柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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「ガレージビルダー」(八重洲出版)、絶賛発売中!?

 今日は、ちょっと宣伝でございます。

 うちの主人が編集長をしている「オールドタイマー」という旧車雑誌の臨時増刊、「ガレージビルダー」(DVD付録付き)が、ついに発売されました!
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/07220050

07220050_20090327190102.jpg
 実は、上の表紙で生コンをこねているのは、我が家のひとり娘です。
 そして、その後ろ、青いつなぎを着て、首に手ぬぐいまいているおっちゃん……、いえいえダンディな男性(?)が、主人です。
 コレ、本当に現場で作業中に撮影されたものなんですよ~。
 娘は子供のころの泥遊びを思い出したのか、撮影を忘れてすっかり楽しんでいたようです。
 
 というわけで、みなさま、どうぞ父娘の仲良し作業、見てやってくださ~い。
 手作りが好きな方には夢いっぱいの本ですよ!!
 定価は1500円。DVDも楽しんでくださいね~
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  1. 2009/03/27(金) 18:56:55|
  2. ミカの日記

「下川事件」判決

 今日は東京高裁へ「下川事件」判決の傍聴に行ってきました。
 民主党の細律夫川議員が、昨年、実況見分調書の早期開示の必要性を訴え、国会質問で取り上げてくださった、あの事件です。
(私のHPで「スーパーモーニング」の動画も紹介しています)

 10年以上前に熊本で起こったツーリング中のバイク青年の死亡事故。
 加害者の女性が地元の警察官の婚約者ということが影響を与えたのかどうか、この事件は、非常にずさんな初動捜査で偏った処理をされてしまいました。

 今回の裁判で、下川さんの遺族は熊本県警を訴えていたのですが、結果的に、棄却されました。
 熊本県警の初動捜査は、決して十分なものだとは言えないけれど、誰かをかばおうとか、そうした不法行為はなかったと裁判所は判断したのです。

 その「事件」が起こったのは、判決のあっけない言い渡しの直後でした。
 原告席にいた遺族(お父さん)が、突然立ち上がり、「恥を知れ!」と大声をあげながら、なんと、胸ポケットから取り出した数珠を、裁判官に向かって投げつけたのです。
 数珠は中央に座っていた裁判長の額に、かすめるように当たりました。
 続いてお父さんは、自分の靴を脱いだかと思うと、再度裁判官に投げつけました。
 これは少しのところで外れたのですが、その瞬間、法廷は騒然となりました。
 普段はあんなに紳士的な下川さんが……。
 私にはにわかに信じられませんでした。

 もちろん、こうした行為は、法廷の中で許されることではありません。
 しかし、下川さん(お父さん)は、その場で取り押さえられることも、逮捕されることもありませんでした。
 なぜなのでしょう……。

 数珠を投げつけられた裁判官の髪は乱れ、私が見た限りでは、顔はひきつっていました。
 はたして、裁判官の中に、この事件の証拠をしっかり検証したという自信はあったのでしょうか。
 
 下川さんが、これまでどれほど緻密な立証をされてきたか、私はずっと取材をさせていただき、その御苦労をよく知っていました。
 それを裁判官は、ほとんど検証もせずに無視した、それも事実です。

 うまい言葉が見当たりませんが、これが警察を相手にした裁判の現実なのですね。

 今日は、これまでの交通事故取材の「総集編」を目の当たりにした、そんな感じです。
  1. 2009/03/26(木) 21:58:30|
  2. ミカの日記

3月26日(木)午後1時、東京高裁511号法廷で「下川事件」判決です

 我が家の近所では、いっせいに土筆が出始めました。
 昨日は愛犬・ジェーンちゃんとお散歩しながら、土筆とりをし、さっそく袴を取って天ぷらにしました。
 毎年、この時期にしか味わえない春の味。今日はおひたし用に、また土筆を取りに行こうと思います!!

 さて、「下川事件」の高裁判決が2日後に迫ってきました。
 警察のずさんな捜査が原因で、過失割合が100対0(亡くなったライダーの追突)とされてしまったこの事件。ご遺族が必死の調査を重ね、事実を積み上げてきましたが、裁判ではことごとく却下され続けてきました。
●下川事件の詳細はこちら

 同じ思いをされている全国各地のご遺族からの注目も高く、たくさんの方から応援のメッセージをいただいています。

 ●「下川事件判決」
 3月26日(木)、午後1時 東京高裁 511号法廷
 お時間のある方は、ぜひ傍聴にいらっしゃいませんか?
 判決後、日比谷公園で一緒に語りあえればと思っています。
  1. 2009/03/24(火) 11:31:12|
  2. ミカの日記

「異状死死因究明制度の確立を目指す議員連盟」第3回勉強会

 先週末、3月19日(木)は、自民党・公明党の議員で結成された、「異状死死因究明制度の確立を目指す議員連盟」第3回勉強会で、千葉大学大学院法医学教室の岩瀬博太郎教授とともに、講演してきました。
 衆議院第二議員会館の会議室には、議連に属する議員さんたちのほか、内閣官房参事官、警察庁刑事局捜査一課課長、法務省刑事局刑事課局付、厚生労働省医政局医事課課長、文部科学省高等教育局医学教育課課長といった行政関係者、新聞社、テレビ局などマスコミ関係者が集まり、私たちの話に、真剣に耳を傾けてくださいました。
20090319死因究明議連
(一番奥にいるのが、岩瀬教授と私です)

 まず、冨岡勉議員による開会の挨拶、そのあと、保岡興治議員による挨拶と続き、まずは岩瀬教授が、「死因究明の原則」と題した講演をされました。岩瀬教授は、現役の司法解剖医として、解剖の必要性を説明しつつ、現場の窮状(人と予算の不足、システムの未熟さ)などを、具体的に訴えられました。
 続いて、私・柳原三佳は「誤認検視が生む二次被害の現実」という演題で、これまで取材させていただいたケースとご遺族の声を紹介。また、海外の死因究明制度について報告しました。
柳原スピーチ1縮小

 限られた時間ではありましたが、講演終了後には行政サイドの意見を聴くこともでき、国会議員の方々も、「実例を聞き、改めて大きな問題であることを痛感した。速やかに制度改革に向けて取り組んでいきたい」といったコメントをくださいました。
●橋本岳議員のブログにも紹介されています

 すでにお伝えした通り、2月27日には、民主党の法務部会で、元新潟大学の出羽厚二先生(時太山を解剖された先生)と一緒に講演させていただきました。
P1050548.jpg
(民主党の法務部会で/出羽先生と私)

 ここへきて与野党がともに死因究明問題への取り組みに力を注いでいることに、とても希望がわいてきます。
 これ以上、苦しむ遺族が生まれないために、そして犯罪の見逃しが起こらないためにも、是非党を超えて力を合わせて頑張っていただきたいと思っています。  
 

  1. 2009/03/23(月) 18:03:42|
  2. ミカの日記

今日は自民&公明の死因究明制度の議連で講演です

 今日はこれから国会へ出かけ、自民党・公明党の衆参国会議員により結成された「異状死因究明制度の確立を目指す議員連盟」で講演をしてきます。

 死因究明法案については、2007年9月に出版した『焼かれる前に語れ』にも書いたように、すでに民主党が法案を国会に提出しています。しかし、この問題は大変重要な内容なので、与野党の別なく取り組んでいこうという姿勢です。
 私は死因究明に関する専門家ではありませんが、これまで取材させていただいたご遺族の体験をもとに、初動捜査の在り方や誤認検視がもたらす重大な被害について話してこようと思っています。
 
 行政はいつも「個別事案にはお答えできません」と答えますが、世の中で起こっている事象は、すべて「個別事案」です。
 私がこだわっているのはまさに「個別事案」への取材です。一つ一つの事案にじっくり目を向け、被害者や遺族の話を聞かなければ、よい制度なんて作れるはずがないと思うのです。
 
 ちなみに、本日、私の前にご講演されるのは、「焼かれる前に語れ」の共著者でいらっしゃる千葉大学の法医学教授・岩瀬博太郎先生です。

(あるブログで間違った情報が流れていると伝え聞きましたので、念のため書いておきますが、岩瀬教授と私のもとに自民党の議員から正式に講演の依頼があったのは、今年の2月4日です。実際には1年以上前から、計画されていたとのことです)

 というわけで、これから都内へ向けて出発で~す!
 日本の死因究明制度のひずみについて、しっかり訴えてきたいと思います。

 
  1. 2009/03/19(木) 13:03:17|
  2. ミカの日記

北原さんの介護日記、公開されています

 今日の千葉は、すっかり春の陽気です。
 芝生の庭はモグラに荒らされ、土の山がいっぱいできていますが、それでもヒヨドリなどかわいい野鳥たちが、たくさん集まって遊んでいってくれます!

 昨日は、医療メディエーターの講習を受けてきました。メディエーターとは、「医療対話促進者」のことで、患者側と医療側の橋渡しをする役割を担っています。
 現在の日本では、完全な第三者組織ではなく、院内スタッフが行っているそうですが、今回の講習では、紛争関係にある両者の対話と、関係の再構築がいかに大切かということがよくわかりました。
 私は医療過誤被害の経験者でもありますので、こうした立場の方々の存在はとても大切だと感じました。

●話題の連載「私の介護日記」が11回連続でお読みいただけます

 さて、今日はお知らせです。
 私は、「NPO法人交通事故遺障害者家族の会」の会員として、このNPOの会報「Koisyo-NEWS」の編集のお手伝いをしているのですが、この中で連載してきた、北原浩一代表による「私の介護日記」を第一回目からじっくり読んでみたいという多くの方からのご要望にお応えして、このたびひとつのファイルにまとめて再編集し、公開することになりました。

 事故の1ヵ月半後から綴られた日記は膨大な量で、本連載ではそのごく一部を抜粋してまとめたにすぎませんが、それでも、記録を残しておくことの大切さなど、たくさんのことを教えられます。
 事故からすでに21年が経過し、事故当時11歳だった北原洋さんは現在32歳。日記には、ご家族の歴史が刻まれています。
★ こちらからご覧ください。(PDFファイルで約5MB)
http://www.koisyo.com/kitahara.pdf

 なお、北原氏の息子さんが遭われた事故については、拙著)「交通事故被害者は二度泣かされる」(リベルタ出版)にも収録されています。
 こちらも合わせて、ぜひ読んでみてください。
  1. 2009/03/17(火) 14:07:06|
  2. ミカの日記

ミスターバイク4月号に獄中からの手紙掲載

 今週は花粉症で大変でした。  
 薬を忘れ、出席したシンポジウムでは鼻水がだらだら……。あ~、もうさいあく!!
 かといって、薬を飲むと、すご~く眠たくなって仕事の能率がダウンしてしまうし~~。
 花粉症仲間のみなさん、頑張ってこのつらい季節を乗り切りましょう。

 さて、大変告知が遅くなってしまいましたが、今月の[ミスターバイク」4月号に、柳原三佳の連載記事が掲載されています。
 昨年末、刑務所から届いた一通の手紙を紹介しています。
 この出来事は、決して他人事ではありません。
 ぜひ読んでみてください。

mrbike0904.jpg

■新『一瞬の真実』 
 
高知白バイ事件・最新速報

検察審査会が高知地検の判断に「待った!」

「獄中」からの手紙
~冤罪を訴えながら収監された元運転手の叫びを聞け~


(リード)
本誌既報の『高知白バイ事件』。「白バイとの衝突時、バスは停止していた」と主張し、無罪を訴え続けてきた運転手の片岡さんだったが、結果的に最高裁は上告を棄却し、実刑判決が確定。昨年10月、刑務所に収監された。あれから4カ月、今号は事件の最新情報と、獄中から柳原三佳のもとに届いた手紙を紹介したいと思う。

  1. 2009/03/15(日) 15:17:23|
  2. 柳原三佳の執筆記事

「文化連情報」連載3回目

「文化連情報」(日本文化厚生農業共同組合連合会)で、今年1月から柳原三佳の短期連載「住民の手で地域医療を守ってみせる!」がスタートしています。

文化連情報3月号


 3月号の連載第3回目には、「レジデント研修で市民と研修医がコミュニケーション」という記事を執筆しました。
http://www.bunkaren.or.jp/description/magazine/bunkaren/no372.html

 明日は、都内で開かれる日本文化厚生連主催の医療シンポジウムに参加する予定です。
  1. 2009/03/09(月) 18:09:49|
  2. ミカの日記

検視に「携帯エコー」導入のニュース

 今朝、和歌山のご遺族・丸谷さんから下記のメールが届きました。
 被害者、遺族ご自身が辛い体験を語り、問題提起してくださったおかげで、世の中が少しずつよい方向に動いているような気がします。そう思いたいです!
 丸谷さん、ニュースをお送りくださり、ありがとうございました!

 ★丸谷さんの取材記事は下記のページをご覧ください。
「週刊現代」変死体事件簿連載

*****************************************

柳原様

柳原さんたちの お陰で死因究明が 一歩前進しました。
和歌山ラジオのニュースの内容です。
でも 私としたら 警察が一本化しても 効果があるかどうか不信感が無くなる事はないですが これは大きなことだと感謝しています。
これからも 宜しくお願いいたします。
 
 まるたに

2009年03月08日

携帯エコーで検視、和歌山県警などに先行配備


 犯罪の疑いがある遺体を調べる検視(けんし)の正確性を高めるため、早ければ今月から、携帯型のエコー=超音波検査装置が和歌山県警など5つの県警に配備され、活用されることになりました。
 これは、検視官不足で、犯罪を見落とす恐れがあるという指摘を背景に、警察庁が決めたものです。
 犯罪の疑いがある遺体が見つかった場合、検視官は現場で、遺体の全体を外部から観察したり、触ったりして調べますが、体内の異常を確認することは難しいといわれています。
 このため、医師により、死因究明のための解剖が行われますが、解剖されるのは1割以下にとどまっています。
 そこで、携帯型エコーを現場で補助的に使い、検視精度の向上を目指すことになったものです。
当面は医師の立ち会いや指導のもとで使用し、将来的には、検視官も画像を見極められるようにしたい考えです。
 携帯型エコーがまず配備されるのは、過去数年間に、検視官が現場に出向いた割合が高かった和歌山県警や徳島県警など全国5つの県警で、効果をみた上で、ほかの都道府県の警察にも配備するかどうかを検討します。
 警察庁によりますと、大分県警が2008年秋に、県の予算で携帯型エコーを1台を導入しましたが、国費での配備は、今回が初めてです。
 ところで、警察が扱う遺体は年々増加傾向にあり、2008年は全国で16万体を超えました。
警察庁は、検視官の増員などを2009年度予算に盛り込んでいるほか、2007年度から毎年、遺体をCT=コンピュータ断層診断で検査する費用を補助するなど、死因究明体制の強化に取り組んでいます。
  1. 2009/03/09(月) 14:11:36|
  2. ミカの日記

高知白バイ事件・片岡さんのお嬢さんからのメール

「刑事の正体」で高知白バイ事件を漫画化したことはすでにお伝えしましたが、それを読まれた片岡さんのご家族(長女・亜矢さん)から下記のメールが届きました。
 いよいよこの事件も、国賠訴訟の始まりです。
 引き続き見守っていきたいと思います。

●高知白バイ事件の最新情報は、下記ブログをお読みください
http://littlemonky737.blog90.fc2.com/


*****************************************

三佳さんこんばんわ。
毎日お忙しいことと思います。

「刑事の正体」読みました。お父さんとお母さんがかなり若かったんですが、初めて事故を知る人たちにも内容が分かりやすくて、また怒りがこみあげてきて腹も立ち、涙が出ました。
マンガにしていただきありがとうございました。

それと、今日お母さんの方からお電話差し上げたんですが、留守電とのことでメールにてご報告します。

新しい弁護士さんが2月に決まり、お父さんにも早速逢いに行って下さり、事故から今年で3年経ち時効なので、その前にということで納得のいかない操作をした県警を訴える、国家賠償請求を訴えに今日記者会見がありました。
弁護士さんも詳しく説明され記者の方から攻撃的な質問などなく、私たち家族や、会長さん、校長先生も伝えたいことは発言してきました。

またYou Tubeで見えるようにするそうなのでお時間よろしければ見ていただけたらと思います。

またこれからの動きがありましたら、報告させていただきます。

これからも、よろしくお願いします。

お父さんに1週間前逢いに行ってきたんですが、4キロも増えて健康体に戻り元気で頑張ってるとのことです。

亜矢

  1. 2009/03/06(金) 10:52:14|
  2. ミカの日記

白倉事件、判決速報

 昨日、白倉事件の判決がありました。
 北海道交通事故被害者の会代表の前田さんより、速報が届いておりますので、そのまま紹介させていただきます。

*****************************************

本日の白倉美紗さん交通死事件の民事裁判判決ですが、残念ながら期待の大部分
は裏切られました。
まずは第一報として連絡致します。

白倉さんからのお礼のメールは後段に載せました。
TVではSTVが道内ニュースで取り上げました。動画ニュースは↓
http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20090305185936/index.html(ニュースの内容は下記にも)

以下若干の報告です。

札幌地裁7階7号は傍聴席18席の狭い法廷でしたが私たちの仲間と報道関係など21名の方が傍聴。
固唾を呑んで見守る中下された橋本修裁判官の判決言い渡しは、しかし、遺族や支援者の期待を裏切るものでした。初動捜査の不備は認めながら、提出した諸証拠からみても到底納得しがたい理由で、衝突態様については原告主張を認めず、美紗さんに5%の過失を押しつけたのです。

白倉さんが青野、中村両弁護士とともに厖大な調査を行い、鑑定証拠を提出して明らかにしてきたのは、刑事裁判(2007年9月6日の札幌高裁判決)が認定した事
件態様(加害者の運転するトラックが時速82.7キロという大幅な制限速度違反で走行し、交差点内を横断途中の美紗さんを右からはねたというもので、美紗さんにも過失があったとして、加害者には禁錮3年執行猶予5年という不当なもの)と根本的に異なり、美紗さんは既に横断を完了しており、そこに反対車線から時速95キロの制御不能となった暴走トラックが突っ込み、美紗さんの左側面に激突したものであり、美紗さんに過失はないというものでした。

速度の認定が刑事裁判での82.7キロから90キロに変わり、過失5%についても相手側は30%を主張してということですから、原告の主張の全てが退けられた訳ではありませんが、疑問だらけの判決という印象です。
事件から6年を経ても、何が原因でどのようにして被害に遭ったのか、明らかにしてもらえない白倉さんの胸中を思うと、本当に辛くなります。

以下の白倉さんからのメールにもありますが、決して絶望することなく、次のたたかいに向かって進みたいと思います。

取り急ぎ

(以下は白倉さんからのお礼のメールです)
++++++++++++++
今日はありがとうございました。
悔しいですが、また頑張りますので協力お願いします!!

多くの支援を頂いた民事裁判ですが今日判決公判があり、被告過失95%・美紗過失5%という判決でした。
被告供述の信憑性はない、警察の実況見分調書も否定。
遺族の言い分が認められた判決文でありながら横断中の事故として、過失が取られる結果でした。

速度超過で走行してくる車を予測しなかった、自転車でありながら、「歩行者とおなじ速度で横断していた」として、衝突地点は、否定した警察調書の衝突地点とした理解しがたい判決です。

法定速度の倍近い速度で来ることまでの予測を強いることは、道交法の意味から考えても、納得できません。
また、頑張りますので応援よろしくお願いします。

20歳の美紗です。5年半ぶりに会いました。
皆さんにも会って頂き成人を祝って頂ければ・・・と思います。

http://www.ac.auone-net.jp/~spirits/newpage48.html

成人式を迎え、あさって7日は美紗の誕生日です!

3月5日 白倉 裕美子
++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【STVの放映内容】

交通事故で亡くなった娘に落ち度はあったのか、両親の訴えに裁判所が判決です。
6年前、南幌町で女子中学生がトラックにはねられ死亡した事故で、札幌地裁は運転手などにおよそ5800万円の損害賠償を命じました。果たして両親が納得する判決となったのでしょうか。

娘の遺影と遺骨を胸に抱き裁判所を訪れた白倉博幸さんと妻の裕美子さん。6年前、白倉さんの長女、美紗さんはトラックにはねられ亡くなりました。刑事裁判では、トラックのスピードを82.7キロ以上と認定しました。しかし暴走とは言えず、美紗さんにもわずかながら落ち度があったとして、運転手に執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
娘にどのような落ち度があったと言うのか…。白倉さんは判決に納得することが出来ず、民事裁判での真相究明に乗り出しました。
3年にわたる民事裁判では事故直後に警察官がトラックのブレーキ痕を見逃していたことや記憶があいまいな運転手に無理やり衝突地点を言わせて、調書を作成するなど、捜査の問題点が次々と明らかになりました。
(小林記者)「きょうの裁判では、被害者である美紗さんの落ち度について、裁判所がどのような判断を下すのかが注目されます」
きょうの判決で札幌地裁は、トラックの速度をおよそ90キロと認定、警察の初動捜査の不備も認めましたが、現場は見渡しの良い道路で接近するトラックに気付くことはでき、美紗さんにも、5パーセントの落ち度があったと指摘しました。
独自の調査によって民事裁判で新たな事実を明らかにした白倉さん。損害賠償も勝ち取りましたがもっとも望んでいた、「美紗さんに落ち度はない」という訴えは認められませんでした。
(白倉裕美子さん)「警察の捜査の不備を表に出せたこと、自分たちのやってきたものが一部であっても認められたことはしっかりと美紗に報告できる」
なぜ事故は起きたのか、その真相を知るために、白倉さん夫妻が費やした6年。あらゆる手を尽くして明らかにした数々の事実。遺族が事故の真相を知ることがいかに難しいか、白倉さんの裁判が示しています。

前田敏章   [白倉事件、判決速報]の続きを読む
  1. 2009/03/06(金) 10:42:23|
  2. ミカの日記

明日、白倉事件の判決です

「スーパーモーニング」等で取り上げてきた北海道の白倉事件ですが、明日、いよいよ民事裁判の判決です。
 今日、白倉さんのお母さんから電話があり、いろいろ話しました。
 3月7日は、亡くなった美紗さんの20歳のお誕生日。この日に、よい報告ができるよう、今はそれだけを祈っているとのことでした。
 以下は、白倉事件をずっと支援し続けてこられた、北海道交通事故被害者の会の、前田代表から届いたメールです。
 また結果は、お知らせしたいと思います。

●白倉事件のTV放映は「柳原三佳」のHPをご覧ください。
http://www.mika-y.com/info/sirakura.html

*****************************************

いよいよ明日は白倉美紗さん交通死事件民事の判決が言い渡される日です。
極めて重大な勝利判決を確信していますが、TV各局も事前取材に入っており、
明日は夕方の道内ニュースで各局が判決前後の模様を放映するそうです。

北海道交通事故被害者の会としても、刑事裁判で認定した事故態様が大きく覆る
という貴重な判決を確認できましたら、メディアに「声明」を発し、このような
理不尽な捜査や司法の扱いを根絶するべく、改善措置・・・「事故処理」ではな
く「事件捜査」を、そのために「当事者の求めに応じて調書の捜査段階早期の開
示を」強く求める予定です。

明日もよろしくお願いします。

★3月5日(木)13:10~ 札幌地裁7階7号

  1. 2009/03/04(水) 23:02:03|
  2. ミカの日記

おひなさま

 今日はお雛祭り。
 我が家は今年、砥部焼のお雛様と桃の花を飾っています。
 残念ながら、五段飾りは飾らなかったので、昨年の写真を取り出してみました。
(このときはスペースの都合上、三人官女を上の段に飾るという、とっても変なことをしてしまいましたが……)
 実は、このお雛様、私の母(74歳)が生まれたときに、今は亡き祖父母が買ってくれたもの。
 私が子供の時も、毎年このお雛様を飾り、そして、一番初めに女の子を産んだ私が、このお雛様を譲り受けることになりました。
 戦争を潜り抜け、指一本折れることなく大切に守られてきたこのお雛様も、あと25年もすれば100歳になるのですね~。
 明治時代のおじいちゃんとおばあちゃんの娘を思う気持ちを、この先もずっとずっと大切にしていきたいと思います。

 20060303090036.jpg

 さてさて、我が家の庭では、今朝もふきのとうが収穫できましたよ~。
 土の中からぽきっと掘り出すと、何とも言えない春の香りが……。
 今夜は、先日八戸で買い求めた大きなアナゴなどといっしょに、てんぷらにして楽しみたいと思っています。

20060227133237.jpg

(これは以前、娘が日本料理の先生と一緒に作った雛料理です)
  
  1. 2009/03/03(火) 10:22:49|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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