れ様でした。

 15日の釧路検察審査会での尋問を終えて木村さんと青野弁護士は地元で記者会見をしましたが、その様子は地元紙などで大きく取り上げられるなど、公正な議決に向けて手応えも感じられます。
 署名の2回目(最終)提出は7月初めになると思われます。6月末までにさらに積み上げたいと思いますので、ご協力を重ねてお願いします。

■下記サイトを参照してください。

http://www.mika-y.com/bbs/file3/(柳原三佳のHP)
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/kimura-1.htm
(前田敏章さんのHP)から署名用紙のダウンロードもできます。

  1. 2006/06/19(月) 10:31:08|
  2. ミカの日記

「木村事件」の遺族が検察審査会で意見陳述

 昨日、「木村事件」のご遺族が、釧路検察審査会で意見を述べられました。同時に、皆様にご協力いただいた署名も提出されたそうです。

 以下に、札幌の前田敏章さんからその報告などが寄せられていますのでご紹介します。
「木村事件」の署名はまだ続いておりますので、引き続きご協力の程、よろしくお願いいたします。

<以下、前田さんからのメールです>

 いつもお世話いただいています。

 今回は、①北海道中標津(なかしべつ)の木村悟君事件の検察審査会宛署名について(前回報告6-5)と、②白倉美紗さん交通死事件(前回報告6-2)の昨日15日の2回目公判について、報告とお願いです。

①木村事件について

 昨日15日、木村さんは釧路検察審査会に呼ばれ質問を受けたそうです。委員(抽選で選ばれた一般人です)の方は、申し立て書や資料(講談社の「死因究明」)に基づき事件内容を理解されており、その上にたっての質問であったそうです。
 正義と良識の判断を願うのみですが、結論が何時下されるのかは分かっていません。
 昨日の審査会には本当に短期間ながら全国の皆様から寄せられた4114筆もの署名が第1回分として提出されました。ご協力本当にありがとうございました。

 木村さんは11日に釧路で街頭署名を行い、400筆以上を集め、地元の事業所などにも足を運ぶなど10日足らずで2700筆集めたそうです。地元の理解や関心も拡がっています。全国が注視しているということを更なる署名で示したいと思います。

◎署名は今月末を最終集約予定としています。引き続き積み上げにご協力をお願いします。多くの方に呼びかけてください。下記サイトでも呼びかけており、
http://www.mika-y.com/bbs/file3/

私のページ
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/kimura-1.htm
から署名用紙のダウンロードもできます。

◎また、明日は札幌で街頭署名を行います。何とか天気も回復しそうです。よろしくお願いします。田中、青野両弁護士が訴えて呉れます。
 6月17日(土)12:00~13:00 札幌三越前(札幌市中央区南1西4)です。

②白倉美紗さん交通死事件について

 昨日の公判傍聴ありがとうございました。今回も札幌や旭川から9名が駆けつけ、傍聴席は抽選となりました。報告は以下の白倉さんからのメールを紹介する形で致します。
[「木村事件」の遺族が検察審査会で意見陳述]の続きを読む
  1. 2006/06/16(金) 10:45:21|
  2. ミカの日記

6月13日の国会で「死因究明」問題が取り上げられました

 昨日、国会の法務委員会で、「死因究明」問題が大きく取り上げられました。
 かねてからこの問題を取材し、記事を執筆している私も、もちろん朝から国会議事堂へ足を運び、傍聴してきました。

 質問に立ったのは、民主党の細川律夫衆議院議員。約50分間にわたって、検視や司法解剖のずさんさ、死因の取り違えによる殺人見逃し問題について鋭く指摘。それに対して、警察庁や厚生労働省が、苦しげな答弁を行いました。

 昨日の国会質問については私も週刊誌で記事にする予定ですが、昨日の朝日新聞でこの問題が取り上げられましたので紹介します。

 最近、全国各地で浮上しているさまざまな事件の謎……、それらはみな、この国の「死因究明」制度の脆弱さが招いているものだといえるでしょう。

■司法解剖の不備浮き彫り・「保険金殺人」  2006年06月14日(朝日新聞)

 98年に急死した男性(当時34)の生命保険金支払いをめぐる民事訴訟で、千葉地裁佐倉支部の判決が、受取人のフィリピン人女性(38)らによる「保険金殺人」と事実上認定した問題が13日、衆院法務委員会で取り上げられた。警察庁は「現在捜査中で、真相解明に向けて全力を尽くす」(縄田修・刑事局長)と表明。その一方で、死因を究明するための司法解剖などの態勢の不備も浮き彫りになった。

[6月13日の国会で「死因究明」問題が取り上げられました]の続きを読む
  1. 2006/06/14(水) 17:23:00|
  2. ミカの日記

「ミスターバイク」7月号

 今週はPCのトラブル続きで、すっかり告知が遅くなってしまいましたが、今月の「ミスターバイク」7月号(モーターマガジン社)に柳原三佳執筆の連載記事が掲載されています。皆様ぜひ読んでみてくださいね。

■ 新『一瞬の真実』 FILE NO.13 矢部事件(千葉)

「僕はセンターラインを超えてなんかいない!」

重傷のライダーが、損保側の主張に大疑問

この狭い峠道、原付スクーターで観光バスを追い越せますか?

(リード)
1997年6月、千葉県内の県道で、原付スクーターと対向してきたコンクリートミキサー車が衝突。スクーターに乗っていた男性が右腕に重傷を負った。切断はかろうじて逃れたものの、7回に及ぶ手術と長年のリハビリは、働き盛りの彼から多くの貴重な時間とチャンスを奪う結果となった。さらに、事故から9年経った今も双方の主張は食い違ったままだという。センターラインをオーバーしたのはどちらなのか? 真実はいったいどこにあるのか……。

 記事を読んでくださった読者からもさっそく下記のメールが届きました。

<ミスターバイク、今月号を購読させていただきました。千葉県での事故なんですね。千葉県警の対応はどうなってるのでしょうか・・・・。
 保険会社の対応も随分なものですね。払い渋りなのか、大口の保険契約のある車両保持の会社なのかもしれない。でも、そもそもは警察の初動捜査がいい加減なんですよね。
 地検に送検される刑事記録って、なんなんでしょう? 相手の嘘の証言の塊もありますが、事故から9年も経ち、刑事記録にない目撃者が現れるなんてどう考えたって、信用性が薄くないですか?「え?」って、空いた口が塞がりません! 後続にバスが走ってたなんて、変な言いがかりを付けて来る様なら、証言台に立ってもらいたいですよね。また、また、千葉県警と、思うと、怒りをどこかにぶつけたいです。>

*ちなみにこのメールをくださった方は、千葉県内で起こった事故で大きなけがを負われた方のご家族です。
  1. 2006/06/11(日) 20:00:09|
  2. 柳原三佳の執筆記事

「木村事件」街頭署名等のお知らせ

「木村事件」の署名では、全国各地の多くの皆様のご協力をいただき、本当にありがとうございます。
 北海道の前田敏章さんからも、以下のメールが届きましたので紹介させていただきます。札幌・釧路でも署名活動が行われるそうです。
 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(柳原三佳)

<以下、前田さんからの呼びかけ>

 いつもお世話いただいています。

中標津、木村悟君事件の署名について、当初からこの事件を支援させていただいている前田個人からのお願いです。

 釧路検察審査会は6月15日、母親の木村さんを呼んで質問する時間を設けているということですが、この事件の扱いを重視していることの現れとも言えます。
 正当な議決を後押しするための世論として署名を多く積み上げる形で支援したいと思います。
 木村富士子さんも「このまま息子が(バイク単独事故の)被疑者となることはどうしても納得いかない。真実を曖昧にして欲しくないので、ご協力をお願いします」と訴えています。自身も明日11日、釧路市で街頭署名を行うそうです。
(11日10時半~釧路ポスフール前)

 田中貴文弁護士をはじめ全国からなる弁護団には正に手弁当で粘り強く献身的な取り組みを続けていただいています。この3月には、審査会の委員に弁護団が総力をあげ非常にわかりやすい審査申立書を作成し届けています。
 そして、柳原さんの著作(「死因究明」)や、TV報道などで多くの人がこの事件の問題性を知っています。あと一押しです。
 大変な中と思いますが、可能であるなら以下の支援にご協力下さい。

1 署名の一回目集約を15日の審査会に届けます。できればこれまでに集まった分(用紙に1名でも構いません)を、13日中に、FAXでも良いので、田中弁護士の事務所(Fax:011-261-5705)宛て送付下さい。青野弁護士が釧路の検察審査会に持参します。

〒060-0061 札幌市中央区南1条西10丁目タイムスビル3階
                     札幌おおぞら法律事務所       
                  弁護士 田  中  貴  文  
                    Tel 011-261-5715  
                    Fax 011-261-5705     

なお、今月末を2回目(おそらく最終)集約としますが、知り合いの方に以下の「署名のお願い」を知らせていただくなど拡げていただければ幸いです。
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/kimura-1.htm
(ここに田中弁護士からのお願い文書と署名用紙のダウンロード版が載っています)

2 札幌近郊の方へのお願いです。以下の街頭署名への参加を検討下さい。

 この日は田中、青野両弁護士も街頭で訴えて呉れますが、参加者の確保はこれからというのが実情です。準備の関係もありますので、ご協力いただける方は私に連絡下されば幸いです。

6月17日(土)12:00~13:00(少し延長するかも知れません)
札幌三越前(札幌市南1西4)(10分ほど前にお集まり下さい)

--------------------------------------
前田敏章 携帯 090-6871-6757
   〒063-0850
      札幌市西区八軒10条西2丁目7-22
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
---------------------------------------
  1. 2006/06/10(土) 12:32:04|
  2. ミカの日記

「木村事件」緊急署名のお願い

 かねてから取材中の「木村事件」は、現在、不起訴を不服として遺族が釧路検察審査会に審査を申し立てています。
 6月15日に、ご遺族の陳述が行われるのですが、同時に署名を集めることとなりました。詳しくは弁護団の書面をお読みください。ご賛同いただける方は、ぜひご協力いただきたいと思います。

*事件の概要は、拙著『死因究明 葬られた真実』(講談社)に掲載されています。
 今も、全国各地で「死因」の究明、初動捜査がずさんだったために、事故か事件か? がわからないまま問題になっている事件が多発しています。7年前に起こった「木村事件」も、ほとんど科学的な捜査は行われないまま単独事故として処理されたままです。
 数々の客観的な証拠が残っています。もう一度真剣に捜査をしてもらえるよう、最後まであきらめずにうったえて行きたいと思います。
 みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


署名のお願い          2006.6.5
                 
[「木村事件」緊急署名のお願い]の続きを読む
  1. 2006/06/05(月) 07:42:05|
  2. ミカの日記

監視員制度スタート!!

 今日から、駐車違反の監視員制度がスタートしました。
 で、早速、遭遇してしまいました。
 「監視員」さんたちの大移動。
 築地から銀座に向かい、歩道を独り占めして歩き、そして築地警察署の中に姿を消していきました。

 携帯で撮影したので画像がイマイチかもしれませんが、これは私が住んでいるのどかな田舎ではなかなか見ることができない情景ですので、アップします。

 もう、車で都内へ行くのは、やめておいたほうがよさそうです~~。

P251iS02309.jpg

  1. 2006/06/01(木) 23:12:15|
  2. ミカの日記

「真実」って……

 昨日、群馬県の裁判所で死亡事故の民事裁判を傍聴してきました。
 信号のある交差点でトラックとバイクが衝突。バイクの青年が亡くなったという事故です。

 この日は、原告(遺族)、被告、目撃者、被告の会社の上司など、事件の関係者6名の証人尋問が約4時間にわたって集中的に行われたのですが、1日で多数の証言を聞くことができたので事件の概要や問題点がよくわかりました。

 この裁判で何が問題になっているのか……。
 一言で言うと「信号の色」なのですが、実は、事故から数ヶ月間の間に、被告の証言が二転三転しているのです。
 事故直後、加害者は「バイクが赤信号で突っ込んできた」と証言。数ヵ月後、には、「自分が黄色信号で加速した」と言い、そして、その後、またその証言を撤回したのです。
 被害者は一言も反論できずに亡くなっています。
 生きている人はどんな風にも話を作ることができる。

 ちなみに、加害者が勤めている大手の運送会社は、トラックに任意保険をかけていません。トラックの過失が即、自社の損害となってしまう……、そういう背景もこの事件に何らかの影響を与えているような気がしてなりませんでした。

「真実って何なんだろう?」
 傍聴席でトラック運転手の後ろ姿を見ながら、
「本当のことを話せるのは、あなただけなのに……」
 と、むなしくなってしまいました。 
 
  1. 2006/06/01(木) 10:17:33|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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