柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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新潟県警警部補が違反切符、調書を偽造!

 下記は、交通警察の現実が、よく現れているニュースです。
 私がこれまでに取材した事件の中にも、明らかに調書が偽造されているケースがいくつもありました。
 HPでテレビの画像も紹介していますが、大阪の「澤野事件」なども同じです。証拠はそろっているのですから、大阪府警も新潟県警のように、この際しっかり捜査するべきではないでしょうか?

■新潟県警警部補が違反切符、調書を偽造 (7月31日7時51分配信 産経新聞)

 新潟県警交通企画課の男性警部補(41)が小出署など過去の勤務先で、交通事故の調書や交通違反切符などを数十件偽造していたことが30日、分かった。県警は虚偽公文書作成、同行使の疑いで警部補から任意で事情聴取しており、容疑が固まり次第、立件する。

 県警監察官室によると、警部補は交通事故を処理した際、虚偽の事実関係を記した調書を作成。交通違反の取り締まりでは、違反者として親族の名前を使って虚偽の事実を記入し、反則金は自ら支払っていた。5月上旬、警部補の後任が書類を点検した際に不審な点が見つかり、偽造が発覚した。県警は、警部補が交通関係部署に勤務した過去15年前後さかのぼって偽造の事実を調べる方針。

 青木勝彦監察官室長は「現在、捜査・調査中であり、明らかになった事実に即して厳正に対処する。悪質な行為であり、偽造をチェックできなかった当時の上司も処分対象とする」と話した。
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  1. 2008/07/31(木) 11:01:10|
  2. ミカの日記
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本日の「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)で、「白倉事件」(北海道)が取り上げられます

 まずはお知らせです。
 今日、7月31日の「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)で、「白倉事件」(北海道)が取り上げられます。
  この事件は、先々週の「週刊現代」、先週の「スーパーモーニング」でも取り上げましたので、みなさんもよくご存知のことと思います。
 今日の放送は、死因究明問題を切り口としたもので、「焼かれる前に語れ」(WAVE出版)の共著者でもある、千葉大学法医学教室の岩瀬博太郎教授もコメント出演されるようです(今回は、私は出ません)。
 交通事故でも、遺体の検証がいかに大切か、ということが伝わればと思います。
 夕方5時30分くらいからの放送だそうです。

 さて、来週は、岩瀬教授をはじめ、死因究明問題に取り組む諸先生方と共に、オーストラリアのメルボルンにある立派な解剖施設を視察する予定です。
 猛暑の日本とは正反対、真冬の南半球は今、とっても寒いのだとか。
 出発まであと4日。英語で簡単な挨拶くらいできるように、娘にお願いして基本の英会話を教えてもらわなければ!
  1. 2008/07/31(木) 08:42:46|
  2. TV・講演情報
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今週の『週刊朝日』(2008.8.8号)

「それにしても、暑いですね~」
 ふと気づくと、誰と話すときも、まずこの言葉から始まっています。
 関西では大雨が降ったそうですが、千葉では全く夕立ちも降らず、芝生のグリーンが保てるか心配です。
 でも、週末には、以前からほしかったガーデンテーブルとチェアのセットをゲットすることができました。
 昨日セッティングしたのですが、夕涼みに最高の空間が出来上がり、満足、満足!!

 さて、明日発売の『週刊朝日』(朝日新聞社)に、柳原三佳の執筆記事が掲載されています。
「週刊朝日」

『交通事故被害者を泣かせる 
損保ジャパンの超「払い渋り」体質』
「うっかり」「ご参考」で低額表示

(リード)
「いざというときにお支払いします」と約束して保険料を受け取っておきながら、交通事故に遭った「いざ」というときに支払わない。損保会社の「払い渋り」体質は、著書『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)でも告発した。だが、そこでも触れなかった、損保ジャパンによるあまりにひどい「払い渋り」事例を取り上げたい。

*なんと、今回取り上げた2つの事例だけで、4億円以上の保険金が払い渋られていたかもしれないという、過酷な現実を取材しました。
 いずれも、損保ジャパンの『契約者』、つまりお客様に対する行為です。
 みなさん、ぜひこの記事を読んでください!

★お知らせ
 7月29・30日の夕方、瀬戸内海放送(スーパーJチャンネルの中)で「高知白バイ事件」の特集番組⑨⑩が放送されます。
 香川・岡山県以外の方は当日の21:00以降、KSBのHPから見られます。

http://www.ksb.co.jp/index_pc.asp 「シリーズ「高知白バイ衝突死」はコチラをクリック

  1. 2008/07/28(月) 19:41:21|
  2. 柳原三佳の執筆記事
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「捜査書類を捜査段階で開示を!」被害者団体が法務大臣に要望

 今日は、来週発売の『週刊朝日』の校了日。
 今も編集部とゲラのやり取りをしながら、仕上げ作業に取り掛かっています。
 今度の記事では、自動車保険の払い渋り問題を取り上げました。

 さて、一昨日の「スーパーモーニング」、見てくださったでしょうか?
 あの放送が終わった後、調書の早期開示を求めて懸命に活動をされている交通事故の被害者団体の皆さんが、鳩山法務大臣に要望書を直接手渡し、その後、法務省の担当者と話し合いをもたれました。
 新聞記事をアップします。
 これが早く実現すれば、ずさん捜査や保険の払い渋りに苦しむ被害者は、必ず減らすことができると思います。

++++++++++++++++++++++++++++++++++
北海道新聞 7月24日

交通事故の調書、捜査中も開示を
  法相に要望書

 「北海道交通事故被害者の会」(札幌、前田敏章代表)など道内外四団体が二
三日、法務省を訪れ、捜査段階で事故調書などを被害者や遺族に開示するよう求
める要望書を鳩山邦夫法相に手渡した。
 鳩山法相が五月の衆院法務委員会で開示に前向きな発言をしたのを受け、各団
体が申し入れた。前田代表ら道内関係者三人を含む九人が大臣室で法相と約三十
分間面談。要望書を受け取った鳩山法相は「開示に近づけるよう努力したい」と
述べた。
 面談後、空知管内南幌町の農業白倉博幸さん(37)、裕美子さん(38)夫
妻は十四歳の長女を亡くした五年前の事故を振り返り、「最初は倒れていた場所
さえ捜査上の秘密として教えてもらえなかった。加害者の証言だけで事件が組み
立てられるのはおかしい」と話した。

++++++++
毎日新聞 7月24日

<交通事故>捜査書類を捜査段階で開示を
 遺族らの4団体

 交通事故遺族らでつくる4団体の代表が23日、鳩山邦夫法相と面談し、実況
見分調書などの捜査書類を捜査段階で開示するよう要望した。交通事故の捜査書
類は、容疑者が起訴された場合は初公判後に、不起訴の場合は不起訴決定後に一
部が開示される。このため、不起訴後に実況見分調書の開示を受けた遺族らが
「加害者の一方的な言い分だけで不起訴にされた」と訴えるケースが多い。

 この日は、「交通事故被害者遺族の声を届ける会」(川崎市)や「TAV交通
死被害者の会」(大阪市)などが「遺族が捜査を検証できるようにするため、早
期に実況見分調書を開示してほしい」と訴えた。鳩山法相は「できる限り事実関
係をお知らせして、被害者遺族のご意見を少しでも反映するようにしたい。被害
者が亡くなって『死人に口なし』とされ、加害者が適当な言い逃れをするような
ことがあってはならない」と述べた。



++++++++++++++
7月23日13時0分配信 カナロコ

早期記録開示を要望
法相に横浜の交通事故遺族ら

交通事故の被害者や遺族らでつくる全国四団体の代表らが二十三日、鳩山邦夫法
相に面会し、捜査段階で実況見分調書などが被害者側に開示されるよう要望した。
 四団体は北海道交通事故被害者の会(事務局札幌市)、交通事故調書の開示を
求める会(同横浜市)、交通事故被害者遺族の声を届ける会(同川崎市)、TA
V交通死被害者の会(同大阪市)。「加害者の供述に沿って捜査がなされること
がほとんどだが、早期の記録開示で被害者側が捜査を監視できるようになる」な
どと訴えた。
 鳩山法相は「犯罪である以上、できる限り事実を知らせたい。加害者が適当な
言い訳をして罪を免れることがあってはいけない」と答えた。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

※上記の「カナロコ」というのは、神奈川新聞社が運営する会員制コミュニティ
サイトです→http://www.kanaloco.jp/top/index.html
(神奈川の「カナ」とハワイで「地元の人」を意味する「ロコ」をあわせた造語)
  1. 2008/07/25(金) 17:33:51|
  2. ミカの日記
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明日、7月23日(水)「スーパーモーニング」みてくださいね

 ほんとに暑いですね……。
 子供の頃は、「わ~、30度をこえた~!!」とか言って大騒ぎしていた記憶がありますが、今では30度を超えたって、誰も驚きません。

 さて、明日は朝から「スーパーモーニング」(テレビ朝日)に出演します。
 いつもの「交通事故被害者シリーズ』、放送は9時頃からの予定です。
 今回は、先週の『週刊現代』(講談社)でも取り上げた、北海道の白倉事件を取材しました。
 信じられないようなずさんな初動捜査。
 実況見分調書の早期開示を、あらためて訴えたいと思います。
 昨日のブログでもご紹介した、5月30日の国会答弁も紹介されると思います。みなさま、ぜひご覧くださいね!
  1. 2008/07/22(火) 19:22:26|
  2. ミカの日記
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実況見分調書の早期開示に向けて(5.30 国会会議録)

 5月28日の「スーパーモーニング」で放送した『下川事件』(熊本)が、放送の2日後、国会で取り上げられたことは、すでに『ミスターバイク』8月号でも記事にしたとおりです。
 今週は交通事故の被害者団体が、法務大臣に直接要望を行うことになりました。
 『週刊現代』(7.28号)の連載第6回で取り上げた「白倉事件」(北海道)のご遺族も、当日は要望に参加される予定とのことです。
『週刊現代』白倉事件記事
 白倉さんの事件は、今のところ、7月23日(水)朝の「スーパーモーニング」(テレビ朝日)でも放送予定ですので、ぜひご覧ください(突発的な事件が入った場合は延期になることもあります)。
 当日は私も出演予定です。
 
 以下は、『ミスターバイク』の記事でも紹介した、5月30日の国会会議録です。

●国会(法務委員会)2008.5.30より抜粋

 質問者・細川律夫衆議院議員
 答弁者・鳩山法務大臣、大野刑事局長(法務省)

○細川委員 それでは、次に参りますが、犯罪被害者などへの支援あるいは情報提供などについてお聞きをしたいと思います。

 犯罪被害者の皆さんの傍聴への要望をいろいろ聞く中で、それ以外にも、さらにもっともっと充実をさせなければならないようなことを感じたことがいろいろございました。その一つが、やはり情報の提供でございます。記録の閲覧、謄写とか、そういう以外にもいろいろな要望がございます。

 そこで、まずお聞きをいたしますが、検察庁は、被害者あるいは遺族の人たちに対して、支援制度あるいは通知制度などで対応しているというふうに聞いておりますが、どんなことを検察庁としては行っているのか、被害者ホットラインの利用状況、こういうのも含めてお答えいただきたいと思います。

○大野政府参考人 お答えいたします。

 検察庁におきましては、現在、被害者支援のため、さまざまな取り組みを行っております。

 具体的には、まず各地方検察庁に被害者支援員を配置いたしまして、被害者の方々からのさまざまな相談をお聞きしているほか、捜査、公判に関するさまざまな情報の提供や、被害者支援機関、団体との連絡調整などを行っております。

 また、各地方検察庁に被害者ホットラインを設けまして、被害者の方々に来庁していただかなくても、気軽に、電話やファクシミリによりまして、被害相談や事件に関する問い合わせに応じることが可能になっております。その利用状況でありますが、平成十九年、この関係の件数は一万二千件余りあるというように承知しております。

 さらに、各地方検察庁では、従来から被害者等通知制度に基づきまして、被害者の方々やその御家族などで通知を希望される方に対しましては、事件の処理結果、つまり起訴、不起訴、それから公判期日、刑事裁判の結果、さらに懲役刑や禁固刑などを受けた者が釈放された場合にはその日にち、加害者が収容されている刑務所名や刑務所での処遇状況などを通知しております。

 そのほか、各地方検察庁では、担当の検察官が、捜査への影響等を勘案しながらでありますけれども、刑事手続の各段階におきまして、被害者の方々に情報提供をしております。捜査段階におきまして事情聴取をした場合、可能な範囲で捜査状況等の情報を提供いたします。

 また、不起訴処分をした場合におきましても、御希望に応じまして、捜査への影響等を考慮しつつ、事前あるいは事後に、その処分の内容や理由についても説明するようにしております。

 公判段階におきましても、例えば冒頭陳述の内容を記載した書面をお渡しする、あるいは公判の進捗状況を説明するというようなことをしているわけであります。

 検察庁としては、引き続きこうした取り組みを積極的に進めまして、被害者の方々の心情等に一層配慮するよう努めていくというように承知しております。

○細川委員 被害者、遺族は、早く本当の事実を知りたい、これは少年事件だけではないと思いますから、ぜひしっかりやっていただきたいというふうに思います。

 そこで、被害者の立場から、交通事故におきます調書の開示ということについてお伺いをしていきたいと思います。

 この少年法の改正案で、傍聴の対象となりますのは、多分、件数としては業務上過失致死傷罪等が圧倒的に多いだろう。現在、多くは、刑法の二百十一条第二項の自動車運転過失致死傷罪ということになるだろうと思います。いわゆる交通事故による死亡または生命重大危険の事案、これが多かろうというふうに思います。

 そこで、私は、交通事故においては、せめて実況見分調書くらいは捜査をやっている捜査中でも遺族や被害者に開示すべきだ、こういうふうにこれまでも主張してきましたけれども、どうも刑事訴訟法四十七条が壁になりまして、今までは法務省からなかなかいい答えがもらえていなかったわけでございます。

 私は、超党派の交通事故問題を考える国会議員の会というのがありまして、そこの事務局長もやったりしておりまして、そういう交通事故の被害者からいろいろな要望も聞きます。

 調書は、判決確定後は開示されますけれども、起訴されるまでは非開示でございますし、不起訴の場合には、特に供述調書なんかはなかなか開示されない、こういうことであります。特に、警察や検察の捜査に不満がある場合ですと、不起訴になって初めて実況見分調書などの内容がわかって驚いたといった例が相次いでおるわけであります。

 交通事故の場合は、どちらが被害者かわからないような場合が専ら多いわけでありまして、特に一方が死亡したような場合には、生存者の方が供述すること、それがそのまま採用されるということもいまだにあるようでございまして、私は、この点が非常に気になっているところでございます。

 そこで、少年法はちょっと離れるんですけれども、一昨日もテレビのニュース番組で報道されておりました。

 ちょっと御紹介しますと、事故はかなり前でありますけれども、平成十年の十一月に熊本県で起こっております。亡くなったのは、東京から単身でバイクの旅行をしていた男性でございまして、警察の調べでは、停車中の乗用車にバイクが追突をしたということでございますけれども、遺族がその実況見分調書を見たのは、乗用車の運転手の不起訴が決まった後だということです。そこで、その後、遺族は自分で調査を始めまして、警察の調べとは逆に、走行中の乗用車がバイクの前方に切り込んできた、だから乗用車にバイクが衝突した、そういう鑑定結果も出たりいたしました。しかし、そういう鑑定結果が出ても、遺族の主張は退けられるというような結果、結局乗用車の運転手は責任はないということになっております。

 しかし、この事件は現在も係争中でありますから、私はこの事実関係に入って余りどうこう言いたくはないんですけれども、一方は東京からバイクでずっと運転をしていった青年、一方、相手方は地元の女性、そして、その女性は警察官と結婚をしているとか、そういうようないろいろな背景もありまして、この警察の調べには疑問がある、そういうこともあるようでございます。

 そこで、長々と言いましたけれども、私が言いたいのは、被害者等が捜査に関する情報を得ようとしても捜査段階ではなかなか出してもらえない、こういう実情でありますから、仮に警察の捜査に問題があった場合、全くチェックが働かないということもこれまた私は問題だと思いまして、四月十一日の当委員会での私の質問でも、大臣は「検察がしっかりしておれば適正な捜査ができるのではないかというふうに私は思います。」というようなお答えもいただいておりまして、私がいろいろ交通事故の遺族の皆さんから要請を受けた件では、検察がしっかり機能を果たしているかといいますと、そうでもないというふうに思います。

 そこで、志布志や氷見の事件、あの冤罪事件を例に出すまでもないんですけれども、むしろほとんど検察は警察の捜査を追認しているというふうにしか思えない。警察の捜査に問題があった場合ではなくて、捜査が適正に行われる場合も含めて、被害者や遺族はできるだけ真実を知りたい、こういう気持ちであろうと思いますから、それを生かそうとするのが犯罪被害者等基本法の趣旨だというふうに私は思っております。

 そこで、少年法のこの改正案、傍聴が認められる事件というのは、そういう交通事故、業過の事件が大半を占めるだろう、こういうふうに思われますので、捜査段階であっても、せめてその交通事故の実況見分調書くらいは被害者に開示すべきだというふうに私は考えます。一般に公開をしろというのではなくて、被害者の気持ちにこたえる意味で、捜査に支障を来さない範囲で開示すべきではないか、これについて法務当局のお考えを聞かせてください。

○大野政府参考人 ただいま委員が御指摘になりました刑事訴訟法四十七条というのがありまして、「訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。」ということで、原則として捜査段階の書類は捜査段階においては公にしないということになるわけでありますが、これはもちろんプライバシー保護あるいは円滑な捜査遂行の必要性を踏まえた規定でございます。

 ただ、この四十七条にはただし書きがくっついておりまして、「公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、この限りでない。」とされております。

 そうした観点で、犯罪被害者等基本計画の中でも、検察官が捜査への支障等を勘案しつつ、犯罪被害者等に対し、適時適切に捜査状況等の情報を提供するよう努めることという条項も入っているわけでございます。

 そこで、現在、検察当局は、捜査段階でありましても、犯罪被害者等の方々から要望がある場合には、可能な範囲で、捜査への支障等を勘案しながら捜査状況等について説明をしております。

 そして、今委員が特に御指摘になりました実況見分調書でありますけれども、実況見分調書につきましては、いわば客観性の高い証拠ということになるわけでありますが、被害者に対する説明の際に、必要に応じて実況見分調書をお示しする場合もあるというように承知しております。

○細川委員 被害者に説明する場合に、実況見分調書も示す場合もあるということでありますけれども、しかし現実は、私が聞いた限りでは、まず見せてもらえないというふうに聞いております。

 刑事訴訟法四十七条の後半では、「但し、公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、この限りでない。」こういう規定がちゃんとありますので、実況見分調書というのは本当に客観的な証拠でありますから、特に、それを被害者が見ても捜査の妨害になるとかそういうようなことは一切ない、被害者が真実を知りたい、こういうときには、やはり実況見分調書を見せるということが大事ではないかというふうに私は思いますけれども、ちょっと大臣のお考えを聞かせてください。
○鳩山国務大臣 この少年法の改正案が、少年により重大な事件が起きて、最愛の御家族を失うというようなケースを想定して、そうした遺族の方々の、知りたい、どういう少年なんだろうか、少年審判でどんなやりとりをしているんだろうか、あるいは身上、経歴等もどんなふうであろうか、そういう切実な思いにこたえるような立法をしよう、それが犯罪被害者等基本法や基本計画に沿ったものである、そう考えているわけでございます。

 そのことを踏まえて、今の細川先生のお話を承りますと、先生御指摘の熊本県で発生した交通事故、今から十年前なんでしょうか、それは交通事故ですから、どっちに過失があったとかいろいろ難しい問題は出てくるわけでありましょうが、そのオートバイに乗った青年は亡くなってしまうわけですね。その遺族の皆様方の御心痛、察するに余りあるものがございまして、先生が切々とお話をされましたように、結局不起訴になっておって、後から実況見分調書を見る。これは、余りにも、余りにもという気がします、私の率直な思いは。

 したがって、少なくとも先生が御指摘のようなケースでは、刑事訴訟法四十七条というのは、その読み方は、ただし書きを極めて重く、あるいは幅広く読みほどくべきでありまして、実況見分調書を遺族の方に、それこそこのような例であるならば、お見せするのが原則であってしかるべき、こう思います。

○細川委員 ありがとうございました。
  1. 2008/07/21(月) 10:04:03|
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明日は「生命のメッセージ展in群馬」へ

 蒸し暑いですね……。
 今日はこれから夕食の支度にとりかかるのですが、ゴーヤのから揚げ、ズッキーニのバター炒めなど、冷蔵庫にある夏野菜をふんだんに使ってみようと思います。
 
 明日は、群馬県庁で開催されている「生命のメッセージ展」に、母と一緒に行く予定です。

 ありがたいことに、私の著作の販売コーナーを設けてくださるとか! お買い求めいただいた方には、気合を入れて毛筆のサインをいたしますので、お近くの方はぜひ会場にお運びくださいね!
 なお、本の売上げの一部は、メッセージ展のほうに寄付させていただきますので、みなさまぜひよろしくお願いいたします~。
 
  1. 2008/07/18(金) 18:59:33|
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悲しいお別れ

 昨日は、本当に悲しいお通夜でした。
 棺の中の彼女とお別れをしたとき、あまりにかわいそうで、かわいそうで、涙が込み上げてきました。
 どうして17歳の命がこんなかたちで無理やり終わらされなければならないのでしょう……。
 
 先ほど、あるご遺族から下記のようなメールをいただきました。
 この方も、トラックとの事故で、大切な息子さんを今年の2月に亡くされたばかりです。
 ご紹介させていただきます。

*あすから群馬県庁で「生命のメッセージ展」が開催されます。

*****************************************

 こんにちは、何と言うことでしょう。昨日「週刊現代」を手に入れ、記事に心を痛めていたところ、柳原さんのブログにお嬢さんのお友達の不幸について書かれていたため、ご本人や周りにいらっしゃる方々の痛みが私の胸にも大きく広がりました。 
 共感することがその重みを軽くすることはできないとはいえ、祈らずにいられませんでした。
 お別れのときまでに、どうか今まで関わってこられた方々に亡くなられたお友達が少しでも多く何かを伝えられるように祈りました。

 水谷事件のこともブログで知ることができました。
 なぜ、ここまで技術的な部分で明らかにされようとしていることがないがしろにされるのでしょうか?  しかも犯罪になるような作業が堂々と繰り広げられる様子は、新たな犯罪を生む土台を作ることになるのに・・・
 神様でない人間が人を裁くと言うことについて、自分の技について謙虚さが不可欠なのに・・・・
このままの状態は、後世に悪い影響を与えてしまわないか不安です。 

 事故直後の肉親の思いは、直ぐに現場へ行きたくても、横たわるけが人を放ってはおけないのが実情だと思います。
 だからこそ、正確な捜査を切に警察に委ねているのに、そうもいかない場合いったいどうしたらいいのでしょうか?
 第三者では信用できないとしたら、やはりドライブレコーダーなのでしょうか。歩行時はGPSでしょうか?
 本当に、自分で守らなくてはならない状況になっているのですね。

 お嬢さんのお友達のご冥福をお祈りいたします。
  1. 2008/07/16(水) 19:26:32|
  2. ミカの日記
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今週の『週刊現代』(2008.7.28号)に『白倉事件」(北海道)掲載

  今週の『週刊現代』(講談社)に、短期集中連載「葬られた”変死体”事件簿」の6回目(最終回)の記事が掲載されています。
 今回は、北海道で起こった交通死亡事故「白倉事件」です。

短期集中連載「葬られた”変死体”事件簿」最終回

北海道 14歳少女「事故死」事件

交通死亡事故でもずさんな捜査が。
遺族による執念の調査の末……

「頭部骨折」「抜け落ちた歯」-----
遺体が証明した「死の真相」


年間取り扱い変死体数15万体――。
警察庁が発表しているこの数字の中に“交通事故死者”は含まれていない。昨年、交通事故で死亡した人は6639人(事故発生から30日以内に死亡したケース)にのぼっているが、交通関係の死体は、二重轢過や特殊なひき逃げ以外、ほとんど司法解剖にはまわされないという。
 そんな現状を裏付けるかのように、私のもとには交通事故で家族を失った遺族から、「死因の判断に納得がいかない」という訴えが多数寄せられている。
(続きはぜひ読んでみてください)

 奇しくも、この事故の記事を紹介をしている今日は、また辛い日になりそうです。
 娘の同級生(小・中学校が同じお友達)が、大型トラックに轢かれて、亡くなったのです。
 まだ17歳、高校3年生です。
 彼女も我が家と同じミニチュアダックスを飼っていて、ワンちゃんを連れて我が家の庭に遊びに来てくれたこともありました。
 毎日毎日、大切に育ててきた我が子を突然奪われるという苦しみ。
 ご家族の今のお気持ちを思うと、かける言葉など見つかりません。
 今夜がお通夜です……。
  1. 2008/07/15(火) 08:03:15|
  2. 柳原三佳の執筆記事
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水谷事件名古屋高裁判決

水谷事件の名古屋高裁判決が出ました。
一審判決と変わらず、過失割合は100:0です。
とても納得できるような判決ではありません。
名古屋高裁の裁判官はちゃんと準備正面を読んでくれたのでしょうか?
はなはだ疑問に思っている人は私だけはないでしょう。
法治国家の日本でこんなことが許されていいのでしょうか!

皆様の意見もお聞かせください。

三井住友海上 自動車保険 ずさんな警察捜査と被害者を訴える払いしぶりの損保
  1. 2008/07/14(月) 16:39:43|
  2. ミカの日記
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明日「水谷事件」(岐阜)、高裁判決!

 今日は朝からエンジン草刈機で庭の芝刈りをして、す~っきり。
 このシーズンは、1週間で芝生が延び、すぐに暑苦しくなるのですが、短く刈った後はなんともさっぱりして気持ちがいいものです。
 午後からは校正&入稿作業。ふと気づくと、もう7時を過ぎていました。

 さて、明日は、名古屋高裁で「水谷事件」の判決があります。
 この事件については、「フライデー」や「スーパーモーニング」で何度も取り上げ、先月出した新刊『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)の中にも、収録しています。
 警察の初動捜査のずさんさが発端となり、亡くなった水谷さんに100%の過失が問われているこの事件。私が今許せないのは、三井住友海上が出してきた、コンピュータシミュレーションによる「鑑定書」の中味です。
 この捏造疑惑については、『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)のP115~をぜひ読んでみてください。このところ、食肉偽装が相次いで問題になっていますが、勝手にWALL(壁)を作ってそれを隠した、大企業によるこの鑑定は問題にならないのでしょうか??
 
 水谷事件の概要については、私のHPの中にTVの画像をアップしていますので、ご覧ください。
「水谷事件」動画
 明日の判決、どのような結果となるのか……。
 裁判官がちゃんと証拠を見て、正しい判断をしてくれることを、祈るのみです。
  1. 2008/07/10(木) 19:40:39|
  2. ミカの日記
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天満敦子さんのコンサートへ

今日は『週刊現代』連載の6回目(最終回)の原稿を仕上げました。明日、校了し、あとは14日の発売を待つばかりです。
 最終回の記事では、「交通死亡事故」のずさんな死因究明捜査について取り上げました。
 このブログをご覧いただいている方の中には、交通事故の当事者が多いことと思います。ぜひ読んでみてください。

 さて、ハードな日々の中、昨夜は娘と一緒に、天満敦子さんとスイスのルツェルン交響楽団の演奏会に行ってきました。
 天満さんのバイオリンを初めて生で聞きましたが、素晴らしい音色に鳥肌が立つほどでした。
 音楽のことはよくわからない私ですが、とにかく感動!! 帰りには「望郷のバラード」の入ったCDを買いました。
 たまにはクラッシックコンサートもいいものですね~。
 これから眠りにつくまでのひととき、ちょっと一杯やりながら、天満さんのCDを楽しみたいと思います。
  1. 2008/07/10(木) 00:02:03|
  2. ミカの日記
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本日発売「ミスターバイク」8月号 調書の早期開示がいよいよ実現!?

 本日発売の『ミスターバイク』8月号(モーターマガジン社)に柳原三佳の執筆記事が掲載されています。
 今回は、実況見分調書の早期開示について、画期的な国会答弁(5月30日 法務委員会)を取り上げました。
 ずっと前から訴え続けてきた『交通事故の実況見分調書早期開示の必要性』ですが、刑事訴訟法47条の解釈次第で、刑事裁判前の閲覧・謄写が可能になるかもしれません!
 これから開示請求される方は、ぜひこの答弁をご活用になってみてください。

■新『一瞬の真実』

取材・文/柳原三佳

「下川事件」(熊本)

(タイトル)
本誌追求 『下川事件』が国会で取り上げられた!
調書早期開示に一歩前進か

「交通事故の実況見分調書はなぜ開示できないのか?」
細川議員の質問に、鳩山大臣と法務省刑事局長が、画期的答弁


(リード)
10年前、日本一週ツーリング中に乗用車との衝突事故で亡くなった下川浩央さん(当時26)。彼の両親は今、「警察によって実況見分調書等が捏造、改ざんされた」として、この事故の捜査にあたった熊本県警(熊本県)を相手に民事裁判を起こしている。なぜ交通事故の遺族が、このような闘いを強いられるのか? もっと早く『実況見分調書』を見ることができれば……。そうした声が高まる中、5月30日、国会の法務委員会で『下川事件』が取り上げられた。そして実況見分調書の早期開示について、かなり前向きな答弁が引き出された。6月号に引き続き国会ライブをお届けしよう。
  1. 2008/07/07(月) 17:39:27|
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今度は『取り過ぎ」??

 またまた損保業界の不祥事が報じられていますね。
 今度は保険料の「取り過ぎ」。
 もう、どうなっているんでしょうか??
 「自動車保険の落とし穴」(朝日新書)に、以下の数字を加筆したいくらいです!

●<損保取り過ぎ>20社で153万件370億円
7月4日19時47分配信 毎日新聞

 損害保険会社が火災保険や自動車保険などの保険料を取り過ぎていた問題で、東京海上日動火災保険など損保各社は4日、調査結果を発表した。主要20社の取り過ぎは計約153万件で、総額370億円に達した。東京海上は同日、責任を取って隅修三社長が報酬30%を3カ月返納するなどの処分を発表した。ほかの大手も処分を検討している。

 取り過ぎ額は東京海上や損害保険ジャパン、三井住友海上火災など大手6社だけで約310億円(約135万件)に上った。大手6社の保険別の内訳は火災保険(セット販売が多い地震保険を含む)=約246億円(約62万件)▽自動車保険=約44億円(約69万件)▽傷害保険など=約19億円(約3万件)。

 一方、AIU保険など外資系損保は火災保険料の取り過ぎしか発表しておらず、総額は今後増えるとみられる。

 取り過ぎ問題は06年、耐火性の高いツーバイフォー(2×4)住宅に火災保険料の割引を適用していなかったことで発覚。損保各社は、金融庁の要請を受けて調査を進めていた。取り過ぎた保険料は順次、契約者に返還している。

 各社は「適正な保険料の算出は、保険会社の最も基本的な機能であるにもかかわらず、多くのお客様にご迷惑をおかけして深くおわびする」(東京海上)などと陳謝するコメントを発表した。【辻本貴洋】

◇主な損害保険会社の取り過ぎ額

東京海上日動  124億4600万円

三井住友海上  59億7600万円

損保ジャパン  47億6100万円

あいおい損保  35億7000万円

日本興亜損保  30億0000万円

富士火災    21億3400万円

共栄火災    14億3900万円

ニッセイ同和  12億8900万円

日新火災     8億0100万円

スミセイ損保   5億2900万円

AIU※     4億2800万円

朝日火災     2億1200万円

セコム損保    2億1100万円

エース損保※   1億1600万円

明治安田損保    8100万円

セゾン自動車    5600万円

大同火災      1700万円

日立キャピタル   1500万円

ジェイアイ傷害    700万円

ソニー損保      400万円

※は火災保険のみ公表、100万円未満切り捨て

  1. 2008/07/04(金) 21:31:38|
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夏日

 今日は、もうれつに蒸し暑いですね~。
 クーラーなしでは仕事ができない状況です。
 我が家の愛犬・ジェーンちゃん(ミニチュアダックス)も、フローリングの上にぺた~んと横たわり、上を向いて足を広げて、『暑いよ~』と言いながら(たぶん)、昼寝しています。

 今週は、叔母が亡くなり、横浜で通夜、葬儀が営まれました。
 今から40年あまり前のこと、叔母が38歳のとき、夫(私の叔父)がくも膜下出血で倒れ、要介護状態となりました。当時、二人の子供(私のいとこ)は、まだ中学生と高校生でした。
 一家の主がある日突然、倒れてしまう……。
 それまで順風満帆だった家庭生活が、その日を境に一変してしまう……。
 それがどれほど過酷なことであるか、我が身に置き換えるととても想像がつきませんが、人生には本当にいろいろな苦難があるものだと、いろいろなことを考えた数日間でした。
 でも、やさしい孫たちに最後のお化粧をしてもらって見送られた叔母は、とってもきれいで、幸せそうでした。
 
 さて、『週刊現代』の連載、毎週読んでくださっている皆様、ありがとうございます!
 ご感想などいただき、感謝しております。
 来週は1回お休みで、再来週(7月14日)に第6回目の記事(最終回)が出る予定です。
 ご了承くださいませ。
  
 
  1. 2008/07/04(金) 17:11:02|
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プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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