柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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会話補助機『レッツ・チャット』再開!

 ここ数日で、すっかり秋模様ですね。
 明日は、京都府立医科大学で講演をさせていただくことになっており、久々に初秋の京都へ行けるのが楽しみです!

 さて、皆さまに署名のご協力などをいただいていた、会話補助機『レッツ・チャット』の件ですが、10万筆以上の署名が集まり、パナソニック四国エレクトロニクスからレッツ・チャットの次機種を発売することが正式に発表されました。

http://panasonic.co.jp/psec/guide/2010/20100921.html 

 それを受けて、『巻子の言霊』の主人公である松尾さんが、パナソニックの社長あてにお礼のお手紙を出されました。承諾を得ましたので、皆様にご報告を兼ねて、そのお手紙をご紹介したいと思います。
 私は、このお手紙を読んで、また感動してしまいました……。
 ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。



パナソニック株式会社           

社長 大坪文雄 様

前略

はじめてお手紙を差し上げます。

私の女房、巻子は一年半前から御社のVenture Business ファンコム社のLet’s Chatを使って、ようやく夫婦でCommunicationすることが出来るようになりました。

このような恩恵を受けている方々は全国で何百人とおられることと存じますが、(そしてその数は今後さらに増えるとおもいますが)特に私共の場合は、女房には、自分でSwitchを押す部位が無いので、女房がまぶたをぱちっと閉じるのを信号に、私が代わりにSwitchを押すという、二人三脚でやっております。

これが無ければ、女房には伝達する術が全く無く最悪に、辛い、苦しい状況になります。そして毎日傍にいる私もその辛さが、鏡のごとく反映しますので、生き続けることの辛さに、胸が張りさけるような気持ちになります。

そのような大事なLet’s Chatが製造廃止、会社解散と一度は決定されていたところ、再考され復活することになったと知らされ、本当にうれしく思い、そのお礼が言いたくて一筆した次第です。

私共の事例の背景、経緯を簡単に説明させていただきます。

2006年7月1日私の女房(その時点で62歳)が、19歳の青年が、免許を取って一ヶ月半後に、友達とGame Centerで待ち合わせるために、親に買ってもらった自動車で居眠り運転をして、Center Lineを超えて対向車の女房の車に衝突、女房は脳挫傷、頚髄損傷、外傷性クモ膜下出血等々の重篤な傷害を受けました。

もしうまくいっても、植物状態だろうと言われましたが、奇跡も奇跡、今も生きております。然も意識も鮮明、知的能力も明晰であります。

人工呼吸器、横隔膜Pacemakerを装着、経管栄養(胃ろう)ですので、正に器械によって生かされている状態です。

最初の2年9ヶ月間は、本人の意識や知的能力がどの程度であるのか、医者も含めて誰にもわかりませんでした。
それが、御社のLet’s Chatのお蔭で、本人が言葉を綴ることが出来、意識も鮮明、知的能力も明晰であることがわかりました。
この驚きと感激は、容易に言葉で表現できるものではありません。

この事故は100%、相手に責任のある事故でありましたので、刑事裁判、民事裁判を通して、この面でも、当事者でなければ、わからないような辛いことを多々体験してまいりました。

それらも全て含めて、この4年間の、私共の苦闘の記録を(本)にして頂きました。

題名: 巻子の言霊
著者: 柳原三佳
出版社:講談社

今年、運命的にも、女房の事故の日と同じ7月1日(ファンコム解散の直後)に全国発売されました。
茲に同封いたしましたので、どうぞお読みください。そして出来るだけ多くの方々にも読んでいただけるようにお勧め願いたいと思います。

私の実家は富山県滑川市にあり、戦前より(松電社)という屋号で楽器、レコード、音響機器、家庭用電器製品を扱ってきました。
松下電器の特約店でした。

創業した父は戦争中に亡くなりました(34歳〕。
その後は祖母と母がほそぼそと引き継ぎ、私の兄が大人になってからは、2代目として引継ぎ、更に事業を発展させました。
最盛期には富山県に4件店舗を張っておりました。

今はその兄(79歳)も引退し、事業は閉鎖いたしました。

創業時の店は、旧滑川町の中心である中町にあり、家の前面が店になっており、奥と2階が自宅になっておりました。
私(74歳)は中学校までこの実家で育ちました。

店には、(National)Brandの松下電器製品がたくさん陳列され、レコードも松下の子会社であった日本Victorも含めた、多くの会社のレコードを扱っておりました。

私自身、米国留学から帰ってきてから、社会人としての最初の就職は日本Victorの貿易部でした。
その当時の日本Victorは松下電器の子会社でした。社長は住友銀行の出身、専務は松下生え抜きの方でした。

自宅の店には、壁に松下幸之助の自筆の(商道)の額が飾ってあり、店の前には日本Victorの大きな犬、(It’s Master’s Voice)でしたか? 
この犬が耳をすまして蓄音機の音を聴いている......あの有名なセルロイドで作られた大きな犬が置いてありました。

私は、正に松下電器に囲まれて育ったといっても過言ではありません。

私の年代の人であれば、その当時、中町の松尾さんと人は呼びませんでした。松電社のあんちゃん(兄のこと)、松電社のおっちゃん(弟-私のこと)と言ったほうが通じるほど、ひろく知られた店でした。

私は1936年生まれですから、まだ大東亜戦争前です。その頃、既に松下幸之助の偉大さに父は敬意を抱き、私の名前、幸郎の(幸)は松下幸之助から頂いた(幸)であると母から聞かされてきました。

私どもは、今回 又、御社のLet’s Chatに救われました。
不思議なご縁といいましょうか、御社は私にとっては、非常に身近な、親しみのあるものであると同時に、父が松下幸之助にあやかって名付けるほど、尊敬する存在でした。

私は50年以上柔道を続けてきました。創始者の嘉納治五郎は、それまでの柔術を選別編成して(柔道)を創設しました。柔道は単なる(術=技)だけの修得ではない。(道)人間の生き方、であるとして、(精力善用)(自他共栄)を唱えました。

松下幸之助は(商い)は儲けるだけではない、社会に奉仕する、(生き方)であるとして(商道)を唱えました。いずれも究極を同じくする哲学であります。

Let’ Chatの復活は、企業としては、大変な決意であったと思います。
利益を追求するだけでは、復活できません。

私は、松下幸之助の哲学は未だに継承されているな、と感じました。
私は松下幸之助の(幸)を頂いたことを(誇り)にしております。

終わりに、改めて感謝の意を表し、御社の更なる発展を祈念して、閉じたいと思います。

ありがとうございました。
       
草々

     松尾幸郎
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  1. 2010/09/30(木) 09:00:29|
  2. ミカの日記

いのちのミュージアム開場!

 昨日は、東京・日野市にオープンした「いのちのミュージアム」の開場記念式典に参加し、司会をさせていただきました。
 早朝、千葉の自宅を出た時は横殴りの暴風雨でしたが、日野に近づくにつれ、少しずつ空が明るくなり、式典後の風船飛ばし(タンポポの種と一緒に)のときには、まさに台風一過の青空が広がっていました。
「つながれ、つながれ、いのち!」
 の掛け声とともに、大空へと舞い上がっていく色とりどりの風船を見上げながら、生命のメッセージ展が生みだした数々の出会いと人の輪の素晴らしさをかみしめました。
 以下は、今日の読売新聞記事です。
 この記事の中でコメントしてくださった永井さんは、私のブログをご覧になって開場記念式典のことを知り、駆けつけてくださったのです。
 永井さんのほかにも、交通事故取材を通して知り合った被害者のご家族、仕事の関係でお世話になっている方々も、会場に足を運んでくださいました。
 みなさん、本当にありがとうございました!


■いのちのミュージアム開設 日野

絶たれた命未来につなぐ


遺品の靴などが置かれた、交通事故被害者らのパネル 交通事故や犯罪で亡くなった被害者の遺品などを常設展示する「いのちのミュージアム」が25日、日野市百草の旧百草台小学校にオープンし、記念式典が開かれた。

 運営するのは、NPO法人「いのちのミュージアム」。式典では、2000年に一人息子を交通事故で亡くした、代表理事の鈴木共子さん(61)が「理不尽に絶ち切られた命を未来につなげる場が、子どもたちのぬくもりが残るこの場所で実現できるのは喜び」とあいさつ。「死を思うことで、生きている今を輝かすことが出来る」と語った。

 常設される「生命のメッセージ展」では、交通事故やいじめなど、理不尽に命を奪われた約80人の等身大パネルに、遺品の靴や家族のメッセージなどが添えられている。

 町田市から訪れた技術コンサルタント、永井国生さん(65)は、「事故などで突然命を絶たれ、家族に何も言い残せない無念さを感じた」と話していた。

 入場無料。施設は金曜~日曜の午前10時~午後5時開館(入場は午後4時まで)。ワークショップなども実施する。問い合わせは事務局((電)042・594・9810)。

(2010年9月26日 読売新聞)
  1. 2010/09/26(日) 14:48:30|
  2. ミカの日記

明日は生命のミュージアム開場記念式典です

 昨日とはうって変わって、今日から突然「秋」になったようですね。
 気候の変化に身体もびっくりしている感じです。
 
 明日は(あ、もう今日ですね)、東京・日野市で「いのちのミュージアム」の開場記念式典です。
■いのちのミュージアム
 私は司会を担当させていただく予定です。

 以下、代表である鈴木共子さんからのメッセージを転記させていただきます。
 会場でたくさんの皆さまにお会いできることを楽しみにしております!
 
***************************************

鈴木共子です。


いよいよ明日
「いのちのミュージアム」がオープンします。
永年温めていた夢が実現するのです。
ここに至るまでの様々な思い出がよぎり
感無量です。

メッセンジャーたちに導かれながら
そしてたくさんの人の支えがあればこそ
ここまで来れたのです。
一人の力は小さくても、皆が力を合わせれば
何ごとも成し遂げることが出来ることを
改めて実感しています。

こちらには台風接近中ですが
きっとメッセンジャーたちが
メッセンジャーマジックを
働かせてくれると、信じています。

「いのちのミュージアム」に来館される皆さん
お気をつけておいで下さい。

NHKの放映
9月25日「ニュース7」 19:00 全国放送

メッセンジャーたちと私たちの未来が
輝きますように・・・・

  1. 2010/09/25(土) 00:34:30|
  2. ミカの日記

検察が証拠改ざん??

 検察官逮捕のニュースに、大きな衝撃を受けています。
 でも、これまでに取材してきた事件の中には、似たようなケースがあったので、その行為自体については驚きませんが、それでも、今回の事件のすそ野にどれほどの事件が隠れているかと思うと、ぞっとする思いです。
 交通事故をはじめとする、大きく報道されないような事件で、いったいどれほどのことが行われているでしょうか……。

 私は今月の「冤罪ファイル」に、常磐道で起きたトラック20キロ引きずり事件の記事を書いたのですが、追突されたにもかかわらず起訴された運転手は、取調時に、「追突されたことに気づかなかった」と懸命に主張したにもかかわらず、検察官に、
『悪いことをする人は嘘をつくものだ』
 と言われ、取り合ってもえなかったそうです。
 真実はいったいどこにあるのでしょうね。
 
 昨日は、交通事故の被害者がご夫婦で、なんと沖縄から我が家までおみえになりました。
 話を聞くと、もう、ほんとうに悲惨でした。
 一家の大黒柱が働けなくなり、裁判のために治療費もストップされた被害者の家族は兵糧攻めにあい、どん底まで追い詰められ、結果的に経済的に破たんさせられてしまう……。
 
 こういう方々の訴えをどのように救い上げていくべきなのか、そんなことをいろいろ考えているときに、大阪地検のニュースを聞いたので、余計に腹が立ちました。

 あ~~、この国って、どうなるのでしょうね。
  1. 2010/09/22(水) 10:52:04|
  2. ミカの日記

「NPO法人Fine」のブログより

 総裁選挙が終わりましたね。
 開票の様子をライブで見終わり、窓を開けると、そよそよと涼しい風が入ってきました。
 庭では、フェニックスの木が今年も大量のオレンジ色の実をボトボトと落としています。
 落ちた直後はいい香りがするのですが、すぐに熟してしまうので、大急ぎで片づけなければなりません。
 この実、お酒に漬けたりいろいろ試してみるのですが、他に何か良い活用方法はないものでしょうか???

 さて、今朝、友人から連絡を受けて知ったのですが、「NPO法人Fine~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~」のブログに、『巻子の言霊』の感想文が掲載されているとのこと。
 さっそく読ませていただき、また胸がジン、としました。
 赤ちゃんがほしい……、その思いは、経験した女性にしかわからないものだと思います。
 こうしたNPOで、たくさんの方々が交流しておられることを、改めて知りました。
 不妊治療を体験されたスタッフの方には、巻子さんが会話補助機で綴られた、この言葉が響いたようです。

「あかちゃんがほしいのです だっこしたいのです」

 9月12日付ブログの一部をご紹介したいと思います。
 感想文を書いてくださった、たかぼんさん、ありがとうございます。

************************************************

 NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~ のスタッフブログです。
http://blog.livedoor.jp/npofine/archives/65408200.html
 スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

 こんにちは。Fineメンバーのたかぼんです。
 ステキな本に出会いました!
『巻子の言霊』柳原三佳著・講談社)

交通事故によって全身麻痺になった妻・巻子さん(65歳)、献身的に支える夫・幸郎さん(73歳)。
この本は、松尾さん夫婦を取材したノンフィクションです。

著者の柳原三佳さんは、交通事故問題や死因究明をテーマに多くの記事を手がけるノンフィクションライター。
★柳原さんのサイトhttp://www.mika-y.com/

本書にも、医療制度の問題点や交通事故被害者を苦しめる理不尽な賠償など、社会問題が凝縮されています。

しかし、ここでこの本を紹介するのは……

「家族の絆」が描かれているからです。

巻子さんは全身麻痺で体を動かすことも、口から物を食べることも、言葉を発することもできません。
けれど、意識ははっきりしているのです。
どれほどの苦しみでしょうか?

現在は、幸郎さんの問いかけに目をパチパチして答えることでコミュニケーションをとったり、
会話補助機を工夫しながら使って、意思表示しています。

あるとき、長時間かけて巻子さんが表現した言葉は……

「あかちゃんがほしいのです だっこしたいのです」

この意味を、幸郎さんは
「もうすぐ海外から帰国する娘夫婦の子ども(孫)を抱きたいのだろう」
と理解しました。

手はおろか、体を動かすことができない巻子さんは、孫を抱くことができません。

「そんな、ごく当たり前の望みすら叶わぬ哀れさを思うと、幸郎さんは巻子さんにかける言葉が見つからず、ただ
額をさすりながら涙するしかなかった。」(本書より)

ご夫妻には、美樹さんと幸哉さんという二人の子がいます。
一家は長くアメリカで暮らし、現在は松尾さん夫妻は日本で、美樹さんと幸哉さんは海外で暮らしています。

帰国した美樹さんと著者の柳原さんが対面し、話をするシーンはとても印象的です。

美樹さんは、前出の言葉をどう捉えたかを伝え、柳原さんも「やはり」とうなずきます。それは・・・

「あの言葉は、マミー自身が自分の赤ちゃんを欲しいという気持ちで言ったのではないかと……」

美樹さんの言葉が、胸に響きます。

夫婦と家族の深い愛情と絆に、心を打たれました。

夫婦ってなんだろう?
親子って?
子どもって?
いつまでも消えない「子どもがほしい」という思い……。

巻子さんが渾身の思いで発した
「あかちゃんがほしいのです だっこしたいのです」

あなただったら、この言葉をどう受け止めますか?

不妊を体験した私たちは、そうでない人とは違った思いがあるのでは……と思います。

もし読まれたら、ぜひ感想を聞かせてくださいね。

私は、何度も何度も落涙。(T_T)
今日も読み返して、また涙があふれています。

  1. 2010/09/14(火) 17:14:20|
  2. ミカの日記

#9110をご存じですか?

今日、9月11日は、アメリカで同時多発テロが起こった日です。
 CS放送では、今、当時の生々しいドキュメンタリー番組を放映しています。
 夜のニュースで、ビルに飛行機が突っ込む映像を見たあの時のことが、昨日のことのようによみがえってきました。

 さて、同じく9月11日は、「警察相談の日」ということをご存知でしたか?
 また、#9110という相談用の専用ダイヤルがあるということを。
 私も初めて知ったのですが、愛知県の山田さんhttp://ameblo.jp/acuvilogから、下記のメールをいただきましたので、ご紹介しますね。
 山田さんの報告によると、途中までは機能していたけれど、ある時点からはパッタリ機能しなくなったとのこと。
 本当に犯罪被害者支援として機能しているのか?
 住民相談窓口というのは、ただ聞くだけで終わっていないか?
 そんな疑問を抱いておられるようです。
 #9110を利用したことのある方、いかがでしたか?
 地域差や担当者の差もあるかもしれませんが、#9110に関する体験談やご意見などありましたら、ぜひお知らせいただければと思います。
 
<以下、山田さんからのメールです>

 先日、中日新聞の1面に9月11日は「警察相談の日」という小さな公告をみかけました。

 そして、政府インターネットテレビで告知があることを、検索でみつけました。

★警察へのホットラインは110番だけじゃない!!~#9110をご存じですか?
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2189.html  


 三佳さんは、ご存知でしたか?
 私は、昨年、地裁の検事に教えていただいた、ハートフルラインの紹介で、#9110に連絡をとりました。
 行政処分課は、即、処分まで動いてくれました。
 しかし、所轄警察は、3ケ月が経過した今でも返事がありません。
 担当者は父の事故の詳細も知っており、前担当者、現担当者についても知っている人でした。

 私は、この電話の際に、事故直後の、実況見分の事故現場見取り図の疑問もぶつけました。
 起訴できないといわれた事、目撃者を募る看板をたてることを拒まれた事。
 そして、目撃看板を立てることの要望記録が、事故が起きた3月~6月初旬まで、一切記録されていないということへの疑問を投げかけました。

 この期間、私も母も何度も警察にいきました。妹夫婦もいきました。
 損保の代理店の人間にもいってもらいました。それらの記録が一切ないのです。
 初動捜査の警察官は、こうした記録を残さず、すべての人間を追い返していました。

 記録がなされるようになったのは、担当者が変わってからです。

 以下はこれまでの経緯です。
 返事がないのが返事だと受け取るべきなのでしょうか。
 皆さんはどう思われますか?

#9110
  1. 2010/09/11(土) 17:49:26|
  2. ミカの日記
  3. | コメント:0

今月発売の「冤罪ファイル」

 何日ぶりの雨でしょうか。今日の千葉は、大雨が降っています。
 この夏は芝生の水やりが追い付かず、このまま枯れてしまうのではないかしらと心配していましたが、今日の雨で、きっと元気を取り戻してくれることでしょう!
 やっぱり夏は、(大変ですが)エンジン付き刈り払い機をブイブイいわせて、芝刈りを楽しみたいものです。
 
 さて、『冤罪ファイル』の最新号が発売となりました。
 今回取り上げたのは、高速道路上で起こった不可解な追突死亡事故です。
 私はこの事故が発生した直後の報道を目にしたときから、なぜ前を走っていたトラックの運転手が逮捕・起訴されたのか、疑問を感じていました。
 もっと悪質な事件で逮捕も起訴もされない事件は山のようにあるのに、なぜ、この事故が……。
 皆さんはどのような印象をお持ちになるでしょうか?
 ぜひご意見をお聞かせくださいね。


<冤罪ファイル>

シリーズ ザ・交通裁判

<追跡レポート>

「常磐道・トラック(20キロ)引きずり事故」の真相を追って----

一審判決・ひき逃げ無罪!(水戸地裁)
なぜ、追突されたトラックが「ひき逃げ」で起訴されたのか?


ノンフィクション作家/柳原三佳

(リード)
2008年12月、常磐自動車道で10トントラックに3トントラックが追突。そのはずみで2台は連結状態となりながらもそのまま走行し、約20キロ先の地点で3トントラックが炎上、運転手(当時29)が焼死するという痛ましい事故が発生した。10トン車の運転手(当時58)は、「追突を荷崩れと誤信し、事故とは気づかなかった」と訴えたが、聞き入れられることはなく即逮捕、拘留され、自動車運転過失致死罪と道路交通法違反(ひき逃げ)で起訴された。被告人となった運転手は、公判開始後も一貫して無罪を主張していたのだが-----。不可思議な事「ひき逃げ」件の真相を追った。
  1. 2010/09/08(水) 17:08:26|
  2. 柳原三佳の執筆記事

「現代ビジネス」に、『巻子の言霊』この著者に聞け、が掲載されています

 WEB●「現代ビジネス」に、『巻子の言霊』で妻の介護をなさっている松尾幸郎さんと柳原三佳の対談が掲載されています。
 ぜひ読んでみてくださいね。

感動ノンフィクション『巻子の言霊』主人公と筆者の対談
 
あまりに不運な交通事故によって全身麻痺となった65歳の妻を献身的に支える73歳の夫。そんな夫に妻は会話補助機を使って懸命に愛の言葉を送り続けた――。

 二人の姿を通して、真の愛情のありかたと交通事故被害者の悲惨な現実を描いた『巻子の言霊』。老老介護、尊厳死、歪な保険制度といった現在日本が抱えるさまざまな問題の生々しい実情も浮き彫りとなっていることもあって、現在、大きな反響を呼んでいる。

 今回、著者の柳原三佳氏と同書の主人公となった松尾幸郎さんが対談。同書に込められたメッセージについて改めて語り合った。


★続きは下記をクリックしてくださいね!

●「現代ビジネス」
  1. 2010/09/06(月) 21:48:23|
  2. 柳原三佳の執筆記事

障害を乗り越えて……。義足でライダー復活!

 クーラーにやられてしまったのか? 週末はのどが腫れて、ダウン気味でした。
 身体のどこかが痛くなったり、具合が悪くなると、気分まで落ち込んでしまうものですが、もし、他人の不法行為のせいでそういう状態にさせられたら、どんなに悔しく、苦しいことでしょうか……。

 偶然ですが、ここ数日、バイク事故(といっても、相手の車が全面的に悪い事故)で、重い後遺障害を負った方々からのメールや電話が相次ぎました。
  
 一瞬の事故で右腕の機能を失った後藤さんは、『巻子の言霊』を読んで、こんなメールをくださいました。一部抜粋します。
 
『……何とも松尾ご夫婦と僕では人間性が違いすぎて、コメントするなんてオコガマしい事この上ないと思います。
 とは言え、心が騒いでしまったのも事実で、何かを伝えたくてメールしました。

 冒頭部分で「宇宙から見た地球云々…」の文が目にとまりました。
 僕も前世等、宗教的な考え方は否定しますが、では、何故僕は事故に遇ってしまったのか?

 僕はこう考える事にしています。

 それは、その瞬間、そこに居たから…。
 
 例えばその交通事故を上空から見ていた者が居たとします。
 当事者には出会い頭であっても上から見れば双方が近づいて来てぶつかった。
 おこるべくして起きた現象なのですね(極論ですが…)。
 偶然なんてそう易々と起こる事ではないと思っています。
 突き詰めればそれなりの理由があるはずです。

 心残りなのは、「加害者が信号待ちの車をセンターラインを越えて自店の前の路地に入る」という行為を日常的に繰り返していたというのに、それが何故僕の記憶になかったのか?。
 毎日通勤していた道なのですから。
 危険行為をする人間が居ると認識出来ていれば回避していたはずです。
 この理由も解らずじまいでした。』


 なぜ、自分は事故に遭遇したのか?
 せめて1秒、タイミングがずれていたら……。

 その事故を、起こるべくして起こった現象であり、理由があったのだという考えに至るまでに、彼はいったいどれだけの年月を費やしたことでしょうか。
 後藤さんは今も、真実を追い求めて裁判をしていたころを思い出すと、涙が出てくるとおっしゃいました。でも、今は、あの時の苦しみを乗り越えて、お仕事も頑張っておられます。

 もう一通のメールは、7月号の「ミスターバイク」で取り上げた丸野さんからです。
 彼は不可抗力の事故で、右足を切断という大きな障害を負いました。
 しかし、失意のどん底から這い上がり、再び義足でのバイクライフを取り戻したのです!
 そこには、奥さんと3人の子供さん、そしてご両親らの協力がありました。

 8月13日に届いたメールには、ミッション付きのバイク免許更新を知らせるものでした。
 これがどんなにすごいことなのか! バイク乗りの方ならお分かりだと思います。

丸野義足免許

 柳原さま

本日、鴻巣運転試験場にて条件変更手続きして来ました。
バイクの改造箇所、実技等問題なくミッション付きに乗れるようになりました。

朝、9:00に適性検査室にて条件変更の書類を製作し(印紙代¥1700)、11:00ごろになぜか試験車両ホンダの750ccにて跨りサイドスタンドを外せて、バイクを支える事が出来るかの確認。
その後、別の試験官にて実際に乗るバイクの改造箇所の確認、コース実走行を行い、条件変更合格を頂きました。
午後からの免許条件書き換えの為、免許を受取ったのは14:30ごろでした。
帰りはバイクにて一般道、高速、一般道と40km強を乗って帰って来ました。

明日は朝から外装パーツを早速交換し残りの夏休みを楽しみたいと思います。


 そして、一昨日届いたメールは、なんと1日で450キロのツーリングを楽しんだという報告でした!

柳原様

今晩は、ご無沙汰してます。
相変わらず暑い日が続き少々バテ気味ですが、気分転換で本日、10年ぶりに高速道路を使い長野県の野辺山にある国立天文台に行って来ました。
朝、6:40過ぎにこちらを出発し圏央道+関越+上越を使い佐久ICで元同僚と8:30に待ち合わせし9:00に佐久を出発し10時過ぎに目的地野辺山に到着しましたが、45m電波望遠鏡までは(施設内は車両乗り入れ禁止で)徒歩で頑張って歩きました。往復で2Km前後でしたが一度でこれだけの距離を杖等なしで歩行したのは何時以来の事やら?

その後、白樺湖、女神湖等を見て15:30ごろには佐久に戻って、単身赴任していた時に良く晩御飯を食べに行っていたレンストランで非常に美味しいハンバーガーを食べ大休憩をとり17:20頃に佐久ICに乗り19:00過ぎに自宅に戻りました。
走行距離は全部で450Km弱を走破しました。

今回のツーリングで分かったこと高速走行のスピードは100~110Kmぐらいが快適でそれ以上は風圧が強く疲れる、また停車時、サイドスタンドを出す為に義足で車重を支えるのには気合と根性が必要(かなり怖いです)、左コーナーで押さえがほとんど効かない、特に低速左コーナー、右折時が怖かったです。
でも風を切って走る体感はやはり最高でした。
車では決して味わえる事の出来ない感覚ですよね、改めて義足になっても自分はバイク側の人間だと再認識しました。

後、サイドスタンドを出す場所(バイクの停車した場所の路面状態)で何箇所かサイドスタンドを出す事が出来ませんでした、スタンド出す側の路面が若干右側より高くなっていると今以上に右に車体を傾けなければならなくなりもし右側にバランス取れず転倒した事を想像すると正直身体が硬直し踏ん切りも付かず、少し自分のビビリに嫌になりました。出せない時は同僚にスタンド出してもらいました。

下りと停車時のリアブレーキの使い方ももっと練習と慣れが必要ですね、リアブレーキ位置も少し改善が必要だと感じました。

怪我する前と比べると確実にスピードは遅くなりましたが、安全に走る為に少しは考えて走れるようになったような気がします
ゆっくりステップアップし今よりも確実に走れるように体力、技術、セーフティの向上を目指したいと思います。

WR250Xが8/13に納車され今日のツーリングで総走行距離が1000Kmとなりました
明日はオイル交換してもらいつつ、サイドスタンド、リアブレーキ位置、形状等の打合せしてきます。


 これは、以前乗っておられたバイクですが、義足とはわからないほど決まってますよね!
10 006
 丸野さんは、障害者のバスケットにも力を入れておられます。かっこいいですね!
10 025

 不可抗力の事故に遭い、たくさんの夢を奪われながらも、こうして悔しさを乗り越え、前向きにチャレンジされている人たちからのメッセージ。 
 私も夏バテに負けず、著書やブログで、これからもたくさん伝えていかなければ! と思っています。
  1. 2010/09/06(月) 13:10:50|
  2. ミカの日記

レッツ・チャット存続おめでとう!

9月に入ったというのに、なんなのでしょう、この暑さは……。
 先ほど、お世話になっているイラストレーターさんと電話で話していたのですが、こういう暑さのときは大きな地震が来ると言われて、怖くなりました。
 でも、ここまで気候が異常だと、何かが起こってもおかしくないかもしれません。
 そんな中、庭では最後のブルーベリーを収穫しました。食べてみたらとっても甘くって、美味しかったです。
 ブルーベリーもゴーヤも終わってしまいましたが、柚子の木には今年もたくさんの緑色の実がなっています! まだまだ暑いけれど、庭の木々は秋の気配を伝えてくれますね。

 さて、レッツ・チャット存続のニュースに、いろんな方から「よかったですね!」「おめでとう!」という声が寄せられています。
 下記は、同業他社に勤務されていたという方からいただいたメールです。
 これを拝見して、今回の存続決定というのは、企業にとっては大変な決断だったのだなあということがよ~くわかりました。
 それだけに、ユーザーのみなさんがこうして声をあげたことは、本当に意義のあることだったのですね。
 いろいろ勉強になります! 
 メールを下さったNさん、いつも応援していただき、ありがとうございます!!

************************************************

 レッツ・チャットの朗報、凄いですね。
 同業他社に勤務していた私は「復活は先ずむりだろうなあ~」と正直思っていました。何処かの中小企業が引き継げば別だが・・・でもこの不況下ではなあ~と僅かな期待は持ちつつも殆どむりだろうなあ~と。
 私もどこか知っている中小企業があれば話を持ちかけてみようかとも思ったのですが、中々妙案が・・。
・・と言うことで、パナソニックの企業文化は実に素晴らしいですね。

 とにかく医療器具は「儲からない」「販売台数が少ない」「使い方の指導に手間が掛かり過ぎる」「うっかり始めると途中でやめられなくなる」「厚労省の認可を取るのが大変」「設計不良、製造不良で重大事故でも起こしたら工場操業(全工場)が厚労省から強制的に停止させられる」など、とにかく厄介な分野で、大手企業は殆ど手を出しません。
 精々オリンパス(内視鏡)オムロン、コーリン(血圧計など)日本光電工業クラス規模の会社と、東芝メディアカル、日立メディカル、横河のような大手が一台何億円というMRIやCTなどの付加価値の高い製品にしか手を出さない業界です。
 そんな訳でレッツ・チャットの復活は極めて珍しいです。
 パナソニック万歳!ですね。 
 良かった、良かった。
 この問題を呼び掛けた柳原さんのブログも大いに貢献されたと思います。
  1. 2010/09/03(金) 15:37:43|
  2. ミカの日記

「レッツ・チャット」存続決定!

 先日、このブログで、『レッツ・チャット」という会話補助機の存続を求める署名のお願いをさせていただきました。
『巻子の言霊 ~愛と命を紡いだ、ある夫婦の物語』を読んでくださった方はご存じだと思いますが、この機械は、言葉を発することができない障害者の方々のためにパナソニックの子会社(株式会社ファンコム)が開発したもので、交通事故で全身麻痺となった巻子さんをはじめ、全国各地の多くの方々が愛用し、愛する人たちとのコミュニケーションを取り戻しておられます。
 ちなみに、この写真は、私が今年4月に『レッツ・チャット』を操作して、巻子さんとお話をしたときに、巻子さんが病室で語られた言葉です。
 巻子さんは唯一自分の意思で動くまぶたでまばたきし、合図を送ります。それをキャッチして、私がスイッチを押すのです。

P1070508.jpg

 松尾さんご夫妻は、ずっとこの方法で、会話をしてこられたのです。

 そのファンコム社が、今年6月末に突然閉鎖されてしまったというニュースを聞いて、驚きました。この機械をよりどころにされている方々は、本当に大変です。
 そこで、『レッツ・チャット』の愛用者の方々が中心となり、なんとか業務を存続してもらえるよう、パナソニックの社長あてに緊急の署名活動を展開されていたのです。
 
 その結果は、思いのほか早く現われました!
 パナソニックが、『レッツ・チャット』の次期モデルを製作することを発表したのです。
 署名にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

 以下は、「1/4の奇跡」などたくさんの本を執筆し、全国で講演活動をされている石川県の養護学校の先生・山元加津子さんからのメールです。
 本当に、よかったですね!!

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先ほどパナソニックさんから今日お電話をいただきました。

「当社のレッツチャット存続の署名の活動を知りました。こんなにも多くの方が、レッツチャットを大切に思っておられること、そして多くの方が待ち望んでおられることを改めて知り、とても感謝をしています。加えて、この署名でレッツチャットを多くの方に知っていただけたことも、うれしく思っています。みなさんの熱い思いに、パナソニックとしても、ぜひ応えたく、存続を決定し、署名のおかげもあり、来春には次期モデル発売の方向となりました。来週にはファンコムのホームページで、今後の予定を発表できると思います。これからもよろしくお願いします」

 という内容でした。
 ばんざーい、ばんざーい、わーいわーい。私、飛び上るほどうれしいです。存続のことももちろんすごくすごくうれしいです。でも、同じくらいに、うれしかったのが、みなさんの思いが届いたことです。ものすごく多くの方が、みなさん忙しい毎日を送られているのに、これはとても大切なことだよって思って、宮ぷーやレッツチャットを使っている人、これから必要とされる方のために、絶対にいるよって必死に署名を集めたり、広めてくださったことです。そのことが、今日のパナソニックさんからのお電話につながったということが、泣けて泣けて仕方がありません。
 ありがとうございます。本当にありがとうございます。

 そして、パナソニックさん、パナソニックの社長さんありがとうございます。まだ署名も届いていないのに、こうした決断をしてくださったということは、パナソニックさんが、障害や病気を持っている人のことも大切にしてくださるからに違いないです。「みんなの期待に応えたい」って言ってくださってありがとうございます。そして、「新しいレッツチャットも開発する」っていうことも本当にありがとうございます。
署名を今も集めてくださってる方もおられます。どうしたらいいのかなと私、思いました。集めていただいた署名は多くの方のお気持ちがこめられています。その署名と、今みなさんが集めていただいたお手持ちの署名、あるいは、パナソニックさんありがとうの思いは私のほうへお送りいただいて、ぜひ、お届けしなくてはならないし、お届けしたいなあと思います。けれど、これ以降は目的も達成したということで、署名は終了していただいていいのではと思うのですが、いかがでしょうか? 本当に多くの方のこんなにも大きなお力が集まったこと、心から感謝しています。ありがとうございます。温かいメールとてもうれしいです
  1. 2010/09/02(木) 14:25:33|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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