柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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あすのETV特集で地域医療問題

 今日は心地よいお天気です。小鳥の声とともに、いい風が部屋の中に入ってきます。
 ついさっき、庭の小さな畑で、玉ねぎを収穫しました。
 すぽっと抜ける感じが、なんとも気持ちよく、満足感でいっぱいです。
 先日、近所の農家の方から頂いたビッグな玉ねぎと比べると、かなり小さいのですが……、それでも土の中でここまで育ったんだなあと思うと、わが子のように愛おしいですね~。
 小ぶりの玉ねぎは、丸ごと圧力なべに入れて、早速、おいしい煮ものでも作ってみようと思います!

 さて、明日のNHK(ETV特集)で、地域医療の問題について放送されます。
 私が住んでいる地域の病院や、私たちが活動している、「NPO法人地域医療を育てる会」の取り組みも紹介されるとか。
 ぜひ見てみたいと思います。

●「病院は建てたけれど~地域医療の混乱と模索」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
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  1. 2010/05/22(土) 16:34:38|
  2. ミカの日記

『巻子の言霊』を読んで……

昨日は、立派な真鯛と活きた車エビなど、新鮮な海の幸のプレゼントが届き、もう大喜び!
 真鯛は三枚におろして、お刺身、昆布ジメ、潮汁、そして鯛飯と、4種類のお料理に。
 車エビは、そのままお刺身で食べ、昆布ジメも作ってみました。
 エビの頭や殻は、ミキサーで細かくして、小麦粉と塩少々を入れて混ぜ、それを油で揚げると、美味しいエビせんべいの出来上がり!!
 もう、まったく捨てるところなく、まさに頭からしっぽまで、堪能しました~~。
 今夜は鯛の昆布ジメと車エビの昆布ジメが、いい感じで仕上がっていることでしょう。
 う~ん、楽しみ楽しみ!!

 さて、昨日告知しました新刊『巻子の言霊』(6月末発売予定)http://www.mika-y.com/img/makiko.pdf、さっそく事前予約のメールを下さった方、本当にありがとうございます。
 とっても嬉しかったです!
 ちゃんとお名前を書いて、サインして、お送りしますね!

 今日は、もうお一人、事前に原稿を読んでくださった方(40代男性)の貴重な感想メッセージをご紹介させていただきます。
 読んでいただければお分かりになると思いますが、この方も、大切な人が、事故で大変な障害を負われているのです。
 そして、今回の本に出てくる様々な問題が、決して特別ではなく、例外なく被害者を苦しめている制度的な問題であることも、ご理解いただけると思います。

 この国は、なぜ弱者がここまで苦しめられるのでしょう……。
 個々の弱者に視点を当て、改善していくべきことが山積みのような気がします。

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<『 巻子の言霊 ~愛と命を紡いだある夫婦の物語~』 を読んで……>

戴きましたファイル。顔をしわくちゃにして拝読させていただきました。

ご夫妻の思いが自分の境遇と重なって、読み進むうちに涙が止まらなくなるのに気が付きました。

 私も刑事裁判の陳述で申しましたが、「生きている自分の妻の身辺整理をする気持ち」、これを適切に言い表すほど語彙が豊かではありませんので「言い表せない」という安っぽい表現になってしまうのが悔しいです。
 この気持ちを前向きに捉える、「過去の大部分を清算してスペースを設け、妻の介護でここへ迎え入れてやるんだ」くらいの気持ちにならないといけないと気付きました。
女性の方は衣類を多くお持ちの方も多いと思います。うちの妻もクローゼットに多数の衣類が収納されていましたが、片っ端から処分しました。
 入院で体格も変わっていますし、娘も体格が違って着れません。そうなれば、実用的な観点からはドライに切って捨てるしかあ りません。心を切り裂く思いでしたが、やらなくてはならないことでした。
 婦人物のブランドバッグなどは「しっかり活用してやってくれ」と願うような気持で娘に渡しました。娘も、何かを感じながら使ってくれているようです。

 巻子さんのご主人の心の中に、今すぐ許すとは言えないまでも加害者男性と両親の誠意を一部では認めつつあるような記述と感じました。私も、加害者が被害者の状況を理解したうえで謝罪の働きかけがあれば相手との関係もここまで酷くならなかったのかも、と一部で思うところもあります。

 奥様のまばたきから言葉を紡ぎ出されるお姿は、あまりにもいろんな感情が交錯して言葉にならずただただ涙するばかりでした。
 うちの妻は「声を出す、泣く、笑う、迷惑そうな表情をする、首を振る、僅か数センチ程度ながら左手を動かす」事が実際にできますので、意識さえ戻ってくれれば・・・と思っているところです。

 最後の、「あちらの世界に行ってもずっと一緒」という気持ちは、痛いほど分かります。
 世の中には「僅か数千万円程度」の保険金欲しさに妻を殺害する輩もいますが、愛する人を破壊されてその人権回復のために賠償を勝ち取る人もいます。
 被害者が「金」を口にするのは許されるべきなんじゃないでしょうか。
 どうも「金の事を口にするのはあさましい」という風土が正当な賠償を妨げているような気がしてなりません。

 医療難民を生み出す制度が早く修正されることを望みます。私ももう少しで病院ジプシーになるかもしれませんから不安です。
「セーフティネットがあれば社会生活は安心」なのでしょうが、医療の制度疲労が進み、重病になったら死ぬしかない、というのも医療技術先進国としてはみっともなく情けない話ですね。
 私も事故直後、これから治療に入ると言う時に主治医から「治療を開始して奥さんの命を救っても、本当に良いんですね?」と念を押されたのを覚えています。そのくらい制度疲労が進んでいるんですね。

 小学校のころから読書感想文は苦手と言う生活を続けていましたので今になって苦労していますが、「健常者」でなくなった人に対してはこの国はとんでもなく冷たい仕打ちをする、と言うことを痛感させられました。
 それがどのような経緯によるものであっても。そして、そのことを多くの健常者は知らないんですよね。

 明日は身体障害者療護施設の訪問見学に行きます。胃ろうの人を受け入れてくれる可能性のある、貴重な施設です。 6月末には自賠責と労災の症状固定を予定、被害者請求、成年後見人の申し立て、地元への転院などこれからまた忙しくなりそうです。
 それでも、妻を身近に置いてやりたい気持ちもあり、忙しい中にも頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

 弱気になったら、負けたら、妻の事故を無駄にしてしまう、家庭を破壊されたのに泣き寝入りになってしまう。
こんなことだけは全人生を賭けて阻止しなくてはいけません、絶対に負けてはいけません。
『巻子の言霊』を拝読し終わった今、私はそんな思いで一杯です。

 いつも柳原さんのメール、ブログ、電話などにお力を頂いております。ありがとうございます。
今後もますますご活躍ください。
  1. 2010/05/19(水) 19:59:38|
  2. ミカの日記

来月発売の本 『巻子の言霊』

 来月出版予定の原稿を、昨日ようやく入校しました。
 これから2度の校正を経て、いよいよかたちになっていきます。

 今、決まっているタイトルは、
『命と愛を紡いだ、ある夫婦の物語 巻子の言霊』 (柳原三佳著/講談社)2010年6月末出版

 です。
 実は、この本の原稿を、ある被害者のご家族に読んでいただいたところ、早速、こんな素敵なメッセージをブログに書いてくださいました。
 本当にありがとうございます。

 今回の本では、巻子(まきこ)さんという交通事故被害者とそのご主人の体験を通して、弱者を苦しめるこの国のさまざまな制度に対する問題提起もしたつもりです。
 そして何より、深い、深い、夫婦の愛情に、私自身取材しながら感動し、そして勇気をいただきました……。
 ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っています。

 ご予約も受け付けます。
 事前に私にメールをいただければ、毛筆で丁寧にサインをして、お一人お一人にお送りします!!
 どうぞよろしくお願いいたします。
★柳原三佳のメール mika-y@mika-y.com

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●交通事故被害者の家族さんのブログよりhttp://ameblo.jp/acuvilog/day-20100516.html

今度発売になる、

あるご夫婦の物語(交通事故被害者)
の原稿をよませていただきました。

私、実はこの方々にお会いしていて、
涙なしではよめないお話でした。

突然の事故で、瞬き以外は、
四肢麻痺となってしまった方のお話です。

文章にはあらわしきれない
無念さ、苦労さはいかがなものだろう、
病室の雰囲気、お2人の絆の強さ、
胸が痛くなるような思いがいっぱいつまっています。

一瞬の気の緩みが家族を崩壊させてしまうことを
多くの人に伝わったらと思います。

実名で、書籍にするというのは、
諸刃の刃で、きっとよほどの御覚悟も必要だったと
お察しいたします。


この国の、保険制度、医療制度、
様々な現代社会の問題に次々に遭遇されているご夫婦は、
交通事故の被害だけでなく、医療や福祉、司法面での
二次被害にも立ち向かわれていらっしゃいます。

ご高齢でもありますし、
本来なら穏やかな老後がすごせるはずであったのにと思うと、
我が家の両親と重なります。

どうか、

どうか、

このご夫婦が

今以上傷つくようなことがないように、
少しでも一瞬でも、喜びや感謝をお互い感じられますように。
本当に心から祈っています。

このご夫婦の姿に、私も励まされます。

ご夫婦の愛情の深さに心をうたれます。
何十年つれそっても、色あせない、
お互いを思いやる気持ち。

本当に素敵なご夫婦に
突然おそった、交通事故。
居眠り運転の事故。

なんともやりきれない思いでいっぱいのことでしょう。
それでも、すこしでも、幸せを願わずにはいられないです。
  1. 2010/05/18(火) 20:46:07|
  2. ミカの日記

「冤罪ファイル NO、10」に、愛媛・高知白バイ事件記事

 さきほど、下記のようなニュースが流れました。
「死因究明問題」、与野党の垣根なく、どんどん推し進めてもらいたいものです。

●死因究明推進法案を了承=自民

 自民党は12日、厚生労働、法務、内閣など各部会の合同会議で、病気や老衰以外の原因で死亡した人の遺体を迅速に検視や解剖することを国の責務とする「死因究明推進法案」を了承した。与党にも働き掛け、今国会提出を目指す。
 法案は、「死因究明を適切に行うことが生命の尊重と個人の尊厳の保持につながる」との基本理念の下に、警察の検視体制充実などを盛り込んだ死因究明推進計画の閣議決定を政府に義務付けている。内閣府に官房長官をトップとする推進会議を設置し、計画の実施状況を検証させることも定めた。
 警察庁のまとめによると、いったんは事故や自殺などと判断しながら、後になって事件性が判明する「犯罪死の見逃し」は、2007年の大相撲力士への暴行事件など1998年以降全国で39件に上る。(2010/05/12-16:23)


 さて、今月発売の「冤罪ファイル」NO,10に、柳原三佳執筆の記事が掲載されています。
 高知と愛媛の白バイ事件にからみ、3本続けて取り上げられました。

「被害者」が「犯罪者」に!?  白バイ冤罪

1)「無罪」を訴えながら、禁錮1年4月の実刑判決を終えて……
片岡元運転手、出所後インタビュー

聞き手/柳原三佳(ジャーナリスト)

(リード)
本誌既報の『高知白バイ事件』。「白バイとの衝突時、バスは停止していた」と主張し、終始一貫、無罪を訴え続けてきた運転手の片岡晴彦さんだったが、最高裁は上告を棄却し、2008年8月、禁錮1年4月の実刑判決が確定。同年10月、刑務所に収監された。そして2010年2月、488日間の刑務所生活を終えて出所。片岡さんは今何を思うのか----。本件を取材してきたジャーナリスト・柳原三佳がインタビューした。


2)徹底検証!
冤罪・実刑判決の決め手となった「バスのブレーキ痕」は、“本物”なのか?


3)愛媛白バイ事故「山本事件」国賠訴訟判決速報!
「無罪」を勝ち取った少年側に9割の過失!?
少年審判と全く異なる認定でまさかの全面敗訴



■冤罪ファイル
http://www.ohzora.co.jp/magazine/specialnumber/detail.php?seg=special&key=mother_in_law&year=10&day=0508
  1. 2010/05/12(水) 19:27:31|
  2. 柳原三佳の執筆記事

今月の「ミスターバイク」

 わ~~、すみません。こんなに長い間、ブログを放置してしまい……。
 何人かの方から、「柳原さん、大丈夫ですか~?」なんて、声をかけていただきましたが、はい、元気です。
 遠方へ出張に行ったり、山菜を採りに行ったり、たくさんのたけのこ料理をしたり、GWには露天風呂に行ったり、とにかく大忙しで、しょっちゅう出かけておりました。
 その上、自宅は改装工事中! 雨戸は閉めっぱなしで、仕事部屋にこもっていると、何時間経ったのかわからなくなってしまったり。
 でも、その合間に、来月出版予定の本の原稿もほぼ書き上げて、ようやく落ち着くかなあ? と思っているのですが、まだまだ、これからが大変です。

P1070285_20100422134214.jpg
<柳原家の用心棒、二宮金次郎さんです!>

 一昨日は、近くの大学の薬学部で講演させていただきました。
 学生さんがみな真剣に話を聞いてくださり、そのまじめな姿勢に感銘を受けました。
 私の父は薬の副作用が原因で亡くなったのですが、改めてその経緯をたどりながら講演のスライドを作り、あの頃のことを思い出していました。 
 来月出版する本は、ある交通事故被害者とそのご家族が主人公ですが、ある日突然襲い掛かる過酷な出来事に、どう立ち向かって乗り越えていくか……。
 自分の体験も振り返りながら、そんなテーマに向き合って、原稿を打つ毎日です。

 さて、今月もいつもの連載が「ミスターバイク」に掲載されています。
 松山の山本事件の最新情報です。ぜひ読んでみてくださいね!

■新『一瞬の真実』 

愛媛白バイ「山本事件」 国賠訴訟判決速報!

無罪を勝ち取った少年に9割の過失アリ!?

元愛媛県警裏金告発の仙波敏郎氏が警察捜査の実態を語る

(リード)
2004年、白バイとの衝突事故に遭って重傷を負い、「足をついて止まっていた」という証言を無視された上、一方的な過失を押し付けられ、「保護観察処分」(有罪)を言い渡されたスクーターの少年。家族の必死の立証活動によって、後日、逆転無罪を勝ち取ったものの、警察側は白バイの過失を一切認めず、争いはついに民事裁判に突入していった。3月31日、松山地裁で下された判決結果をお伝えする
  1. 2010/05/10(月) 17:50:46|
  2. 柳原三佳の執筆記事

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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