柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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本日の読売新聞朝刊に『家族のもとへ、あなたを帰す』の広告が出ています!

 今日の読売新聞朝刊に、新刊の広告が出ました(西日本エリアは明日の予定です!)

 みなさま、東日本大震災の犠牲者がどのようにして家族のもとに帰って行ったか……。
 その現実を、ぜひ知ってください。

読売広告

●『家族のもとへ あなたを帰す』(柳原三佳著・WAVE出版)
 
 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明

 
 いまだ行方不明者約3000名。

 帰りを待ち続ける家族がいる。

死者の人権を守るため、「歯による身元確認」にかけた歯科医師たちの証言から明かされる衝撃の現実。

<第5章 「”原発下”という戦場で」より>

 お医者さんは「亡くなっています」ということと「なぜ亡くなったのか」ということはいってあげられますが、「これは誰なのか」ということまでは、たぶん特定できないと思います。それは、我々歯科医師の役目だと思うのです。
 だから僕ら、遺体安置所でねばるわけですよ。ねばる理由はそこなんです。
 多分この仕事は、人間の一番最後の、尊厳という部分に関わっているのではないかと、今回は本当にそう思いました。(福島県の歯科医師・工藤祐光の証言




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<目次>

プロローグ

第1章 遺体の「歯」が語るもの
    歯科法医学者・斉藤久子の証言

第2章 凍りついた口を開いて
    岩手県警察歯科委員・菊月圭吾、熊谷哲也の証言

第3章 泥まみれのカルテ
    釜石市 ささき歯科医院 院長・佐々木憲一郎の証言

第4章 名前を取り戻した遺体
    岩手県警察歯科委員・狩野敦史の証言

第5章 ”原発下”という戦場で
    福島県歯科医師会・工藤祐光、
    千葉県警察歯科医師会・大森基夫の証言

第6章 遠く離れた場所で闘うものたち

第7章 「使命」と「責任」の原点

エピローグ

取材を終えて
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  1. 2012/08/30(木) 11:06:30|
  2. ミカの日記

新刊『家族のもとへ、あなたを帰す』、1枚の取材写真

 新刊『家族のもとへ、あなたを帰す』(柳原三佳著・WAVE出版)の執筆に際しては​、主に岩手県の被災地を取材し、身元確認作業にあたられ​た多くの歯科医師の方々にお会いしました。

この写真は、今年の3月11日、釜石の根浜海岸で撮影​したものです。

 ご自身の患者さんだけで200人もの方が​死亡、または行方不明になったという鵜住居地区の佐々木憲一郎先生(第3章​ 泥まみれのカルテに登場)が、

「みんな、何とか最後の力を振り絞って、岸に打ち上がってくれないか……。そしたら俺、最後の一人まで、身元を探し続けてやるから……』

 そう言いながら、大槌湾に花束​を投げ込まれた後姿が、今も目に焼き付いています。

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  1. 2012/08/29(水) 11:17:54|
  2. ミカの日記

交通事故問題の座談会、我が家で開催!

 昨日は、愛媛白バイ事件、高知白バイ事件、岐阜の水谷事件、それぞれ最高裁までの戦いを続けた当事者と支援者、そして警察問題を長年追求されてきたジャーナリストの寺澤有さんをゲストにお招きし、座談会を開催しました!

 なぜ、真実はひとつのはずなのに、裁判がこれほど長引き、そして理不尽な結果となるのか……。

 白熱の議論をご覧くださいませ。

  1. 2012/08/28(火) 06:41:26|
  2. ミカの日記

『巻子の言霊』が、新しい帯で再登場!

 8月22日の阿部事件の判決は、残念ながら「棄却」だったそうです。
 今、阿部さんが判決文を精査したうえで、私のほうに送ってくださるのを待っているところです。

 8月27日には、国賠訴訟を闘っている被害者の方々が我が家に集結し、座談会を行います。
 その模様はまたネットで放映する予定ですので、ぜひご覧くださいませ。

 さて、『巻子の言霊』のドラマ化を直前に控え、本が新しい帯を付けて登場です!
 まだ原作を読んでいない皆様、ぜひ読んでみてくださいね。

新オビ

 
  1. 2012/08/24(金) 11:43:30|
  2. ミカの日記

明日、「阿部事件(国賠訴訟)」の判決です

 今日も千葉は『猛暑』でした。
 新刊『家族のもとへ、あなたを帰す』の出版を明日に控え、いろいろとやらなければならないことがたくさんあるのに、あまりの暑さにへこたれ気味です。
 でも、この暑さの中、今も家族のために長い闘いを続けている多くの方がいらっしゃるのです。
 それを思うと、へこたれてなんかいられません!

 明日は、長年取材をさせていただいてきた、「阿部事件」の国賠訴訟判決です。
 今日、阿部さんからご丁寧なメールをいただきました。
 本当にありがとうございます。
 いただいたメッセージと、国賠訴訟の概要をアップします。

 大切な息子さんを事故で奪われ、その後、数々の理不尽な司法の対応に苦しめられ、今はたった一人で国賠訴訟を闘っているお母さん。

 明日の判決、どんな思いで迎えられることでしょうか。
 私も祈りながら、結果を待ちたいと思います。

**********************************

柳原 三佳 様

大変お世話になっています。
いよいよ、国賠の判決が、8月22日(三佳さんの誕生日)に言い渡されます。
長い間、三佳さんには助けて頂き本当に有難うございます。

10年10ヶ月本当に苦しかった、人を信じる事が出来ませんでした。
そんな中、三佳さんが、「ミスターバイク」「冤罪ファイル」「週刊朝日」などに執筆して下さり、日本中の皆さんに知って頂く事が出来ました。

大きな力を頂きました。

ここまで出来たのは、三佳」さんのお蔭です。
本当に有難うございます。

言いたい事を言えたので、どんな判決文が出ましても後悔はありません。

本当に、感謝の言葉、心から有難うございますの言葉しかありません。

これからも宜しくお願い致します。

阿部智恵


<裁判の概要>

警察では、目撃者の証言を基に、息子は青信号、事故の原因は加害者、と説明されました。
しかし、検察から、1回の呼び出しもなく、息子が赤信号で進入、スピード71㎞、で不起訴となりました。
私一人で、国家賠償をしました。

検察の不法行為として(これは裁判官が私が訴えた事を書き出して下さいました。)

1
名古屋地方検察庁岡崎支部の副検事が、目撃者の証言を故意に改ざんし、被疑者の警察における供述ではなく、事故から数か月後の嘘の供述を基に被疑者を不起訴にした事。

2
名古屋高等検察庁の検事が、自ら浩次の対面信号が青だとわかっていながら、副検事の改ざんした証拠に基づき、不服申し立てに理由がないとした事。

3
名古屋高等検察庁の総務部長が、副検事が証拠を改ざんした事がわかりきっていながら、不起訴の根拠は何かなどの質問に回答することもなく事案の解明を怠った。

4
最高検察庁の検事が、嘘を言い続けて事実を隠ぺいしようとした。

5
岡崎検察審査会が、適正な審査をしなかった。

これらは、検察庁ぐるみで、検察のメンツの為、事実を隠ぺいしようとした、と訴えました。

そして、求釈明書を出しました。
しかし、この回答はありませんでした。

求釈明書の内容

(1) 名古屋地方検察庁岡崎支部の水島副検事が被疑者を不起訴にした根拠を明らかにして下さい。

(2) (1)の理由の1つとして、「被害者阿部浩次の対面信号が赤色だった、スピード71㎞」と言うならば、その証拠を示して下さい。
   
(3) 上記水島検事は、14年12月26日に不起訴理由の赤信号で進入の根拠の一つは「目撃者は、事故が起きてすぐ信号を見たら、対面信号が青だった。だから赤々の3秒間に入ったんだ。」と言い、阿部浩次が赤信号で入った、と説明したが、目撃者は、一度も「事故が起きてすぐ信号を見たら対面信号が青になっていた。」とは言っていない。目撃者は、一人だけですが、「事故が起きてすぐ信号を見たら青だった。」と言った目撃者とは、何処のだれの事ですか。住所、氏名を明らかにして下さい。

(4) 名古屋高等検察庁吉田検事は、資料を検討した結果、「信号は青ですね。被疑者は信号を見ていない。嘘を言っている。警察では信号の事は言っていない。スピードは60㎞ぐらい。」と説明したが、「信号青と知りながら、不服申し立てに理由がない。」とした。
信号青の他に起訴する為には何が不足だったのか明らかにして下さい。
又、この時の目撃者の供述とは、どの様な内容のものを何処の誰が言ったかを示して下さい。

(5) 信号は、青ですか、赤ですか。赤だと言うならば、赤である根拠を示して下さい。

(6) 不起訴は、加害者が警察ではなく、後で言いだした嘘の供述により決めたのですか。(浩次が、赤信号で進入・スピード71㎞)
加害者は、民事裁判でも、浩次が信号赤で入ってきた、と嘘を言い、スピードは70㎞以上出ていたようだ。と言っていますが、嘘の供述ではないと言うならば、証拠を明らかにして下さい。

(7) 最高検察庁の渡邊検事との面談の内容が真実である。
  
   最高検察庁の渡邊検事との面談で、検事が言った「国家賠償して下さい。そうすれば国からお金が出ます。それしか方法がない。」と言った言葉は、原告の主張を全て認めた言葉です。
最高検の言葉を認めないと言うならば、検察官は、どんな嘘を言っても許されると言う事です。

   この様な検察庁を、国民が信用できますか。

   国民は、誰を信じて生きて行けば良いのか示して下さい。

8月22日、1時10分、判決です。

「これで良いのか検察庁」「検察の不祥事の数々」「被害者、遺族の人権は誰が守るのか。」
「検察に苦しめられた遺族のその後の苦しみはどんなものか。」などなどを訴えました。
 
私は、言いたい事を言いました。判決文がどの様になるか分かりませんが私は後悔しません。
でも、何故、加害者は嘘を言っても起訴出来ないのかどうしても理解出来ません。

判決が出ましたら報告させて頂きます。

阿部 智恵
  1. 2012/08/21(火) 19:19:41|
  2. ミカの日記

新刊『家族のもとへ あなたを帰す』、8月22日発売です!

 今日、アマゾンから新刊のダイレクトメールが!
 何気なく開いてみると、わ~、私の書いた本でした。
 8月22日が発売日だそうで、偶然にも私のお誕生日です~~。
 まあ、この年齢になるとお誕生日はそんなにうれしくないのですが、それでも、1年に一回のこの日に新しい本が出るというのは、なんとなくうれしいものです。

 ただ今予約受付中!
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 みなさま、東日本大震災の犠牲者がどのようにして家族のもとに帰って行ったか……。
 その現実を、ぜひ知ってください。

●『家族のもとへ あなたを帰す』(柳原三佳著・WAVE出版)
 
 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明


 いまだ行方不明者役3000名。

 帰りを待ち続ける家族がいる。

死者の人権を守るため、「歯による身元確認」にかけた歯科医師たちの証言から明かされる衝撃の現実。



<第5章 「”原発下”という戦場で」より>

 お医者さんは「亡くなっています」ということと「なぜ亡くなったのか」ということはいってあげられますが、「これは誰なのか」ということまでは、たぶん特定できないと思います。それは、我々歯科医師の役目だと思うのです。
 だから僕ら、遺体安置所でねばるわけですよ。ねばる理由はそこなんです。
 多分この仕事は、人間の一番最後の、尊厳という部分に関わっているのではないかと、今回は本当にそう思いました。(福島県の歯科医師・工藤祐光の証言)


<目次>

プロローグ

第1章 遺体の「歯」が語るもの
    歯科法医学者・斉藤久子の証言

第2章 凍りついた口を開いて
    岩手県警察歯科委員・菊月圭吾、熊谷哲也の証言

第3章 泥まみれのカルテ
    釜石市 ささき歯科医院 院長・佐々木憲一郎の証言

第4章 名前を取り戻した遺体
    岩手県警察歯科委員・狩野敦史の証言

第5章 ”原発下”という戦場で
    福島県歯科医師会・工藤祐光、
    千葉県警察歯科医師会・大森基夫の証言

第6章 遠く離れた場所で闘うものたち

第7章 「使命」と「責任」の原点

エピローグ

取材を終えて
  1. 2012/08/15(水) 16:42:55|
  2. ミカの日記

本日午後9時、TBSで『示談交渉人裏ファイル』ドラマ化放映!

 今夜9時から、柳原三佳&浦野道行著『示談交渉人裏ファイル』が原案の2時間ドラマが放映されます。
 ぜひご覧くださいね!

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示談交渉人裏ファイル

■作 品 名:新・示談交渉人 裏ファイル②

■出 演 者:高畑敦子、加藤シゲアキ、的場浩司 ほか(敬称略)

■放送日時:2012年8月13日(月)21時~

 高畑淳子主演で好評だった『新・示談交渉人 裏ファイル』の続編が登場。保険金を支払う際には保険会社の調査員が損害状況や事故の原因を調べて適正な金額を計算する。その中でも保険金詐欺を目的としたり、事故状況が複雑だったりと厄介な事案を専門に扱う部署・特殊調査室、略して「マル特」がこのシリーズの舞台だ。「元はパートの調査員」という噂のマル特トップ・大賀三根子(高畑淳子)と彼女を胡散臭そうに眺める部下たち。一見バラバラに見えるこのマル特が、事故の陰にある【特殊な事情】を人情たっぷりに解いてゆく。
今回は酒気帯びの自転車と飲酒運転の乗用車の事故をきっかけに、その陰にある家族や友人への想いが浮かび上がる。三根子、一平は、そしてマル特メンバーは、見えない「想い」を証明することが出来るのか?
  1. 2012/08/13(月) 18:17:34|
  2. ミカの日記

まもなく発売の新刊 『家族のもとへ あなたを帰す』 予約受付中です!

 8月21日発売予定の新刊が、アマゾンに登場しました。
 予約受付中です!
 ぜひよろしくお願いします。

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死者、1万5836名、行方不明者、3652名。(2012年7月現在)
いまだ名前がわからないご遺体が…。歯科医たちの苦闘は終わっていない。

東日本大震災の遺族のために、懸命に遺体の口を開き、身元確認の作業に取り組んできた歯科医たちがいる。
震災直後から被災地にかけつけ、自らも余震や被曝の危険にさらされながら、何百、何千人もの遺体の身元を特定してきた。
3月11日から今に至る、最も過酷な「死」の現場で闘い続ける彼らの魂の証言。

<著者について>

ジャーナリスト・ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ出演等を行う。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。

『家族のもとへ あなたを帰す』(柳原三佳著)

  1. 2012/08/10(金) 11:43:02|
  2. ミカの日記

本日発売『FLASH』(光文社)に、亀岡事件の記事執筆

 本日発売『FLASH』(光文社)に、1ページですが亀岡事件の記事を執筆しました。
 ぜひ読んでみてください。

 今日はこれから、危険運転致死傷罪を考える超党派議連の会に出席です!


■法改正を訴える死亡妊婦の無念

京都・集団登校に暴走者が突入

『体を切開された娘の心臓をこの手で…』
  1. 2012/08/07(火) 11:36:43|
  2. ミカの日記

『巻子の言霊』松尾幸郎さんからのメッセージ

 富山にお住まいの松尾幸郎さんから、メッセージが届きました。
 
『巻子の言霊』という本は、実在の人物、しかも、インタビューが思うようにできない、重い障害と闘っておられる被害者が主人公でした。

 そして、本を執筆するきっかけとなったのは、ご主人の、損保会社や司法・行政などに対する、大きな疑問や当事者としての理不尽な体験が端緒でした。

 この本をまとめるのは、とても難しかったことを思い出します。

 それだけに、松尾さんから頂いたメッセージがうれしくて……。


 あまりに嬉しく、またすばらしいお手紙だったので、お二人のお写真とともに、ブログにアップさせていただきます!

ご本人・幸郎さん


― ご縁に感謝 ―

貴女に初めてお会いしたのは、今日と同じように夏の暑い日だったと記憶しております。

4年前のことでしたね。



20年ぶりに日本に帰ってきて、生まれ故郷の富山で老後を過ごそうとして数年も経たない内に、巻子が自

動車事故に遭い、今まで、いくつかの人生の修羅場も、何とか乗り越えてきた、この私に、しかも70歳と

いう、この老骨に、またもや、今度はこれまでの人生の中で、全く未経験の、生死に拘わる、最悪の自動車

事故にぶつかる事となりました。

それからの苦闘は今も続いております。



週刊朝日に、貴女が自動車事故被害者の記事を書いておられました。

私はその当時、対人対物無制限という保険に疑問をもっておりました。

なぜなら、私らがNew Yorkに行った1981年以前には、そのような保険は日本にはありませんでした。又、

米国でも、そのような保険はありませんので、私の頭では、保険というものは、かならず限度額が、あるも

のだと思っておりました。貴女の記事をみて私は、止むに止まれず手紙しました。



貴女は、直ぐに連絡をくださり、4年前の暑い夏に、わざわざ、お二人の、

やはり同じ自動車事故の被害者の方々と、一緒に富山に来られました。

そして巻子を見舞ってくださった。

巻子はLet’s Chatを使って、貴方に挨拶しました:



( こんにちわ よくきて くださいました )



それから貴女との交流がはじまり、電話やEmailを頻繁に交換した事を今も鮮明に覚えております。



世界に冠たる日本の医療制度、(と私も信じておりましたが)次の病院に転院することも容易ではなく、門

前払いを受けました。



そして次に、裁判が始まると、これまた被害者に対しては理不尽な

裁判の進み方に、私としては、全くの四面楚歌..........

周りに相談相手になる子供等もいないので、孤軍奮闘でした。



その時に出会えた貴女は、正に( 地獄に仏 )の存在でした。



その頃から私は、いつしか、対人対物無制限保険の裏に潜むところの、被害者に対して不利、不当になって

いる裁判の仕組みを、絶対に世に訴えなければ、これからの被害者も救われないという気持ちが沸々と湧き

上がってきました。



20年以上、理不尽に不幸を背負わされた多くの自動車事故被害を受けた方々を取材し、 それぞれの問題

を追求されてこられた貴女が、私らのことを書きましょうと言われたときは、私は本当に、心からうれしく

思いました。



同じ思いを共有し、私の気持ちを代弁して頂ける方は、貴女しかいないと確信しました。二年前に、巻子の

事故と同じ7月1日に(巻子の言霊)が講談社から刊行されました。そしてその本が元になり、来月、9月

2日 NHKのBS Premium ChannelでDocumentary Dramaが全国放映されます。



今年の7月で丸6年が過ぎました。毎日毎日が勝負でした。いや、いまもその勝負は続いております。けな

気にも、といいましょうか、愚直にも、といいましょうか、私は今も、ほぼ毎日巻子のそばで半日を過ごし

ております。

巻子の辛さを、傍にいて共有してやれば、すこしでも本人の辛さが軽くなるのではないかという思いからで

す。巻子の傍にいれば、私も心が休まるのであります。



私は今、76歳、巻子は68歳です。どちらが先にあの世に行くかわかりません。いずれにせよ、



散る桜 

残る桜も 

散る桜



ですよね。



貴女方とのご縁に、改めて感謝します。



2012年8月3日                

                     松尾幸郎


文字2
巻子さんが会話補助器『レッツ・チャット』で語られた言葉

ご本人・巻子さん
お元気なころの巻子さん
  1. 2012/08/04(土) 12:55:36|
  2. ミカの日記
  3. | コメント:5

危険運転罪、厳罰化目指し法制審議会に諮問へ

 被害者・遺族の声が、大きな山を動かしつつあります!!

■危険運転罪、厳罰化目指し法制審議会に諮問へ

読売新聞 8月3日(金)

 滝法相は3日午前、刑法が定める危険運転致死傷罪について、適用範囲を拡大する法改正を目指す方針を表明した。

 9月の法制審議会(法相の諮問機関)に検討を諮問する。京都府亀岡市で今年4月、集団登校中の小学生ら10人が無免許運転の少年の車にはねられ死傷した事故などを受け、同罪の厳罰化を図るものだ。

 3日午前の衆院法務委員会で、大口善徳氏(公明)らの質問に答えた。

 危険運転致死傷罪の適用には、〈1〉アルコールや薬物の影響〈2〉制御困難な高速度〈3〉運転技能がない――などのいずれかを満たす必要がある。京都地検は亀岡市の事故で、同罪は故意犯が対象で、少年が無免許運転を繰り返し、一定の技能があると判断。事故は「居眠り」による過失が原因とし、同罪適用を見送った。これに対し、遺族らが構成要件に無免許運転を追加することなどを法相に求めていた。


*******************************

 というわけで、来月も無免許運転を考えるシンポジウムを開催します!!
 大阪の皆さま、ぜひご来場ください!

【9月8日 大阪被害者支援集会および無料法律相談会】
開催日時:2012年9月8日(土) 13:30~17:00
場所:梅田スカイビル22階会議室(E会議室)
■ 交通事故に精通した弁護士による無料法律相談会【協力:交通事故弁護士全国ネットワーク】

■特別シンポジウム
「無免許事故を考える」


<パネリスト>

眞野 哲さん・志奈さん (交通事故遺族/無免許・飲酒・無保険・ひき逃げ・一方通行逆走の加害者に大学生の命を奪われる)2011年、名古屋市で事故発生。

中江 美則さん(交通事故遺族/無免許の18歳少年の暴走により、児童と保護者10人が死傷。妊娠7か月の長女が死亡。7歳の孫が重傷を負う)2012年、京都府亀岡市で事故発生。

中江 龍生さん(交通事故遺族/亀岡の無免許暴走事故で、妊婦だった妹を失う)

コーディネーター(柳原三佳/ジャーナリスト。交通事故問題を長年にわたって取材執筆)

要予約です。 詳しくは当会までお問い合わせください。
 080-3154-2748(担当 上田)
  1. 2012/08/03(金) 23:49:48|
  2. ミカの日記

毎日新聞で紹介されました! テレビドラマ:交通事故、唯一動くまぶたで「会話」 松尾さん夫婦をドラマ化−−NHKBS、来月2日放送 /富山

宣伝用スチール

 NHKから届いた宣伝用のスチールです。
 幸郎さん役の夏八木勲さん、巻子さん役の木内みどりさん、そして病室のしつらえ……。
 本当に、雰囲気がそっくりで驚いています。

 8月1日の『毎日新聞』では、「巻子の言霊」のドラマ化が紹介されました。
 記事をご紹介しますね!

■テレビドラマ:交通事故、唯一動くまぶたで「会話」 松尾さん夫婦をドラマ化−−NHKBS、来月2日放送 /富山

 交通事故で全身不随になり、唯一動かせるまぶたで「会話」している富山市の松尾巻子さん(68)と夫幸郎さん(76)の半生を描いたテレビドラマが9月、NHKBSプレミアムで放送されることが決まった。松尾さんは「脚本は私も知らないので、今から楽しみだ」と話している。

 巻子さんは06年、富山市内で車を運転中、センターラインを越えてきた対向車と衝突。自分で呼吸したり食事をすることができなくなった。唯一まぶただけが自分の意思で動かせる。そのまばたきを合図に幸郎さんが会話補助機の画面に表示される平仮名の範囲を狭めて一文字ずつ確定していく。これが2人の「会話」方法だ。

 番組制作会社「東北新社」(東京都)のプロデューサーが2人の半生を描いた本を読んだことがきっかけでドラマ化。「夫婦の愛にうたれた。交通事故の被害者がつらい目に遭っているということも知らせたい」といい、松尾さんたちにインタビューしたり、巻子さんの言葉を松尾さんがつづった冊子「巻子の言霊」を読むなどして取材を重ねた。
  1. 2012/08/02(木) 19:33:46|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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