柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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<死因究明制度>あり方検討の研究会が初会合 年内にも提言

<死因究明制度>あり方検討の研究会が初会合 年内にも提言
1月29日12時8分配信 毎日新聞

 犯罪死の見落としを防ぐため、警察庁は29日、死因究明制度のあり方を検討する研究会の初会合を開いた。月1回のペースで検討を続ける。夏ごろには方向性を固め、12月か来年1月をメドに提言をまとめる見通し。

 メンバーは明治大学法科大学院の川端博専任教授(刑法)や千葉大学大学院の岩瀬博太郎教授(法医学)ら10人。警察庁の金高雅仁刑事局長と法務省の落合義和刑事課長も参加し、座長は前国家公安委員の佐藤行雄・日本国際問題研究所副会長が務める。

 死因究明を巡っては07年に民主党が、究明窓口の警察一元化や解剖などを担う専門機関設置を柱とする法案を提出(廃案)。研究会は法案も参考に検討を進め、夏ごろまでに一定の方向性が出れば、「11年度予算に施策を盛り込みたい」としている。【長野宏美】 最終更新:1月29日12時19分

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  1. 2010/01/30(土) 08:54:59|
  2. ミカの日記

モグラくん大暴れ!??

 1月半ばから、我が家の庭には謎のミステリーサークルがぼこぼこと出現……!??
 これ、実はモグラの仕業なんです~~。
 せっせと埋め戻しても、次の朝にはまた!!
 まさにお庭で「モグラたたきゲーム」をしている感じです(笑)。

 まあ、これも田舎暮らしの醍醐味ということにしておきましょうか。

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  1. 2010/01/28(木) 12:13:24|
  2. ミカの日記

なぜ、防げなかったのか……

 東京江戸川区で起こった、7歳男児の虐待死事件。
 昨日の報道を見るかぎり、すでに昨年9月の段階で歯科医師が異常に気付き、江戸川区の家庭支援センターに連絡していたというではありませんか!
 なぜここまできていながら、食い止められなかったのか?

 私は昨年、「朝日新聞」~私の視点~というコーナーに、同様の問題について執筆しました。
 せっかく医師と行政が連携しても、それが「実行」に移されなければ意味がありません。何においてもそうですが、行動すべきときは是が非でもすべきなのではないのか。
 大切な命は、二度と戻ってきません。

◆<小1虐待死>小学校、行政側に注意喚起せず 東京・江戸川 1月25日21時27分配信

 東京都江戸川区立松本小1年、岡本海渡(かいと)君(7)が両親から虐待され死亡した事件で、虐待が発覚した昨年9月以降、海渡君が長期欠席するようになったのに、同校が状況を区子ども家庭支援センターに連絡していなかったことが、25日の同校の会見で分かった。センターは「状況把握を学校に任せていた」と話す。専門家は「典型的な虐待のハイリスク家庭なのに、関係機関の連携が不十分だった」と指摘している。

 「パパにぶたれた。ママは見ていて何も言わない」。昨年9月、左ほおと両足のももにあざがあるのに気付いた歯科医に、海渡君は打ち明けた。いつもは元気な海渡君がしゅんとしていたという。

 歯科医師は同14日に同センターに通報し、校長らはその3日後、海渡君のアパートを訪問した。父の健二容疑者(31)は「うそをついたのでしつけの意識で殴った」と認め、「二度と殴らない。男の約束だ」と言い切ったという。だが、海渡君は9月に6日間欠席するなど、欠席が目立つようになった。

 担任の男性教諭(28)は海渡君の様子をみるため、12月に3回アパートを訪ねた。担任は海渡君の顔を見ようとしたが、母の千草容疑者(22)は拒んだという。両親は欠席させるたびに「頭痛がひどい」「実家に帰っている」と学校に連絡。同校は「欠席理由が明確だったので、センターに欠席状況を伝えなかった」と説明する。

 一方、同センターを所管する同区児童女性課の丸山みどり課長は「欠席が続いていると知っていれば、次の対応はできたかもしれない」と認めた。

 一連の対応について元大阪市中央児童相談所所長の津崎哲郎・花園大教授(児童福祉論)は「母親の再婚相手と暮らし、実家に預けられて育った海渡君の経歴からみると、虐待のハイリスク家庭だったと言える。昨年9月の時点で関係機関が連携し、支援策を講じるべきだった」と話す。

 

■昨年9月に暴行把握=区側に歯科医連絡-東京・江戸川の小1男児死亡
1月25日13時34分配信 時事通信

 東京都江戸川区で暴行を受けた区立松本小学校1年の岡本海渡君(7)が死亡した事件で、区側が昨年9月、父親の健二容疑者(31)の暴行を把握していたことが25日、区教育委員会への取材で分かった。
 区教委によると、昨年9月、区子ども家庭支援センターに、海渡君が通っていた歯科医院から、「顔がはれている」と連絡があり、センターは小学校に確認の電話をした。
 数日後、小原サナヘ校長(60)と副校長、担任の男性教諭(28)が家庭訪問。健二容疑者はたたいたことを認め、「二度とやらない」と約束した。学校側は警察への通報はしなかったという。
 区教委の担当者は「協力的で、保護者会にも積極的に参加しており、様子を見ることになった」と話している。
 


 下記は、昨年「朝日新聞」(2009.8.25)に掲載された、柳原三佳の原稿です。


■私の視点
 「子供の虐待死 死因の情報を共有し防止を」 
  柳原三佳・ジャーナリスト

 まだあどけない子どものほおや背中に残るどす黒いアザ、棒でつつかれた無数の傷。おむつのまま箱の中に放置され、骨と皮の状態で見つかった赤ちゃんの遺体。6月に開催された日本法歯科医学会の第3回学術大会で、虐待死した子どもたちのスライドが次々と映し出されたとき、あまりのむごさに、身体が凍りつくような思いがした。

 ここ数年、虐待死する子どもの数が増えている。08年度に全国の児童相談所で対応した虐待件数は、過去最悪の4万2662件にのぼる。講演を行った広島大学法医学教室の長尾正崇教授は「子どもへの虐待は、1歳半検診、3歳児検診、保育園や幼稚園における歯科検診で、児童の態度、頭や顔、口の中の外傷や極度の虫歯の進行などに気付くことで、歯科医師による早期発見が可能だ」と訴えた。歯科領域ではすでに虐待の研究も行われているが、法医学の現場と地域医療や行政との連携がさらに進めば、子どもたちをもっと早く救うことができるのではないかと痛感した。

 しかし、そこには大きな壁が立ちはだかっている。私は数年前から死因究明制度に関する取材を続けている。いつも残念に思うのは、司法解剖で明らかになった貴重な情報が刑訴法上の「捜査の秘密」を理由に、その大半が非公開となってしまうことだ。
 例えば、酔っ払った父親が子どもを風呂で水死させるといった飲酒関連事故が時々発生する。もしそうした事例が公開されれば「親の飲酒後の子どもとの入浴は危険だ」と広く知らせることもできる。

 昨年、私はオーストラリアのビクトリア州にある「VIFM(州法医学研究所)」を取材した。ここには日本と違ってコロナー(検視官)制度があり、不自然な死については警察ではなくコロナーが主体となって死因を究明している。運ばれてきたすべての死体にCTスキャンや解剖、薬毒物検査を行い、法医学者や歯科法医学者、薬毒物の専門家らがチームとなって徹底的に死因の究明をしている。
 最も興味深かったのは、蓄積されたデータが社会に還元されていることだ。情報は匿名で共有化され、様々なキーワードによりコンピューターで検索、閲覧ができる。医療、製造物、交通、教育など色々な分野で、事件や事故の再発防止に生かされている。

 今月から裁判員制度が始まった。最高裁では悲惨な記録を目にした裁判員の心のケアとして臨床心理士らによるカウンセリングを実施するという。しかし、まずは悲惨な事件を未然に防ぐ方法を検討すべきだ。司法解剖を含めた法医解剖の情報の開示と共有化を進め、再発防止の観点から学際的に取り組めば、救える命はきっとたくさんあるに違いない。
  1. 2010/01/26(火) 13:09:12|
  2. ミカの日記

警察庁 死因究明研究会を設置

 かねてから問題提起してきた「死因究明問題」。いよいよ行政が具体的に動き始めました!
 まずは本日のニュースを転記します。
 有識者の委員の中には、法医学会の理事長、東京都監察医務院長のほか、「焼かれる前に語れ」(WAVE出版)で共著を出させていただいた、千葉大学法医学教授の岩瀬博太郎氏も入っておられます。
 死因不明で苦しむ遺族や、犯罪の見逃しが起こらないよう、ぜひ充実した議論を展開し、制度の改革を目指していただきたいと思っています。

■犯罪死見逃すな!検視強化へ研究会…警察庁
1月21日15時49分配信 読売新聞

 警察庁は21日、「犯罪死を見逃しかねない」と指摘されている現在の検視体制など死因究明制度を強化するため有識者から意見を聞く研究会を、今月29日に発足させることを決めた。

 結果を踏まえ、中井国家公安委員長は、来年の通常国会にも検視や解剖の体制改善の関連法案を提出する意向で、欧米に比べ遅れていた制度の改革に向けた作業が本格化する。

 研究会には、千葉大の岩瀬博太郎教授(法医学)や東京都監察医務院の福永龍繁院長ら10人が参加。解剖率が高い米国などの制度調査も実施し、1年後をめどに提言をまとめる。検視官や解剖医の増員に向けた具体策のほか、東京23区や大阪など一部の大都市にしかない監察医制度を全国に拡大することなどが議論される見通し。

 警察が取り扱う「異状死」は2008年で約16万体に上ったが、検視官が現場に立ち会うケースは14・1%、解剖率は9・7%にとどまった。検視官や解剖医の不足が原因で、埼玉県警が捜査中の東京都豊島区の無職女(35)と交際していた男性らが相次いで不審死した事件では、東京都青梅市の男性(当時53歳)が解剖されないまま「自殺」と判断されていた。 .最終更新:1月21日15時49分


■警察庁 死因究明研を設置 
 鳥取、埼玉、相撲部屋リンチ…初動強化で事件闇に葬るな
1月21日12時5分配信 産経新聞

 警察庁は21日、外部有識者などで構成する「死因究明制度のあり方に関する研究会」を設置した。殺人など犯罪による死が見過ごされ、真実が闇に葬り去られることを防ぐための包括的な制度の構築がねらいで、29日に同庁で初会議を開催。刑事法制や法医学の観点から他省庁の領域に踏み込んだテーマも含めて議論を進め、1年以内に死因究明の精度向上に有効な方策について提言をまとめる方針だ。

 埼玉、鳥取両県で昨年相次いで発覚した連続不審死事件など、犯罪死が初動捜査段階で見逃されたケースが近年、目立ってきている。平成19年、大相撲の時津風部屋で力士が暴行を受けて死亡した事件では、遺体検案の“プロ”である警察本部の検視官が現場に出向かず、初動段階で刑事事件として捜査していなかったことが問題視された。

 こうした現状について警察庁では、検視官や行政・司法解剖を執刀する法医学者の不足などが背景にあるとして検視官を増員、現場に積極的に出ることを指導してきたほか、遺体の薬物摂取状況を鑑定する検査キットを警察署に配備するなどの対策を取ってきた。

 また、死因特定が困難な遺体を医療機関でCTスキャン(コンピューター断層撮影装置)にかけ、画像分析で犯罪性の有無を見極める「死亡時画像診断」も導入。厚生労働省や文部科学省に法医学者の養成環境を整えるよう求めてもいる。

 しかし、平成20年に全国の警察が取り扱った変死体の数は16万1838体と10年前の約1・5倍に増加した一方、行政を含む解剖遺体総数は1万5716体と全体の約9・7%にとどまっており、「高齢化によって警察が取り扱う死体の数は増加傾向にあり、犯罪死がその中に埋没して見逃される懸念が高い現状に変わりはない」(司法関係者)。

 研究会ではこうした国内の現状のほか、検視局制度がある米国など海外のさまざまな制度についても調査、研究する方針だ。

 警察庁は「提言を大胆に取り入れ、他官庁にも協力を求めて重大犯罪を見逃さないシステムの構築を進めていく」(幹部)としている。
  1. 2010/01/21(木) 13:00:42|
  2. ミカの日記

トゥルクの街

 数日前、無事にフィンランドから日本に戻ってきました。
 フィンランドと日本の時差は7時間。つまり、フィンランドが深夜0時に、日本は朝の7時なのですが、日本に帰ってきてからは、やはり数日間、時差ボケで、変な時間に眠たくなったりしていましたが、昨日あたりから完全に体内の時計が日本仕様に戻ったようです。
 そんな中、月曜日はお留守番のために千葉まで来てくれていた母を連れて、青森の八戸まで出かけ、「八食センター」という海鮮市場で、ナマコ、白子、アナゴ、いくら、かすべ(えいひれ)、えんがわ、さばなどなどをお買い物しました。
 関西人の我々にとっては、ナマコは高級品ですが、青森ではバケツで売られていて感動!
 そのほかにも、関西や関東ではお目にかかれない、面白い顔をした深海魚にも出会うことができました。
 昨夜は、白子やアナゴの天ぷら、ナマコ酢を堪能。夜遅くに戻った主人は、脂の乗ったサバをせっせと刺身にして、「これはうまい!!」を連発しながら食べていました。 
 あ~、近所にあんな市場があったら、どんなに幸せでしょうか!!

 さて、遅くなりましたが、引き続き、トゥルクの風景をご紹介しますね。

 まずは、大聖堂です。
 前夜に車の中から撮影した建物ですが、翌日の午後、ここを訪れました。
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 中に入ると、荘厳な雰囲気です。
 
 大聖堂の前のレストランで白身魚のムニエルをいただきました。皮がパリッと香ばしく、とっても美味しかったです! 
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 見てください、樹氷のアーチ。
 零下の寒さも、この美しい光景に吹っ飛んでしまいました~。
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  1. 2010/01/20(水) 15:17:42|
  2. ミカの日記

フィンランド・トゥルクの夜

 私は今フィンランド(ヘルシンキ)にいます。
 1月10日に成田空港を発ち、約10時間後にヘルシンキ空港に到着。そのまま国内線に乗り換えて、さらに約30分飛行機に乗って、初日はヘルシンキから西へ約160キロ離れたトゥルクという街を訪れました。
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 トゥルクはヘルシンキ、タンペレに次ぐ、フィンランド第3の都市です。
 中世の初期に、スウェーデンがフィンランドに進出。結局、フィンランドを支配するための基地にし、1812年にロシアの皇帝・アレクサンドル1世が、現在の首都・ヘルシンキに遷都するまで、この地がフィンランドの都として栄えたそうです。
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 (これは1300年に建てられた大聖堂(車の中から撮ったので、ちょっとぼやけていますが……)

 ですから、トゥルクは今でも「オーボ」というスウェーデン語の市名でも呼ばれていて、文化的にもスウェーデンらしさが色濃く残っています。

 私にとって、スウェーデンといえば北欧家具マーケットのIKEAが馴染み深いのですが、たしかに、このあたりのお料理は、IKEAのレストランで味わうスウェーデン料理とほとんど同じです。
 お魚がおいしくて、とっても満足です!

 さて、フィンランドでの取材については、近々記事で紹介する予定ですが、ブログでは街の風景を写真でご紹介したいと思います。

 まずは1日目に宿泊したトゥルクの夜。
 私たちが泊まったホテルは、町の中心に流れるアウラ川に面していました。
 川、といっても、極寒のこの地では、川面が凍りつき、夜にはなんともいえない幻想的な風景が広がっていました。
 この日の気温はマイナス8度。夕食後に川の両サイドにある遊歩道をお散歩してみました。

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 街中の街路樹が「樹氷」となってライトに照らされ、遠くから眺めていると、まるで満開の夜桜のようにも見えました。
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 フィンランドと日本の時差は7時間。
 こちらは今、朝の6時ですが、日本ではちょうどお昼ご飯が終わった頃ですね。

 さて、今日も朝から取材です。
 今夜で早いもので4泊目。明日の夕方の飛行機で、フィンランドを後にします。
 
  1. 2010/01/13(水) 13:02:21|
  2. ミカの日記

明日からフィンランド

 明日から、死因究明関係の取材で、フィンランドに出かけます。
 今日は旅の準備のほか、書き初めの作品と今月の条幅作品を仕上げるなど、ぎりぎりまであわただしく過ごしています。
 北欧は今、零下の気温だそうで、お昼でも太陽が隠れていて暗いそうです。
 どんな感じなのか想像がつきませんが、しっかり見てこようと思っています。
 また現地でインターネットにつないで、ブログにアップできればと思っています!!

 さて、今月発売の「ミスターバイク」2月号に、いつもの連載記事が掲載されています。
 先月傍聴してきた愛媛の白バイ事件を取り上げています。
 ぜひ読んでみてくださいね。
 これまでに放送した「スーパーモーニング」の映像は、柳原三佳のHPにアップされていますので、この事件の概要をお知りになりたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
  ★http://www.mika-y.com/info/yamamoto.html


■新『一瞬の真実』 

愛媛白バイ事件 続報

白バイ隊員、少年、目撃者、警察官らが民事裁判の法廷で次々に証言!

スクーターは止まっていたのか、動いていたのか? 
問題の「右折車」の存在は?

(リード)
2004年11月、白バイとの衝突事故に遭い、一方的な過失を押し付けられた上、「保護観察処分」(有罪)を言い渡されたスクーターの高校生。しかし、「自分が停車中に白バイがぶつかってきた」と懸命に主張する少年は、家族とともに必死の立証活動をおこなって高松高裁に抗告。その結果、高裁は、「警察関係者の供述調書だけに基づいて事実認定をしている」と警察捜査を批判して審判を差し戻し、少年はその後、異例の逆転無罪を勝ち取った。しかし、警察側はいまだに白バイの過失を一切認めず、争いは民事裁判に突入。今回は、白バイ隊員ら7人の集中証人尋問の模様をレポートする

  1. 2010/01/09(土) 22:20:00|
  2. ミカの日記

『心に響く歌」』へのメッセージ

 今日は(あ、正確には昨日ですね……)、我が家に女性編集者が訪ねてこられたので、お昼に「七草がゆ」とちょっとした突き出しを作って、一緒にランチタイムを楽しみました。
 れんこんボール(すりおろしたれんこんにいかの刻んだのを混ぜて、ボール状にして揚げたもの)も作ったのですが、とっても気に入っていただけたようで、嬉しかったです!
 れんこんボールは、ヘルシーで、なかなかおいしいんですよね~~。
 で、いろいろ食べながら、いろんなお話で盛り上がり、本当に楽しいひとときを過ごすことができました。
 お正月から、なんだか元気が湧いてきます。

 さて、昨日のブログを読んでくださった方から、早速、下記のメッセージが届きました。
 本当に、親身に考えてくださって、私からも今井さんに代わってお礼を申し上げます。

 予期せぬ突然の事故で大切な家族を失うということ……。
 その人の気持ちに寄り添うことは、簡単なことではないけれど、でも、少しでも支えになれたらいいですよね。

***************************************************



柳原さんのブログを拝見し、標題の件を知りました。

私は交通事故遺族ではありませんが、事故被害者遺族の一人として日頃感じていることを
織り交ぜながら少し書いてみたいと思います。(文中、失礼があればご容赦ください)

遺族の方々に歌の件を知らせるべきか、封印すべきか、今井さんの悩まれるお気持ちは
良く分かります。なかなか難しい問題ですね。

事故から4年が経過しているようですが、事故直後と今とでは遺族の受け取り方は
違うと言えば違うし、一方で遺族の心の時計は事故発生時で停まっていて何も変わって
いないとも言えます。
それだけに遺族の方々がこの歌をどのように受け取られるかは何とも言えません。

事故発生直後は、親戚や知人、友人など色々な方々が悲報に驚き、問い合わせてきます。
皆、心配してくれるあまりの行動ですからそれ自体はありがたいのですが、遺族が非常に
混乱している最中に「一体どうしたの?」「どっちがどう悪いの?」「警察はどう言って
いる?」などなど質問攻めに合います。それに対応するだけでくたびれ果てます。
なぜなら一つ一つ丁寧に答えていてももう命は戻ってこないわけで「なんでいちいち
説明しなければならないんだ、葬儀や何やらやらなければならないことが山ほどあるのに」
とさえ思います。でも皆心配してくれるので無下にもできません。正に混乱の中での
出来ごとなのです。

でも、中には大変ありがたいことを言ってくれる人もいます。
「いつでも相談に乗るから遠慮なく言ってきてほしい」「何かあったら連絡してほしい」
「僕は味方だ」実に簡単な言葉ですが、何かの時に力になってくれる人が傍にいる、という
安心感が一番有りがたい・・・・少なく私にはそう感じました。
又、加害者を「けしからん!」と言って一緒に怒ってくれる仲間もいます。
傍からみるとやや感情的であっても、一緒に怒ってくれる人がいることも実は大事な支えに
なってくれるものです。

このように遺族の心境は複雑で不安定です。
歌が遺族の強い味方になってくれればそれに越したことはありません。
でも、出来ることなら遺族が人伝に今井さんの悩みと歌の存在を知り、遺族側から今井さんに
アプローチがあるのが最も理想的かもしれません。

いずれにしても難しい問題で、今井さんと遺族の方々の関係も良く分かっていないだけに
軽々なコメントはできませんが、私の思うところを書いてみました。
まとまりがないコメントで申し訳ありません。

  1. 2010/01/08(金) 01:35:28|
  2. ミカの日記

胸に響く歌

 今日、同じ千葉県内、それもすぐ隣町にお住まいの、今井さんという男性から、下記のメールをいただきました。

 事故現場のR128は、私が毎日のように通っている国道です。

 彼の承諾を得ましたので、まずはこのメールを読んでみてください。
 私は、多くの方に、この歌を聞いていただきたいなあと思いました。
 そして、ご遺族も、きっとこの曲が生まれたことを、嬉しく思ってくださるのではないかと……。

 みなさんは、どう思われますか?
 ご意見があれば、ぜひ、私までメッセージをいただければ幸いです!(mika-y@mika-y.com)

 今井さん、メールをいただき、どうもありがとうございました。

*****************************************************

柳原三佳様へ。

 初めてお便りいたします。 千葉県の長南町に住む 今井義明 といいます。

 雑誌の記事などで柳原様の書く鋭い問題提起の記事を何度も興味深く拝読し、ずっと感銘を受けていました。
 もっとも、初めは交通事故と聞いてもどこか他人ごとで読んでいたのですが。
 4年前に、家族同然の親しい友人が事故で亡くなり。  以来、改めて柳原様の書く文章・活動内容が、胸に刺さってきます。

 テーマも重く、相手も国家権力、、。  
 大変な活動かと思いますが、どうぞ多くの方たちの支えとしてこれからもご尽力ください。
 お体に気をつけて、末長くご活躍ください。

 最近、直接柳原様にお便りできるサイトを知り、いてもたってもいられずこうして連絡してしまいました。  
 失礼をおわびいたします。
 
 他の、実際に家族を亡くされた交通事故遺族の方からの相談に比べると、重要とは言えないのかも知れませんが、、。
 私にも、個人的にご相談したい点がひとつあります。

 上記のとおり、私も友を事故でなくしました。
 自分にできたのは、その後 『少なくとも自分は悲しい事故を起こさないように運転に注意せねば!』と決意するだけでした、、。
 
 それから、もうひとつ。
 私は、『作詞家』として音楽の道で生きたいと夢見て創作活動をしており、亡くなった友も応援してくれていました。
 その子の事故を知った際、私は、あふれてきた悲しみを言葉に書き留めて残しました。

 後から思い出しての創作ではなく、悲しみにくれながら、その最中で書きましたので、、
 内容も、死別をいっさい美化せずに、事故の悲惨さをそのまま綴るものになりました。

 その後。  一度だけ、そうして生まれた歌を人前で歌った事はあり、聴いていた人たちは、『自分も事故を起こさないようにします!』と泣いて誓ってくれた、という出来事はありました。
 でも。  4年たちますが、、その友の遺族には、私がそんな作品を残したことを言えていないのです。

 家族ぐるみでの友でしたので、もちろん、遺されたご両親と弟さんとは今でも親しく交流していますが。  お嬢さんの悲惨な最後を想い出させてしまうような事になるなら、もうその歌は封印するべきなのか、と考えますし。
 反対に、事故の撲滅に少しでも貢献できるのならば、もっと多くの人に聴いてほしい! とも願うのです。

 突然に、こんな事を話されても困るとは思いましたが、、。
 多くの遺族と実際にお会いしてこられた柳原様ならば、遺された家族の想いもよくご存じで、どうしたら良いのかを教われる気がして、、。  

 ご遺族に、娘さんの事故を書き残した「歌」など、聴かせてしまって良いものなのか、否か・・。
 広める意義があるならば、ビジネスがらみでなく、ただ事故撲滅のためだけに使ってほしいのですが、そんな方法があるのか・・。

 そんな点について、一言でもアドバイスいただけないだろうか、 と願い、こうしてお便りしてしまいました。
 突然にごめんなさい。
 勝手ではありますが、その歌だけお伝えして失礼します。  
 率直なご意見をうかがえたら幸いです。

   http://www.youtube.com/watch?v=equOLStJVss


 ・・他の重要な問い合わせに対して、身勝手な便りになってしまったでしょうか。  貴重なお時間を奪った事を心からお詫びいたします。
 
 それでは。  これからも柳原様の活動。  注目して、心の底から応援しております。
 お体にお気をつけくださいますように。


                2010・1・6    今井義明

                
  1. 2010/01/06(水) 18:41:46|
  2. ミカの日記

あけましておめでとうございます

 あっという間に三が日も過ぎ、今日から本格的にお仕事モードという方も多いのではないでしょうか?
 みなさま、どんな年末年始をお過ごしでしたか?
 私は31日の朝まで仕事をしていましたが、元旦は大勢のお客様を自宅にお招きして、深夜まで楽しい新年会を催しました。
 簡単ですがおせち料理をお重箱に詰めて、美味しい海の幸とお酒をたっブリ楽しみ、大いに盛り上がりました。
 全国的にお天気は大荒れだったようですが、千葉はず~っとぽかぽかの小春日和が続き、真冬とは思えないほどでした。

 年末には、これまで取材させていただいた被害者やご遺族から、近況報告を兼ねたお手紙やメールが届きました。
 その中から、嬉しい一通をご紹介します。

「以前目撃情報を探している旨、HPに掲載していただいた●●です。
 2003年8月午後9時すぎ、アルバイトの帰りに自転車で横断していた娘(当時18歳)が軽自動車にはねられ死亡した事故で、刑事段階では娘が信号無視(過失8割)をしていたとして、加害者(前方不注視過失2割)には略式起訴罰金30万円を科するという処理で終わった事件ですが、2009年12月22日民事訴訟の判決があり、娘には過失はなく、すべて加害者の過失により起きた事故であるという、ほぼ100%当方の主張をみとめた裁判官の判断が下されました。
 また刑事段階では衝突時の加害車両の速度は加害者の供述通り時速50㎞とされていたのですが、当方が提出した鑑定書による時速100㎞近いものであったことも認定されました。加害者側は控訴してくるとおもいますが、とりあえず1審の結果をご報告申し上げます。これからもよろしくお願いします。」

 まだ確定はしていませんが、刑事裁判の結果であきらめていたら、こうした結果は得られなかったでしょう。
 全国各地で、苦しい戦いを強いられている方々がおられます。でも、こうしたニュースが入ってくると、本当に励まされますね。

 私は、昨年仕上げる予定だった本を、今頑張って書いています。
 昨年は自分自身の医療過誤裁判も和解で終結。今年は仕事にも専念できそうです。
 ブログのほうも、頑張って続けていきたいと思いますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします!

*「保険毎日新聞」(2009.12.25号)に、『ジャーナリスト・柳原三佳氏に聞く 自動車事故と保険問題』といううインタビュー記事が掲載されました。

*『ガバナンス』(2010年1月号・ぎょうせい)で、「地域からの再生戦略~地域一体となって医療再生に挑む」という記事が取り上げられています。
  1. 2010/01/04(月) 15:28:47|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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