柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

残念な記事 「堺屋太一 憂いの熱弁」 飲酒運転の厳罰化が日本を滅ぼす

 昨日から、私のもとにはたくさんの方からメールや電話をいただいています。
 その理由は、今週の「週刊朝日」に掲載された、

自民・民主のマニフェストから見える日本の近未来
堺屋太一 憂いの熱弁
飲酒運転の厳罰化が日本を滅ぼす

 という記事にあります。
 簡単にまとめると、
「飲酒運転が厳罰化された結果、地方の飲食店が軒並みつぶれた」
「こんな悲惨な状況を作った大きな原因の一つが、飲酒運転の取り締まり強化、厳罰化だ」
 というのです。
 堺屋氏は、飲酒事故でどれだけの大切な生命と、そして将来を奪われた人々が存在するのかを知った上で、このような発言をされているのでしょうか……。
 なにより、この発言をもとに、
「日本を滅ぼす」
 という見出しを付けた編集部の判断には、今でも信じられない思いでいっぱいです。
 
 ある方からは、匿名でこんなメールが届きました。

*************************

柳原様

以前,週刊朝日であなたの連載記事を読み,大変共感を覚えました.
昔からの嫌な言葉ですが「死人に口無し」というものがあります.
交通事故の被害に遭って亡くなられた方の家族が,いかにも被害者に
落ち度があったかのような仕打ちを受け,二重の被害を受ける事が
あってはならないと思います.

あなたの記事は素晴らしく,読み返す事もあったのですが,
今週の週刊朝日に大変残念な記事が載りました.

堺屋太一 憂いの熱弁
飲酒運転の厳罰化が日本を滅ぼす

この記事を拝見し,週刊朝日の編集部はどういう意図をもって
掲載したのか,私にはわかりかねます.
私としては,交通事故の問題を真正面から取り上げた雑誌に
こういう記事が載る事で,今までの記事の価値が損なわれるのではと
気がかりです.

***********************

 この方が書いてくださっているように、「週刊朝日」は、これまで私が取材した交通事故被害者の苦しみを、何度も何度も、真摯な姿勢で取り上げてくださいました。
 私は「厳罰化」を先頭に立って推進してきた者ではありませんが、少しでも飲酒運転撲滅につながるような記事を一生懸命に書いてきたつもりです。、
 それだけに、今回、こうしたかたちで、飲酒厳罰化が経済評論家の視点でマイナス評価され、記事化されていることには、大きなショックを受けました。

 実際に飲酒運転の加害者に大切な息子さんの命を奪われた椋樹立芳さんからは、「怒り、怒り、事故後の最大の怒り」と題したメールが届きました。
 大変厳しい口調で書かれておりますが、椋樹さんのこれまでの血の滲むようなな悔しさとご努力を見てきた私には、この怒りが苦しいほどわかります。
 椋樹さんの了解を得ていますので、あえてここに転記します。

柳原様

 椋樹です。

 週刊朝日は全国の飲酒運転事故の被害者と、その他の事故の被害者や交通事故防止運動をしている人や、司法関係者の努力をあざ笑った卑怯なでたらめ原稿を、訂正もせず、おまけに大きな活字で「飲酒運転の厳罰化が日本の経済を滅ぼす」と言う題名で発行をした。

 私にしては、息子を飲酒運転の車に追突されて亡くしたが、来年で20年を経過するが、現在でも、その当時の精神状態のままである。この気持ちは終生軽減することは無いと 思っている。
 その間に色々な場で飲酒運転厳罰化運動をしてきたが、今回の週刊朝日の記事ほど卑劣な記事を読んだことはない、背筋が凍る思いである。こんな事は、20年来初めてである

 こんなデタラメな原稿を書いた記者は、一般常識のある記者か疑問である。また、編集長も、この記事が全国の被害者や関係者を敵にするということが判らなかったのか。
天下の大新聞の朝日新聞や週刊朝日の社長も、謝罪記事と謝罪声明を載せた内容のものを来週発行すべきである。

 ここで私、椋樹立芳の反論を書きます。
 
1 飲酒運転厳罰化が日本を滅ぼす。.

 週刊朝日が、この記事の題目にするのは、大間違いである。交通事故の一件あたりの経済損失を計算したことがあるのか、一度計算して見ろと言いたい。厳罰化を緩めたら、 経済損失が大幅に激増し、全国年間で、現在でも兆の単位の被害額が更に激増する。
 交通事故の数が増えるほど日本経済を駄目にいている元凶であると考えても良い。

2 官僚統制が、強くなっていると主張しているが。

 飲酒運転厳罰化等は、官僚統制でなく事故の遺族等の長年の要求であり、遺族等が先に言い出した事であると、私は思っている。他の事でも官僚やることは、事案が問題化されてからでないと動かない本能を持っていることを知らないのか。

3 日本は飲酒運転規制に関わる情報統制がある。
 
 と言っているが、外国と日本では条件が同じではない。飲酒運転がどんな大事故を生むか理解していない。それが証拠に福岡の事故の3年目の日に、事あろうに同じ福岡の警察官が酩酊運転をして逮捕されたが゛、酒飲みの人は、酒を飲み出すと、その善悪を忘れて大酒を飲む習性があることを忘れてはならない。もし、外国の基準とした場合に想定したらどれだけ飲酒事故が増加するか考えたことがあるのかと言いたい。

4 地方の飲食店が軒並み潰れています。

 飲食店が潰れるのは飲酒運転厳罰化が全てではない。不景気で国民全体の所得が大幅に減少したからで、外食する人が大幅に減少したからである。

5 人口20万以下の都市に行くと、夜7時を過ぎたら全く人が歩いていない。

 こんな事は、20年前30年前からの現象で、元々田舎では当たり前のことで、人出があるのはパチンコ屋さんだけで、今はそれもない。東京等の大都会と同列に考えるのは大間違。常識を疑う。大都会は、環境を破壊しているのを知らないのか。
 田舎の都市の近郊には大手のスーパーが何カ所か出来て地方都市の市街地からの人出を総ざらいしたのを知らないのか、こんな事を飲酒運転厳罰化に絡めて、こんな評論家に言って貰いたくない。

6 飲酒事故の取り締まり強化、厳罰化なのです。
 
 本当に「堺屋太一」は書きようの無い馬鹿者である。こんな奴に経済論を言う資格はない。また、これを書いた記者とその上司も、馬鹿者である。週刊朝日と朝日新聞は、全国の飲酒運転の被害者や、他の遺族や司法関係者に向けて、謝罪記事と謝罪広告を必ず出すべきである。

●椋樹さんのHPは天空の裕之へ
スポンサーサイト
  1. 2009/08/27(木) 16:02:50|
  2. ミカの日記

「朝日新聞」(2009.8.25) 私の視点

 本日の「朝日新聞」(2009.8.25)に掲載された、柳原三佳の記事を紹介します。


■私の視点
 「子供の虐待死 死因の情報を共有し防止を」 
  柳原三佳・ジャーナリスト


 まだあどけない子どものほおや背中に残るどす黒いアザ、棒でつつかれた無数の傷。おむつのまま箱の中に放置され、骨と皮の状態で見つかった赤ちゃんの遺体。6月に開催された日本法歯科医学会の第3回学術大会で、虐待死した子どもたちのスライドが次々と映し出されたとき、あまりのむごさに、身体が凍りつくような思いがした。

 ここ数年、虐待死する子どもの数が増えている。08年度に全国の児童相談所で対応した虐待件数は、過去最悪の4万2662件にのぼる。講演を行った広島大学法医学教室の長尾正崇教授は「子どもへの虐待は、1歳半検診、3歳児検診、保育園や幼稚園における歯科検診で、児童の態度、頭や顔、口の中の外傷や極度の虫歯の進行などに気付くことで、歯科医師による早期発見が可能だ」と訴えた。歯科領域ではすでに虐待の研究も行われているが、法医学の現場と地域医療や行政との連携がさらに進めば、子どもたちをもっと早く救うことができるのではないかと痛感した。

 しかし、そこには大きな壁が立ちはだかっている。私は数年前から死因究明制度に関する取材を続けている。いつも残念に思うのは、司法解剖で明らかになった貴重な情報が刑訴法上の「捜査の秘密」を理由に、その大半が非公開となってしまうことだ。
 例えば、酔っ払った父親が子どもを風呂で水死させるといった飲酒関連事故が時々発生する。もしそうした事例が公開されれば「親の飲酒後の子どもとの入浴は危険だ」と広く知らせることもできる。

 昨年、私はオーストラリアのビクトリア州にある「VIFM(州法医学研究所)」を取材した。ここには日本と違ってコロナー(検視官)制度があり、不自然な死については警察ではなくコロナーが主体となって死因を究明している。運ばれてきたすべての死体にCTスキャンや解剖、薬毒物検査を行い、法医学者や歯科法医学者、薬毒物の専門家らがチームとなって徹底的に死因の究明をしている。
 最も興味深かったのは、蓄積されたデータが社会に還元されていることだ。情報は匿名で共有化され、様々なキーワードによりコンピューターで検索、閲覧ができる。医療、製造物、交通、教育など色々な分野で、事件や事故の再発防止に生かされている。

 今月から裁判員制度が始まった。最高裁では悲惨な記録を目にした裁判員の心のケアとして臨床心理士らによるカウンセリングを実施するという。しかし、まずは悲惨な事件を未然に防ぐ方法を検討すべきだ。司法解剖を含めた法医解剖の情報の開示と共有化を進め、再発防止の観点から学際的に取り組めば、救える命はきっとたくさんあるに違いない。

  1. 2009/08/25(火) 15:17:46|
  2. ミカの日記

8/25「朝日新聞」~私の視点~に、柳原三佳の記事掲載

 今朝は、朝から千葉で緊急地震速報が出され、ご近所のみなさんは外へ避難するなど、いろいろ大騒ぎだったそうなのですが、私たちはすやすや眠っており、何も知りませんでした……。
 実際に揺れなかったのが不幸中の幸いでしたが、緊急地震速報も、そのとき起きている人だけしかキャッチできないというのは、なんとも恐ろしい感じがしました。

 さて、話は変わりますが、本日(8月25日)の「朝日新聞」、~私の視点~というコーナーに、柳原三佳の原稿が掲載されています。
 増え続ける児童虐待、その問題を切り口に、法医解剖の結果(死因情報)の開示、ひいては捜査情報の開示の必要性と、事件や事故の再発防止を視野に入れて取り組むことの必要性を訴えました。
 ぜひ読んでみてくださいね。


 以下は、今朝の地震速報のニュースです。

■千葉沖で地震、気象庁は緊急地震速報…震度1以上観測されず
8月25日7時58分配信 読売新聞

 25日午前6時37分ごろ、千葉東方沖を震源とする地震があり、気象庁が緊急地震速報を発表した。

 しかし、震度1以上の揺れを観測した場所はなかった。

 気象庁によると、地震そのものは発生したが、マグニチュードは4・1(速報値)で、体に感じない程度のものだという。

 気象庁で緊急地震速報が発表された原因について調べている。 .最終更新:8月25日8時12分

  1. 2009/08/25(火) 08:51:54|
  2. ミカの日記

国際被害者学シンポジウム

 昨日は、予定通り千葉地裁で和解が成立しました。
 これまで、判決は傍聴したことがありましたが、「和解」の席に着いたのはもちろん初めてです。
 でも、裁判官が和解条項をひとつひとつ丁寧に説明してくださり、とてもリラックスして裁判を終えることができました。
 交通事故と同じく、加害者側(損保会社)の初回提示額のあまりの低さには憤りを感じましたが、裁判官には被害者側の事情を汲み取っていただけたので、結果としては納得しています。
 
 さて、私は明日から行われる第13回国際被害者学シンポジウムに出席するため、茨城県の水戸に向かいます。
 新しくスタートした「被害者参加制度」など、刑事裁判へのかかわり方についてのお話もいろいろ聞くことができるようです。
 しっかり勉強してきたいと思っています。
  1. 2009/08/22(土) 15:58:40|
  2. ミカの日記

裁判も明日でひと区切り

先ほど、ある方からお電話をいただきました。
「毎日ブログ見ているのに、記事が新しくなりませんね~~」
 と……。
 すみませ~ん。せっかくのぞきにきてくださっているのに。
 これからはちゃんと書きますね!!
 
 実は明日、千葉地裁で私の医療過誤裁判の和解があります。
 ガーゼをお腹に埋め込まれてから、14年。再手術をしてから4年……。ようやく終結です。
 明日でとりあえず千葉県との訴訟が終わると思うと、なんだかほっとします。

 私は16年前に、父を医療過誤で亡くし、あろうことか、私自身も医療過誤の被害に遭いました。
 正直言って数年前までは、医療不信のどん底にいましたが、おかげさまで今では、地域医療を少しでも良くしたいという思いで、前向きに活動できるまでになりました。
 明日は、いろんな意味で、一区切りの日になりそうです。

 さて、話は全く変わりますが、ひょんなことから昔乗っていたナナハンの写真が必要になり、古いアルバムを引っ張り出しました。
 これは、私が限定解除して、初めて手に入れたGSX-R750の納車の日に撮った写真です。

IMG_20090820181306.jpg

 またがった瞬間、あまりにタンクが大きく、足もつんつん。本当にこんなレーサーレプリカに乗れるのかしら、と、ドキドキしたことを思い出します。
 当時、結婚してまだ2~3年だったと思います。
 身長152センチしかない”愛妻”に、主人はよくこんな大きなバイクをポンと与えたもんだなあ~~、と、この写真を見ながら他人事のように、驚いてしまいました。 

 しかし、不思議なもので、初めてこのバイクにまたがったときの緊張感もいつしか消え去り、私はGSX-R750を横浜から東京までの通勤に使うようになりました。
 来月のバイク雑誌で、その時代のことを先輩のジャーナリストが記事にしてくださるとか。
 今からとっても楽しみです!!
  1. 2009/08/20(木) 18:33:00|
  2. ミカの日記

タイヤ痕の有無も教えられないのに??

 我が家は夫婦ともども、締め切りの都合上、お盆休みもずっと仕事です。
 でも、この蒸し暑さで、なかなか仕事がはかどらず、気分転換に、ついつい台所で料理ばかりしてしまいます。
 今日はご近所から、いろんな夏野菜をいただいたので、それを順々に調理していきました。
 ゴーヤは薄切りにして塩もみし、甘酢醤油に漬けてみました。
 しし唐はめんつゆで佃煮風に。
 巨大なオクラはさっとゆでて薄切りにし、ねばねば同士、めかぶとあえて……。
 庭ではプチトマトがたくさん収穫できたので、玉ねぎと一緒にコンソメで煮込んでミキサーにかけ、真っ赤なスープに。
 そして、いろんな野菜が野菜室にちょっとずつ余っていたので、お肉と一緒に圧力なべに入れて、夏野菜カレーも作りました。
 食べきれない分は小分けして冷凍しておくのですが、冷凍庫はすでに満ぱい状態です。
 あ~、誰か食べに来てくれないかなあ~~??

 さてさて、最近のTV報道は、のりぴーの覚せい剤情報で持ちきりですね。
 芸能人だから仕方がないのかもしれませんが、TVをつけたら、政局のニュースよりそっちのほうが多いのではないかと思うほどです。
 そのニュースを聞きながら不思議に思うのは、なぜ、捜査上の情報が、あんなに具体的に、ザザ漏れ状態で私たちに聞こえてくるのか? ということです。

 私が取材してきた交通事故などは、被害者本人が、
「ブレーキ痕の長さを教えてほしい」と尋ねても、
「加害者はどんな事を言っているのか教えてほしい」
 といっても、何も教えてもらえないケースがほとんどです。
 刑事訴訟法上、捜査の内容は秘密にしなければならない、だから当然、調書だって、現場写真だって、はじめのうちは見せてもらえないわけです。
 ところがどうでしょう? のりぴーの事件報道を見ていると、なんでこんなに、彼らの証言が詳細に出てくるんでしょうか?
 必要な情報は出さずに、有名人のスキャンダルは興味本位の要求に応えて流す??
 どこかアンバランスで、おかしいと思いませんか??

<ニュース記事の一例>

■酒井法子容疑者「夫と一緒にあぶりやった」
< 2009年8月9日 19:18 >ブックマーク

 8日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された女優・酒井法子容疑者(38)に対する9日の取り調べは午前中から数時間行われ、酒井容疑者は深く反省した様子で素直に応じていたという。また、覚せい剤を使用したことについても認めているという。

 警視庁によると、酒井容疑者は取り調べの中で、「夫の高相祐一容疑者(覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕)と一緒にあぶりをやりました」「去年の夏ごろ、夫に覚せい剤を勧められた」などと話し、覚せい剤の使用を認めたという。自宅マンションで発見されたストローに付着していた唾液(だえき)から検出されたDNAの型が酒井容疑者のものと一致しており、警視庁は酒井容疑者が高相容疑者と一緒に覚せい剤を使用していたとみている。ただ、8日に酒井容疑者から採取された尿からは、覚せい剤の成分は検出されなかった。

 高相容疑者はこれまでの調べで「法子は関係ありません」と話していたが、酒井容疑者が逮捕されたことを伝えられると、「夫婦でやっています。私が勧めました」などと供述を一転させたという。

 また、警視庁が関係者に確認したところ、酒井容疑者はこれまで山梨県、東京・新宿区、中央区などに滞在していたという。酒井容疑者は「捜索願が出されて渋谷署などにマスコミが大挙していることを知り、パニック状態になった」などと話しているという。その後、テレビで自分の逮捕状が出たことを知り、「これは大変だ」と思い、関係者を通じて弁護士に「出頭したい」と伝えたという。
  1. 2009/08/14(金) 14:50:41|
  2. ミカの日記

「ミスターバイク」9月号

 せっかく涼しくなったのに、朝から猛暑です。
 今日は夕方から地区の盆踊り大会があり、私は今回も「焼きそば」を数百食分焼く予定なので、暑さは大敵!
 でも、焼きそばを焼くのは大好きなので、今夜も張り切るぞ~~!

 さてさて、今週発売の「ミスターバイク」9月号に、柳原三佳の連載記事が掲載されています。
 事故を間近で見ていた目撃者の「陳述書」を取り上げました。
 まあ、読んでみてください。
 警察の初動捜査、そしてそれをもとに作成される、実況見分調書や供述調書って、いったいどこまで信じられるんでしょう??


■新『一瞬の真実』 

最新情報! 愛媛白バイ事件、今も民事裁判続行中!

これが「実況見分」と言えるのか??

目撃者が提出した、驚きの「陳述書」を大公開! <前篇>

取材・文/柳原三佳

(リード)
2004年、白バイとの衝突事故に遭って重傷を負い、証言を無視された上、一方的な過失を押し付けられ、「保護観察処分」(有罪)を言い渡されたスクーターの少年。家族の必死の立証活動によって、後日、逆転無罪を勝ち取ったものの、警察側は白バイの過失を一切認めず、争いはついに民事裁判に突入。現在も裁判は続いている。今回は、5月に目撃者が提出した驚きの「陳述書」を公開!
「実況見分」とは? 「目撃証言」とは? いったい何なのだろうか……。


<陳述書の中の、驚く記述を一部抜粋します。皆さん、どう思われますか~??>

目撃者Aさんの『陳述書』より

●本件の事故直後に始めに来た警官が「見られた方はいませんか」と言いますので、私が説明しました。警察官が「どんな事故でしたか」と尋ねましたので、私は、次のように説明しました。
「スクーターがゆっくり来た。右折車がいて、スクーターが止まった。右折車が突然、右折したと思ったら、白バイが来た」と言いました。
 すると警察官は、「止まったなら、足をついたのは、右か左か」と聞きました。私は、「そこまでは覚えていない」と言いました。警察官は、「じゃ、動いていたかもしれんね」と言いましたので、私は、「それはない」と言いました。

●私は、警察の実況見分調書の立会人になっていますが、私がしたのは、店の前に立ち、「衝突した地点はあのへん、白バイがあのへん」と指で指しただけです。具体的に衝突地点に行ってここであると指示をしたわけではありません。 私が衝突地点として指で指したのは停止線のあたりでした。
 
●また、私は、実況見分調書に添付した図面について、これでいいかと確認を求められた事はありません。図面には、擦過痕やタイヤ痕の記載がありますが、これらの痕跡を私が現場で確認したわけではありません。

●なお、この陳述書を作成するにあたり、私の警察官や検察官に対する供述調書を読みましたが、その中で、実況見分調書に添付した図面を示されたとの記載がありますが、私は図面を見せてもらった記憶がありませんし、図面に基づいて説明をしたことは有りません。

●タイヤ痕については、次のことがありました。事故の翌日に、店の前の道路を警察のへんな機械を乗せた車が通っていました。車には、後ろの荷台が平たくてトラックのようなもので、そのうえに機械がありました。そして、警察官が路面にチョークをつけていました。そこで、私の方から、「それは何ですか」と聞いてみました。警察官は、「ブレーキ痕だ」と言いました。私が「みえないけど」と言いますと、警察官は、「特殊な機械でないと見えない」と言っていました。路面につけたチョークは、2本線で、並行に引いていました。そんなに長い線ではなく、それが1箇所ありました。

●衝突地点については、次のことがありました。
 警察官が店に来られて「当たった位置をもっと前にしてくれないか。それでないと、辻褄が合わない」と言ってきました。警察官の説明では、停止線のところにキズがある、そのキズはスクーターが衝突して押されて倒れて傷がついたのではないか、だから、衝突地点はもっと前になると言うのでした。

(記事中の写真キャプションに大変な誤字がありました。本当は愛媛県警なのに、なぜか愛知県警に?? 大変申し訳ありません。深くお詫び申し上げます……)

  1. 2009/08/07(金) 13:52:54|
  2. ミカの日記

ねぶた祭りの思い出

 今年は2月に青森の八戸で講演させていただき、また9月18日には青森市内で講演が予定されています。
 青森は食べ物もおいしくって、人もやさしくって、すっかり気に入ってしまいました~~。
 今から9月がとっても楽しみです。

 そんな青森では、今、ねぶた祭りの真っ最中ですね!
 今から十年以上前ですが、私たちは家族ではねとの衣装を身にまとい、
「らっせーらー、らっせーらー」
 と、ねぶた祭りの連に入ってとび跳ねた事があります。
 京都の祇園祭などとは全く違う、勇壮な雰囲気と迫力に圧倒されながら、あの熱気にすっかりはまりこみ、夜中まで楽しみました。

 ところがこのとき、私たちは大変なコトをしてしまったんです……。(後でわかったんですが)
 まずはこの写真をご覧ください。
IMG_20090804134418.jpg
 親子3人、仲よくおそろいの浴衣です。
 ところが、実はこの浴衣、青森駅の近くの貸衣装屋さんで苦労の末、ようやく見つけてもらったものでした。
 というのも、うちの主人は体が大きく、娘はまだ幼稚園で小さかったため、家族3人がおそろいで着られるぴったりサイズのモノがなかなかなく、結果的に見つかったのが、コレ、だったのです。

 で、もう一度、浴衣の柄を、よ~く見てください。
 そうなんです、この浴衣、電機メーカーの「日立」のものだったんですね~。

 問題はこの後です!!
 そんな柄だとは知らない私たち家族は、なんと、何にもわからぬまま、同じく電機メーカーである、「東芝」のねぶた団体の、最前列でにこやかに踊っていたのです!??
 後で気づいてびっくり。冷や汗ものでした!

 それにしても、「東芝」の団体を撮影していたカメラマンさんにとっては、「日立」の浴衣を着た超KYな親子3人、さぞかし邪魔な存在だったでしょうね~~。すみません……。

 ねぶた祭りの季節になると、いつもあの夜のことを思い出します。
 
  1. 2009/08/04(火) 14:01:03|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。