柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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富山の桜

 ゴールデンウィーク前は原稿の締め切りが前倒しになり、一時的にとっても時間に追われてしまいますが、なんとか一息つくことができました。
 早く皆様にお見せしたかった春のお花の写真、随時アップしていきますね!

 まず第一弾は、4月10日、富山で撮影した満開の桜の写真です。
 東北地方以北では、まだ桜が咲いていないんですよね…….
どうぞお楽しみくださいませ。

P1070383.jpg
 一番のお気に入りはこの写真! 雪の立山連峰をバックに満開の桜を撮影しました。

P1070437.jpg
 遊歩道をピンク色に染める花びらのじゅうたんが素敵でしょ?

P1070435.jpg
 この川のすぐ近くに、富山名物のます寿司屋さんがたくさん並んでいました。

P1070400.jpg
 来週も富山へ行きますが、もう、桜はすべて散ってしまったのでしょうね……。
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  1. 2010/04/22(木) 13:48:47|
  2. ミカの日記

愛媛白バイ事件、控訴決定!

 週末は富山へ取材に行ってきました。
 ちょうど桜は満開! その背景に、まだ雪の残る勇壮な立山連峰がそびえ、初めて見る桜と雪山の風景に感動しました。
 帰ってきてからは、大量の原稿締め切りに追われていて、なかなか時間がとれませんでしたが、先週から今週にかけても実にさまざまなことが起こり続けています。
 4月8日には、愛媛白バイ事件の原告・山本さんが、控訴しました。
 今後は高松高裁で裁判が続きます。
 今日は、被害に遭った少年の母・山本純子さんから寄せられたメッセージを皆様にご紹介ます。

****************************************************

 「松山地裁の判決内容は、全て『警察捜査が正しい』とこじつけたものでした。松山家裁で一番最初に「保護観察処分」を言い渡された時の判決文と同じです。こちらの主張はことごとく潰され、警察、検察の主張はこじつけてでも正当化しようとしています。
 刑事裁判・民事裁判の争点は、いずれも、『息子が止まっていたのか・動いていたのか』『息子の前に右折待ちの車がいたのか・いなかったのか』という点でした。
 刑事裁判(家裁)での審判は息子を裁くためなので、『動いていたのか・止まっていたのか』ということが争点になるのは仕方ないとしても、なぜか民事裁判でも争点は、『止まっていたのか・動いていたのか』『右折車はいたのか、いなかったのか』ということで進んでいきました。

 でも、私たちは事故当初から、

●白バイ隊員はなぜ直近に至るまで対向走行してくる息子に気付く事が出来なかったのか?

●衝突直前の状態は詳細に説明できるのに、右折車の存在についてだけは「記憶にない、覚えていない」と曖昧な証言をしている。そんなことがまかり通るのか?

●調書は刑事裁判が始まるまで非開示のはずなのに、白バイ隊員には相手の証言や目撃者の証言、見分の記録、写真などの捜査記録を見せてもよいのか?
という具体的な疑問を呈してきました。
厳しい訓練を受け白バイ隊となったはずの警察官がこのような曖昧な証言をし、さらに、相手の調書を熟読した上で、自分の供述調書を作成し、そして保身のために息子を加害者に作り上げていったのです。あまりにも不公平です。おまけに民事裁判で、白バイ隊員は自らの慰謝料まで請求してきました。
結果的に裁判では、「足をついて止まっていた」という息子の証言やそれを裏付ける目撃者の証言はすべて却下されてしまい、そして、同じ署内の警察官が勝手に作成した『総括捜査報告書』が一人歩きして判決が出されてしまったのです。

 ただ、判決では「右折車」の存在だけは認められました。右折車の存在を認めたのなら、事故状況も合理的に想像出来るような判決を出していただきたかったです。

 机の上で交通事故が起こっているのではありません。道路はみな地形が違うし、同じ場所で事故が起きても様々な形態で事故が起きています。なのに、裁判官は、事故現場を重視せず、道路状況を把握しないまま判決文を書いています裁判官には、一般人の常識・感覚で判断を御願いしたいです」(山本純子)
  1. 2010/04/15(木) 13:59:33|
  2. ミカの日記

「ミスターバイク5月号」

 今月の「ミスターバイク」に、いつもの連載が掲載されています。
 今号は、高知白バイ事件で1年4ヵ月間刑務所に収監されていた、元運転手・片岡さんへのインタビューです。
 みなさま、ぜひ読んでみてくださいね。


新『一瞬の真実』  
高知白バイ事件

1年4カ月の服役を終えて……
元運転手・片岡さん出所インタビュー

「刑務所の中にいる間は、
自分は“犯罪者”
そう割り切るしかなかった」


(リード)
本誌既報の『高知白バイ事件』。「白バイとの衝突時、バスは停止していた」と終始一貫主張し、無罪を訴え続けてきた運転手の片岡さんだったが、業務上過失致死の罪に問われ、禁錮1年4カ月の実刑判決が確定。今年2月23日、その刑を終えて出所した。一瞬の交通事故。ライダーやドライバーなら誰の身にも起こりうる、交通冤罪……。刑務所に収監されていた488日間、彼は何を考え、どう過ごしたのか。そしてこれからどのように真実を追及していくのか。ジャーナリスト・柳原三佳がインタビューを行った。
  1. 2010/04/07(水) 15:44:55|
  2. 柳原三佳の執筆記事

愛媛白バイ事故判決、「朝日新聞」記事

 昨日、松山から戻ってきました。
 山本さんは控訴を決め、水口弁護士とともに高松高裁で闘うこととなりました。
 本当に、納得できない判決です。
 引き続き、皆さんのご支援をお願いいたします!

 取り急ぎ、昨日の「朝日新聞」記事をご紹介します。
 

「朝日新聞」(2010.4.1)

■「予想せぬ結論」  白バイ衝突 男性側敗訴  弁護士ら不信
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001004010003

  県警の白バイと当時未成年の男性(21) のオートバイが04年11月に松山市で衝突した事故で、男性が一方的に容疑者扱いされ苦痛を受けたとして慰謝料などを求めた国家賠償請求訴訟と、県側が警察官の治療費などを求めて反訴した訴訟は31日、松山地裁(山本剛史裁判長) で男性側の訴えを棄却する判決が出された。 06年3月の差し戻し審では松山家裁が男性を刑事裁判の無罪にあたる不処分にしており、食い違う司法の判断に関係者は戸惑いを見せた。

  判決後、男性は「残念な気持ちでいっぱいです」と取材に応じた。 男性の母親(41)と弁護人の水口晃弁護士は、判決後に地裁で会見を開いた。

  「予想していない結論。 何でこんな認定をしたのかと驚いた」。 水口弁護士は、開口一番こうもらした。

  裁判では男性のオートバイが止まっていたかどうか、オートバイの前に右折車両がいたかどうかといった事故前後の状況が主な争点だった。 判決では男性の前方の右折車両の存在が認められた。

  母親は「白バイの警察官は証人尋問で『右折車両がいなかった』 と言い切っていたが、裁判官は認めてくれた」 と話した。 一方、判決で「先行右折車両が右折を終えてから約1、2秒後に衝突した」 としている点については「息子が中央線まで出ているとこじつけたのではないかという気持ち」 と心境を語った。

  水口弁護士は「男性が右折車両に続いて右折していたところを衝突したというなら、男性が時速約17キロで走行していたという警察側の鑑定が正しいかどうかをきちんと検証するべきだ」 と指摘した。

  判決を受け、午後6時半からは松山市山越町の女性総合センターで水口弁護士や母親、ジャーナリストの柳原三佳さんらが報告会をした。

  柳原さんは「事故の瞬間を目撃した人の証言が捜査報告書では却下されてしまっている」と指摘。 元県警巡査部長の仙波敏郎さんは「警察組織を守るために男性に責任を押しつけている」 と批判した。

  会の最後に、母親は「本当はこれで終わりにしようと主人と話していた。 周りで支えてくれている人のためにも、高裁でも頑張りたい」 と涙ぐみながら控訴する意向を語った。
  1. 2010/04/02(金) 15:57:57|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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