柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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本日発売『週刊朝日」(4/1号)

 大震災から2週間が経ちました。
 我が家の周りの林からは、なにもなかったかのように、鶯の澄んだ鳴き声が聞こえてきます。
 あの大津波の中、どれだけ多くの人が、『鳥になれれば……』と思われたことでしょうか。

 さて、本日発売の『週刊朝日』に、柳原三佳の執筆記事が掲載されています。
 本当は判決直後(2月)に出したかったのですが、大学の合格者発表と大震災の影響で、1か月延びてしまいました。
 埼玉で起こった、飲酒死亡事件を取材しました。
 なぜ、この事件で同乗者が実刑判決を受けたのか?
 その理由を、知っていただきたいと思います。ぜひ読んでみてください。

◆週刊朝日 4月1日号

飲酒死亡事故同乗者に初の実刑判決

遺族が告発した「パワハラ」


(リード)
泥酔運転で死傷事故を起こした車の同乗者に、「危険運転致死傷幇助罪」で懲役2年の実刑判決---。2月14日、さいたま地裁で言い渡された判決は、その罪名自体が全国初、しかも被害者参加制度で裁判員裁判ということもあり大きな注目を集めた。ハンドルを握っていない同乗者が、なぜ実刑になったのか。そこには遺族が告発した『パワハラ』が隠れていた。
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  1. 2011/03/25(金) 10:51:18|
  2. ミカの日記

高知白バイ事件、控訴棄却

 すでにご存知かもしれませんが、「高知白バイ事件」、控訴棄却されました。
 詳しくは、この事故で実刑判決を受けたバスの運転手・片岡さんのブログ「雑草魂」をご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954
<以下、片岡さんのブログより>


昨日、17日(木)、高松高裁にて国賠訴訟判決がありました。

例によって、控訴棄却、外に言いかたがないのでしょうか、本当に呆れてものも言えませんでした。

会長、副会長、事務局長、妻、支援する会に参加していただきました、新しい応援者の、計6名で出発寒い雪の中での道中でした。

高裁に着くと、いつも応援してくれている高知市内の仲間3名が早く来て私達を待ちうけてくれました。

13時10分、法廷に入り原告席に座るも、 
「本件控訴をいずれも棄却する。」
「控訴費用は控訴人らの負担とする。」
この二言でした、一年過ぎまで裁判を引き延ばして、結局は定番の
「棄却」、どうして真剣に審理をしないのでしょうか?

この日は、他に6件の民事事件の判決が言い渡されました。
全て、?本件控訴をいずれも棄却する。?控訴費用は控訴人らの負担とする。

約5分位で、7件の民事裁判の判決が言い渡されたのです。

私は、最初でしたので原告席に座ることが出来ましたが、ほんの一瞬でした、次の原告の方は、座る間もなく、言い渡されたので、直ぐに退席した次第です。

後の、5件は誰ひとり来ていませんでした。
民事裁判がいかにお単調に行われているか判りました。
応援に駆け付けてくれた方々に説明する言葉が見つかりませんでした

一部抜粋すると、控訴人らは、前記説示のように確定した有罪判決(刑事裁判での事です)の当否を争うことを制限することは、刑事裁判の民事裁判に対する優越をもたらし、不当である旨主張するが、刑事裁判の法的安定性の観点から、やむをえないものである。
その他、前記のとおり補正の上引用した原判決の説示を非難する控訴人らの主張は、独自のものであって、採用できない。

本件控訴は理由がないからいずれも棄却することとして、主文のとおり判決する。

私が一番気になったのは、「やむをえないものである」という言い回しです、皆さんはどのように理解するのか?受け止める事が出来るのか?お聞きしたいものです。

これから先、どのような方向で裁判を闘っていくか、支援する会の皆と検討し、一日も早く結論を出していきたいと思います。

これからが、正念場頑張っていきますので、応援よろしくお願いします
  1. 2011/03/22(火) 17:59:29|
  2. ミカの日記

『週刊金曜日』(3/18号)に記事執筆

 東日本巨大地震発生から10日目を迎えた被災地で、岩手県釜石市は、25日から身元不明の遺体についても土葬に踏み切ることを決めたそうです。
 被災地には全国各地から法医学者の方々や歯科法医学者の方々が駆けつけ、余震の続く中、現地の検視官らとともに懸命に検視・検案作業にあたってくださっています。
 ◆ある法医学者のブログ

 しかし、あまりにも死者数が多く、すべての方々の身元を特定することはできないのが現状です。
 先週の金曜日に発売された『週刊金曜日』に、私は以下の記事を書きました。
 今回のような大規模災害は、まさに想定外かもしれませんが、災害の多い日本としてはこうしたシステムを整備することが大切だと思います。

 遅れるデータベース化
 身元確認システム構築急務

 (「週刊金曜日」(3/18号)

 三月十一日、東北地方で発生した巨大地震。現地の警察は、少なくとも万単位で死者が出る模様だと発表した。遺体の収容は遅々として進まず、震災から三日後の正午時点で検視を終えた遺体は一六四七体、そのうち遺族に引き取られた遺体は約百五十体のみで、大半は身元不明のままだという。

 こうした状況の中、厚労省は十四日、墓地埋葬法に基づく許可証がなくても弾力的に遺体の埋葬を認める方針を決定。中野寛成国家公安委員長は会見で「歯型やDNA型などを保存し、後々検証できるようにする」と話した。
法医学の専門家によると、水死体や焼死体など損傷の激しい遺体の個人識別には、歯科データ(治療痕など)の照合が有効だという。歯は人の体の組織の中でもっとも硬く、腐乱したり白骨化しても長く残るからだ。しかし今回は、津波や火災で、自宅だけでなく歯科医院も消失している可能性が高く、被害者の身元確認には困難を極めることが予想される。

 ちなみに、二月十二日にニュージーランドで起こった地震では、一カ月経ってようやく十一人目の身元が確認された。諸外国では歯型やDNA型から科学的に個人識別を行うため、時間はかかるが身元不明のままで終わることはまずない。オーストラリアのビクトリア州で大規模な山火事が発生し、二百人以上が焼死したときも、人間か動物かの見分けがつかない焼死体を全て法医学研究所に運んで解剖を行い、最終的には法医学者と歯科の専門家が被害者全員の身元を特定したという。同州では、解剖結果や口腔写真、歯科所見などがパソコンで管理され、生前の歯科治療痕のX線写真等もデータベース化されているため、歯による身元判明率はほぼ100%だ。

 一方、日本では生前の歯科データベースが構築されておらず、歯科法医学者と呼ばれる専門家の数も極めて少ない。そのため、歯による身元判明率はわずか十%にとどまっており、専門家らはかねてから警鐘を鳴らし続けてきたのだ。
 国は一刻も早く、歯による個人識別の重要性に目を向け、身元不明者を出さない死因究明システムを整備すべきだろう。
  <柳原三佳・ジャーナリスト>

**********************************************
 
以下は、本日の読売新聞記事です。

◆進まぬ遺体の身元確認、釜石市は土葬の準備 読売新聞 3月21日(月)12時31分配信

 東日本巨大地震発生から10日目を迎えた被災地で、多数の遺体の扱いに自治体が苦悩する中、岩手県釜石市は、25日から土葬に踏み切ることを決めた。

 一方で、遺族感情に配慮し、身元確認ができない中での土葬に慎重な自治体もある。

 岩手県警によると、20日夕の時点で、県内で収容された2583遺体のうち、身元が判明して家族などに引き渡されたのは103体。身元が確認できそうな遺体は数百体に上るが、家族が行方不明などで引き渡しが進んでいないのが現状だ。

 釜石市では、市内3か所の安置所に計508体が収容されているが、多くは身元確認のめどが立っておらず、時間の経過とともに腐敗も進んできた。市は「身元確認の見込みが小さい遺体や腐敗の激しい遺体は土葬にせざるを得ない」として、市内に埋葬予定地を確保。職員の1人は「埋葬してからでは身元確認が難しくなる。心当たりのある家族は早く安置所に足を運んでほしい」と呼びかける。

 一方、同県大槌町は20日、安置所の遺体について、少なくとも今月いっぱいは身元確認を続ける方針を明らかにした。

 津波で壊滅的被害を受けた山田町では20日午前の時点で、中学校体育館など3か所の遺体安置所で379体を収容。ドライアイスの不足が深刻だ。「水も不足し、遺体の泥もぬぐってやれない」と担当職員は嘆く。県内の遺体安置所は20日夕の時点で9市町村の計24か所。県警は16日から、身元が判明しそうにない遺体でも、所持品などで推測した氏名の公表を始めた。

 遺体が傷み始めているため、今後収容される遺体は身元確認がより困難になるとみられ、警察庁幹部は「今後はDNA鑑定や歯型による特定が必要になる」と話す。 .最終更新:3月21日(月)12時31分

  1. 2011/03/21(月) 16:03:28|
  2. 柳原三佳の執筆記事

ノンフィクション作家・広瀬隆氏のお話

 あの大きな揺れから1週間が経過しました。
 次々と流れる過酷な状況を目にし、私自身は何も被害を受けていないというのに、心の奥底に大きなダメージを受けたような気がします。
 常に不安な気持ちがどこかにあって、こうしてパソコンに向かっているときも、少し物音がしただけで、どきっとして、落ち着いて集中することができないのです。

 それにしても、この1週間、いったいどれほどのことが起こったのか……。
 被害があまりにも大きく実感がわきませんが、間違いなく言えることは、一人ひとりに大切な家族がいて、こつこつと築き上げてきた幸せな空間があり、大切に育て上げてきた歴史や伝統や文化があった、ということでしょう。
 そうしたものを一瞬で奪ってしまう自然の脅威とは……、本当に恐ろしいものです。
 
 しかし今、地震をきっかけにもうひとつの脅威が襲いかかろうとしています。
 政府や東電の会見、そしてテレビにたびたび登場する有識者のコメントは本当に正しいのでしょうか?
 本当に安心してよいのでしょうか?
 そして、この先も予想される大地震を前に、先に打つ手はないのでしょうか。

 緻密な調査報道を続けてこられてきたノンフィクション作家の広瀬隆さんが、そんな私の漠然とした疑問に答えてくださっているような気がします。 

http://diamond.jp/articles/-/11514

 下記は、広瀬氏が登場されている報道番組です。
 お時間があれば、ぜひご覧ください。
  
◆朝日ニュースター(広瀬隆氏のお話)
  1. 2011/03/18(金) 15:44:07|
  2. ミカの日記

大地震

 それにしても、すごい揺れでした。
 昨日は夕方から打ち合わせがあり、そろそろ出発の準備をしようと仕事を一段落させ、2階の仕事部屋から1階のリビングに降り、国会中継を見ながら支度を始めていました。
 そのとき流れた、緊急地震速報。
 東北地方で大きな地震があるとのことでしたが、突然、凄い揺れが始まりました。
 東北のはずなのに、どうして千葉がこんなに揺れるの!
 そう思いながらもい、びっくりした私は、庭に飛び出しました。

 庭に出るとすごい揺れで、立っていられないほどです。
 その揺れが、どんどん大きくなって、いつまでも続きます。
 私はガーデンテーブルにつかまり、周囲の高い杉の木が大きく左右に揺れるのを、信じられない思いで見ていました。
 しばらくして、九十九里浜に10メートル以上の大津波警報が出たときは、どうしようかと思いましたが、海から6キロ以上離れていますし、しょせん逃げる高台もなく、ご近所の方々と相談してそのまま家にいることにしました。
 幸い、津波の被害はなく、胸をなでおろしましたが……。
 その後、都内にいた主人と娘も無事であることがわかり安心しましたが、夜は停電して真っ暗な中、余震におびえながら一人で過ごしました。
 (主人は帰宅難民になり、都内の会社で泊まったそうです)
 
 地震直後から今朝の9時過ぎまで停電だったため大変でしたが、復旧してからテレビをじっくり見て、その被害の大きさに言葉を失いました。
 本当に、大変な災害です。
 原発の問題も浮上して……。
 みなさん、寒い中どんな思いで過ごしておられることでしょうか。
 想像を絶する過酷な現場の映像を見て、今、自分に何ができるか、何をすべきか考えていますが、何もできず歯がゆい思いをしています。

 地震発生後は、全国各地の皆さまから、たくさんの電話やメールをいただきました。
 しかし、なかなかつながらず、ご心配された方も多かったようですが、お優しいお心遣い本当にありがとうございました。
 私はこうして無事でおりますので、ご安心くださいませ。

 これからまた、暗く、寒い夜がやってきます。
 余震も頻繁に起こっています。本当に怖いです。
 被災地の皆さま、お体に気をつけて、どうか頑張ってください。
 
 

  1. 2011/03/12(土) 16:22:40|
  2. ミカの日記

今夜のTBSドラマ「新 示談交渉人裏ファイル」

 今夜午後9時~、TBSで『新 示談交渉人裏ファイル』が放映されます。
http://www.tbs.co.jp/getsugol/20110307/drama_point.html

 このドラマは、柳原三佳と浦野道行氏の共著『示談交渉人裏ファイル』が原作となった月曜ミステリー劇場の続編で、今回はキャストが一新して新しいシリーズとしてスタートしました!

 私は脚本にはタッチしていませんので、今日は一視聴者として楽しむつもりです!!
 さあ、今夜はどんなストーリーが展開されるのでしょう。
 皆さまもぜひ見てくださいね。

  1. 2011/03/07(月) 17:13:58|
  2. ミカの日記

理不尽な判決を受けて……

 交通事故の裁判を闘っていた原告の吉長光代さんという女性から、昨日私のもとに届いたメールです。
 高裁まで戦いましたが、敗訴だったそうです。

 長文ですが、ご本人の了承を得てここに掲載します。
 お読みいただければ、私の解説文など不要だと思います。
 同じ苦しみを味わったことのある方なら、彼女の今の思い、きっとわかっていただけるのではないでしょうか。

*************************************************

柳原 三佳 様

今日は高知白バイ事故が起きた日。
片岡晴彦さんのブログを見たら、献花に行かれたご様子でした。
事故とほぼ同時刻に行かれ、手を合わされたようです。
果たして私だったら出来るでしょうか?
あれから5年。
国賠訴訟の判決、本当に気になります。
間違った白バイ隊員の行動を庇うために証拠を捏造してまで無実の人に罪を着せた恐るべき国家作用。
大きな大きな深い罪に関わった総ての人々が彼に土下座をしたって、この5年間は元に戻らないのですから。


そう、私も同じです。事故形態も、判決も、そっくりですよね。
地裁に続き高裁の判決、本当に開いた口が塞がりませんでした。
事故現場が最徐行看板が設置された公園駐車場内であることなど、
あれほど写真や映像を取り付けたのに「本件道路」として最徐行義務には一切触れず。
7.2mの対面通行通路に右側通行を主張し、対向車が来たらジグザグ蛇行運転するという常識からかけ離れたモラルにも一切触れず。
実況見分調書と原図の整合性が全くないことにも一切触れず。
勿論、警察の杜撰な捜査・検察の横暴極まりない居直りにも一切触れず。

辻褄を合わせようともしない捜査・裁定・判決。
彼らがそんな知能すらも持ちあわせていない事はこの世の大きな悲劇です。

この怪奇現象事故には、一体何の作用が施されたのでしょうか?

城東警察交通捜査課、羽田野進・迎正次郎が作成した相手方説明の全く整合性のない見取り図にはご覧のとおり、何処にも座標が見当たりません。
異議を唱えても聞く耳も持たずに調書を勝手な作文で片付け怒鳴りつけて押印を強要。
人身事故なのに診断書を受け取らずに追い返す。
これは事故のカウントを上げない為?それとも検察に送検する書類を作成するのが面倒だから?それとも、この事故に不正な何かが潜んでいるから?

上申書を持って上司を呼んでほしいと言えば迎が血相を変えて飛んできて私を激しく恫喝(驚きました。警察署内で不正捜査をした警官に恫喝されるなんて)
渋々出てきた警部三船は上申書も受け取らない。捜査はやり直すと言いながら話は聞かない。
「あの場所は我々が取り締まる場所ではないけれど110番通報されては放っておいては可哀想だから行ってあげたのだ」
公園内の事故は警察のサービスですか?
警視庁広報課公聴係の通達すら無視。

後に上床交通課長の耳に入り、その言い訳が、

*おじいさんと女の人だから揉めないと思った。
*当日は具合が悪そうだったから早く帰してあげたかった。
*診断書は保険会社とのやり取りに必要だからお金がかかると思って可哀想だから受け取らなかった。

これがプロの警察官の言葉とは思えませんよね。

弁護士を伴って疑問を質せば居直るだけ。

*小さな事故はきちんと捜査しなくても良いというルールがある。
*右と書いても左と読む。
*忙しいから一つ一つの事故にまともな捜査など無理。
*弁護士会から23条照会があっても答えるのは任意(つまり返事なんかしないということ)

検察はもっと酷かった。中條交通部副部長はふてぶてしくもこう言いました。録音しているのに。

*この事故に貴方の供述は必要がないと警察が判断した。検察もそう判断する。その理由は言う必要がない。
*この図は間違っているけれど我々は正しいと判断する。この説明を理解しない貴方はおかしい。(つまり、狂人扱い)

正当な理由なくして検察審査会も通らず。(これは警察OBによると権力で阻止が可能だそうです)
ただ、当たり前の捜査をすればそれで良いだけの筈なのに、何故こうも私を八方塞に追い込むのか、理解できるわけがありません。


民事裁判は互いの出した証拠を精査し、その信憑性を問うもの。
私は弁護士からそう説明されました。だからこそ訴訟に踏み切ったのです。
滅茶苦茶な理論に基づいた整合性ゼロの現場見取り図。私の車の最終停止位置は、あんな場所ではありません。
警察・検察の杜撰な捜査とあってはならない言い逃れや居直りを録音した証拠。
超ベテラン交通事故チェアマンに依る調査書と元県警科捜研OB作成の鑑定書。
こちらが用意した電話帳何冊分もの証拠に対し、相手方は都合の悪いことには一切答えず。

そして証拠調べで相手方は

*普段からスピードメーターなど見たことがない(5回も言った)
*怪我をしたことを憶えていない(警察にも届けていない)
*10人が10人右側を走り、対向が来たら左に停まって待ち、また右を走る。
*気がついたら目の前に車が見えた(調書では9.7m手前で発見し急ブレーキを踏んだことになっている)


という事は、実況見分調書は全く出鱈目だと認めているのと同じです。
そして相手方保険会社の東京海上日動は、「契約者のスピード大と推察す」という理由で車両保険を支払っています。
最徐行の看板が車両の通行部分の至る所に設置されている、公園の駐車場内で、ですよ。
私は停止して待っていただけです。
これだけ公園の中であるという証拠があって、相手方の滅茶苦茶な理論があって、それなのに・・・・・・?


東京地裁民事第27部小西慶一裁判官の判決は、相手方の滅茶苦茶な理論を擁護するものばかり。
右側を走ることが奇異とは言い難い・(公園内を通行する車両が)左側通行をしている証拠とは言い難い
この項目は狂っているとしか思えません。交通事故を裁く裁判官がキープレフトを知らないなんて!?

そして私が自身の主張をごり押しする為に捜査機関に再捜査を強要したかの行。
最終的には位置関係が最終停止位置とは違う位置で撮られた写真1枚を取り上げ、私が直進車を妨害したという独断と偏見の判断。

その写真に写っている位置こそが大きな疑問だったのです。
通路を2台の破損車両が塞いでいたのだから何らかの交通整理が行われないはずはなく、周りには一つも部品が落ちていない。
そして見取り図に記載された停止位置とも全く合致しない。
その件を再三城東警察に質問しても回答を避けるだけ。
今回の判決も、ものの見事に右へ倣え、です。

高裁には3人の裁判官がいる。より深い審議がなされるはずだ。そんな期待を持って控訴に臨みましたが・・・・・。

東京高裁第1民事部
田川直之裁判長・そして始関正光・石垣陽介裁判官が出した結論は、たった4枚と数行の検証の欠片もない薄っぺらな判決でした。


私が出した証拠に一つでも触れてしまえば話が別の方向に進んでしまう。だから、総て無視しただけです。
判決は元県警科捜研OB鑑定人の書いた「空走距離を考慮に入れていない」という項目に的が絞ってあるだけでした。
緊急時に踏むブレーキに空走距離が最大限生かされたら、必ず事故が起こります。
高齢者教習で何故反応遅れに力を入れるかと言えば、危険回避能力が何より大切だからです。
当時82歳だった相手方。
「見ていなかった、見えなかった」という事故直後の発言が、何故こんなことになってしまったのでしょうか。

長い闘いでした。
まったくの理不尽ばかりに八方塞にされ、警察・検察・裁判所から袋叩きに遭いました。

この5年8ヶ月。
車が、身体が、心が、夫婦関係が、粉々に砕けました。
それを何としても人に見せないでいたいと満身創痍で頑張った自分は、もう何処にもいません。
正に力尽きた、と言うのが本音です。

不正・捏造・冤罪。
分かっていて何故、彼らはそこまでの行動を恥じないのでしょうか。もしも自分だったら、同じ事をされて黙って従うのでしょうか。
一般人の身体や生活や尊厳など、彼らにとっては鼻をかんだティッシュ程度のものでしかないのでしょうか。

高知白バイ事件は報道をかなり気にして見ていましたが、程度は違っても中身は同じです。
片岡さんが、ご家族が、そしてバスに乗っていた子供達が、総ての尊厳を簡単に奪われた。
事実をありのままに言ったのに、国家作用が真実を塗り替えたのですから。
それでも彼は事故現場に献花に行った。ブログを見て、さめざめと泣きました。
彼が収監される日の報道が、ありありと瞼に浮かんでしまったからです。
彼の無実を信じている人々が沢山いること。
無実の彼が国家作用の餌食にされたこと。
絶対に風化させてはならないと思います。

国家作用の中で内部告発をすると相当な制裁が待ち構えているようですね。
内部告発をしたら全員昇給というシステムを導入したら、社会が変わる気がしますが。
国家作用に絡む嘘と秘密と偽装工作にかかるお金こそが財政最大の損失であることなど、
国民の大半が知っているのに是正できない。こうした現実で更に国民を苦しめておきながら。

さっきツイッターに呟きました。
「真実を追究しなければならない職に誰よりも誇りを強く持って間違いを正してほしい」と。

こんな現実がきっと明日も明後日も、日本の何処かで起こるのでしょうね。
最高裁に上告しても棄却されるだけなので、もうこの件は自爆テロでもしたいくらい悔しいけれど、泣き寝入りの強要でピリオドです。

城東警察上床交通課長の居直りや東京地検交通部中條副部長の苦しい言い逃れの実態を
何とか公開できる機会があればと思います。
正しい捜査をすべき人間のあるまじき生の声を国民全員に聴いてほしいと思います。
生きている限り、ごく身近に起こる交通事故。
こんな風に捜査・裁定がなされる危険を沢山の人に知ってほしいと思います。

本当に本当に、人生最大の憤りを経験しました。
本当に本当に、疲れ果てました。
  1. 2011/03/04(金) 22:15:42|
  2. ミカの日記

届いたメッセージ

朝起きて雨戸をあけると、ほわ~んと春の香りが漂ってきました。
 庭に出てみると、2日前まで握りこぶしのようだったふきのとうが、土の中から顔を出して開いています。
 早速、収穫しようとしたら、土はまだかちかちに凍っていましたが、それをムギュッと掘り出して、朝ごはんのとき、豆腐のお味噌汁の中に刻んで入れました。
 お椀の中で、またまた春の香りが広がりました。
 これからしばらくの間、いろんな新芽で楽しめるので、ウキウキしています!

 さて、今日は私のもとに届いたメールをご紹介します。
 まず、先日「スーパーJチャンネル」で取り上げた、滋賀県のひき逃げ事件のご遺族から……。


柳原様

  こんにちは。お世話になっております。今日、検察庁から本日付けで、加害者が刑務所に入ったという
 連絡がありました。
  2月9日に確定しているわりに随分遅かった印象ですが、1年4ヶ月にしてようやくです。
  
 まだ、救護義務違反を覆さなければならないので終わりでは有りませんが、一段落した所で
 皆様には大変お世話になった事を感謝します。有り難うございました。


*****************************************

 ついに収監されたのですね。
 この事件で加害者は、『ぶつかったのが人とは気付かなかった」と供述しており、救護義務違反で無罪となっています。
 これから高裁での裁判が始まりますが、 引き続き、取材していきたいと思っています。

 次にご紹介するのは、北海道の白倉さんからのメールです。
 白倉事件も「スーパーモーニング」や『週刊現代」などで取り上げてきました。

*****************************************


柳原様

大変ご無沙汰しております。
毎日お忙しいと思いますが、風邪などひいていませんか?
様々な情報を、柳原さんのブログで拝見しています。

あきらめない被害者の行動がさんざまな形で表れているのを
拝見しています。犯罪被害者の一途な思いですね。

そんな柳原さんも、いつもいつも忙しい日々を送っているようですね♪

と~~っても遅くなりましたが
美紗のホームページをリニューアルした際に
トップに「白倉事件詳細」と題し
柳原さんのHPをリンクして動画を見れるようにしていました・・・(アクセス数増えています)

(中略)

あと、気のみ気のままのブログも、周りの勧めもあり
やっと始めました。HPの前にブログだろ!と言われ続けて3年目にして始めましたが
理解しきれていない中のスタートの私。。。。不安です。。。。。

HP【美紗の命が遺すもの】
http://www.ac.auone-net.jp/~spirits

美紗ママのブログ
http://ameblo.jp/foroneslife-bule33/


*******************************************

 白倉さん、早速ブログを拝見しましたよ!
 頑張ってくださいね。

 テレビの動画も、ぜひ皆さんに見ていただきたいですね。
 
 
  1. 2011/03/03(木) 14:51:18|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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