柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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名古屋の悪運転死亡事故から今日で1年

 一昨日、都内で行われた、交通事故被害者家族ネットワークのシンポジウムの一コマです。

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 名古屋の眞野さん、京都・亀岡の中江さん、北海道の前田さん、仙台の佐々木さん、ご来場くださったみなさま、本当にお疲れ様でした。

 実は、今日、10月30日は、19歳という若さで悪質運転の犠牲になった、眞野さんの大切なご長男・貴仁さんのご命日です。

 きっと、お父さんやお母さん、そしてご両親を応援してくださっているたくさんの方々の活動を、天国から見守ってくださっていることでしょう。
 
 今夜は美しい月に、お祈りをささげたいと思います。
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  1. 2012/10/30(火) 20:42:31|
  2. ミカの日記

書評で取り上げていただきました!「人間の尊厳とは何かを世に問う一冊」

『保険毎日新聞』(2012年10月25日)に、素晴らしい書評を書いていただきました。
 
 ぜひ読んでみてくださいね>

<新刊紹介>   

『家族のもとへ、あなたを帰す』(柳原三佳著)

東日本大震災 身元究明に挑んだ歯科医たち

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「遺体番号ウ439とアツミヒサコ様は、同一人物と断定される」。
 衝撃的なプロローグからこのドキュメンタリーは始まる。
 東日本大震災で収容された身元の分からない遺体。そこには名前がない。津波による損傷がひどく、家族でさえ判断がつかないケースもまれではなかった。
「絶対に家族のもとへ帰してやる」---。この本は、そうした歯科医たちの揺るぎない信念のもと、遺体の身元確認のために奔走した彼らの闘いの記録である。
 著者の柳原三佳さんはこれまで、交通事故問題や死因・身元究明問題などで鋭い切り口のルポを執筆してきたノンフィクション作家。過去、多額の死亡保険金を掛けた替え玉殺人による保険金詐欺事件などもルポしてきた。 

 東日本大震災のような遺体の数が膨大な大災害では、「歯」が身元確認の重要な決め手となる。歯は硬く、腐乱しても焼けても長く残るからだ。
 被災地の歯科医師たちは、震災後すぐに対応に走った。遺体安置所に出向き、日々、搬送される遺体から1本ずつ歯科所見(デンタルチャート)を取る。しかし、死後硬直した遺体は、開口するまでに時間を要する。特殊な器具を口に差し込み、テコの要領で少しずつ隙間を開いていかなければ所見は取れない。
 さらに、時間が経過して腐乱した遺体は口を開けるだけでも損傷しかねない状況だった。
 こうして採取した歯科所見と生前のカルテを一人一人照合して身元を究明した。

 歯科医師の一人はこう語る。
「ご遺体の冷たさは、独特のように思います。芯から冷え切ってしまったご遺体の口腔内に触れていると、指先から冷たさが伝わり、作業する手がかじかんできます」
 と。

 歯科医師たちの証言の数々は本書に委ねるが、電気も満足な機器もない中、現場での過酷な作業は果てしなく続いた。運ばれてきた遺体の中には、幼い子どももいた。そうした中での歯科医師たちの心の葛藤は想像に絶する。
 多くの身元不明者を出した東日本大震災にあって、名のない遺体から名前を取り戻す。
人間の尊厳とは何かを世に問う一冊である。


【主な内容】

第1章 遺体の「歯」が語るもの
第2章 凍りついた口を開いて
第3章 泥まみれのカルテ
第4章 名前を取り戻した遺体
第5章 “原発下”という戦場で
第6章 遠く離れた場所で闘うものたち
第7章「使命」と「責任」の原点

(四六判224ページ 定価1600円十税)
  1. 2012/10/29(月) 14:06:28|
  2. ミカの日記

10月28日(日)、『無免許事故について考えるシンポジウム』開催されます

 次の日曜日は、東京で『無免許事故について考える』シンポジウムが開催されます。
 
 無免許運転の加害者に大切なご家族の命を奪われた、名古屋の眞野さんご夫妻、京都・亀岡の中江さん親子(お父さんと息子さん)、そして北海道交通事故被害者の会代表の前田さんがパネリストとしてご出演くださいます。

 私もコーディネーターとして登壇いたしますので、この問題にご関心のある方は、ぜひ会場にお運びくださいませ。

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■シンポジウム参加のお知らせ
【10月28日 東京被害者支援集会および無料法律相談会】

開催日時:2012年10月28日(日) 13:30~17:00
場所:東京シティエアターミナル(半蔵門線水天宮前駅直結)
主催:一般社団法人 交通事故被害者家族ネットワーク

■ 交通事故に精通した弁護士による無料法律相談会
  【協力:交通事故弁護士全国ネットワーク】

■安仁屋 衣子氏(厚生中央病院 医療SW)による特別講演会
  ~医療ソーシャルワーカーによる社会福祉制度考察(仮題)~

■特別シンポジウム 「無免許事故を考える」
<パネリスト>
・眞野 哲さん・志奈さん (2011年、名古屋市で事故発生/無免許・飲酒・無保険・ひき逃げ・一方通行逆走の加害者に大学生の命を奪われる)
・中江 美則さん・龍生さん (2012年、京都府亀岡市で事故発生/無免許の18歳少年の暴走により、児童と保護者10人が死傷。妊娠7か月の長女が死亡。7歳の孫が重傷を負う )
・前田 敏章さん (北海道交通事故被害者の会 代表)
・柳原三佳 (コーディネーター/ジャーナリスト 交通事故問題を長年にわたって取材)

要予約です。 詳しくは当会までお問い合わせください。
携帯 080-3154-2748(担当 上田)
【後援】社団法人 東京都医療社会事業協会
  1. 2012/10/23(火) 10:57:20|
  2. ミカの日記

フェイスブックしています!

 最近、ようやく『フェイスブック』に慣れてきました。
 このブログをご覧いただいている方で、『フェイスブック』もされているという方、よろしければこちらもご覧いただければ、と思います。

http://www.facebook.com/photo.php?fbid=435261013197389&set=a.389079761148848.87251.100001404835332&type=1&comment_id=1228692#!/mika.yanagihara.7
  1. 2012/10/19(金) 10:57:27|
  2. ミカの日記

『鈴村事件』ご遺族が国賠訴訟提起されました

 これまでに、『週刊現代』や『冤罪ファイル』『ミスターバイク』等で取り上げてきた鈴村事件のご遺族が、警察、検察を相手取っての国賠訴訟を提起されました。
 この事故の詳細については、下記のHPをご覧くださいませ。

★鈴村幸子ちゃんのHP

 取り急ぎ、昨日の報道をアップします!

 来週、第一回目の裁判が、東京地裁立川支部で行われます。
 
 検察の失態に対して、裁判所がどのような判断を下すのか、最後まで見守りたいと思います。


■運転手不起訴 国、都相手に賠償訴訟


青梅市の路上で交通事故に遭い、死亡した同市の小学生鈴村幸子さん(当時7歳)の両親が15日、立川市内で記者会見し、「不当な捜査や怠慢などが原因で運転手が不起訴になり、警察と検察に、被害者としての権利を侵害された」として国と都を相手取り、慰謝料などを求める国家賠償請求訴訟を起こしたことを明らかにした。提訴は7月27日。

 幸子さんは2004年10月22日、青梅市内の道路を歩いて横断中、大型バイクにはねられ、翌日亡くなった。青梅署はバイクの運転手を業務上過失致死容疑で地検八王子支部に送検。同支部は翌年11月、不起訴処分とした。原告の弁護士によると、被害者の過失の度合いが大きいとして不起訴になったとみられる。

 しかし、訴状によると、事故捜査の過程で、〈1〉警察が実際には聴取していない人物の目撃証言として「幸子さんが飛び出した」とする虚偽の目撃証言をでっち上げ、両親に説明した〈2〉警察がバイクのスピード鑑定を行うと説明したにもかかわらず実施していなかった〈3〉検察が、運転手を不起訴処分とした理由の説明や両親との面会を拒否した――などとしている。

 両親は06年、運転手に対し損害賠償を求め、地裁八王子支部に提訴、約2200万円の支払いを命じる判決が確定した。その判決で、同支部は、過失割合について「加害者9割、幸子さん1割」と認定した。これを受け、両親は08年と09年に検察審査会に審査を申し立てたが、いずれも不起訴相当と議決された。

 両親の代理人である長尾宜行弁護士は、「証拠収集が適正に行われず、事故原因は幸子さんの飛び出しにあるという前提で捜査が進められた」と捜査機関を批判。

 父親の健二さん(50)も「警察や検察のことは信頼していたが、事故後の対応にはショックを受けた。国賠が大変なことは分かっているが、ずさんな捜査に泣き寝入りしたくないと思い決断した」と語った。


(2012年10月16日 読売新聞)
  1. 2012/10/17(水) 12:44:30|
  2. ミカの日記

『家族のもとへ、あなたを帰す』への感想文

 すっかり秋ですね。
 昨日の体育の日は、私たちの結婚記念日。早いもので27年が経ちました。
 1985年に結婚し、その後、四半世紀以上が経過したわけですが、本当にあっという間ですね。
 ここまでお互い健康で過ごせたことに感謝して、これからも良い時間を、少しでも長く共有できればいいなあと思っています。

 さて、今日は新刊『家族のもとへ、あなたを帰す』(柳原三佳著)に寄せられた感想メッセージから、第3章「泥まみれのカルテ」に深いかかわりのある2通をご紹介したいと思います。

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 まず一通目は、本書の第三章に登場される佐々木憲一郎先生の同級生の方から寄せられたものです。

*****************************

初めまして、菊池由美子と申します。
岩手県釜石市出身です。
この度「家族のもとへ、あなたを帰す」を拝読させていただきました。

私は、第3章に登場する佐々木憲一郎の同級生です。
幼稚園から中学まで一緒でした。

今年8月に帰郷し飲み会をした時に憲一郎から柳原さんの本の話を聞きました。
去年の8月にも飲み会で彼には会っています。
その時「遺体の検案をしている」と言っていましたが、私には歯医者さんが遺体をどうするのだろう?と理解していませんでした。

本を読んで初めて歯によって遺体の身元が判明されているという事実を知りました。
彼は自分も被災して辛い中、自分の患者さん達や知人達の遺体と向き合って自分のやるべき仕事をしっかり行っていたんだなと涙が出てきました。

鵜住居は津波の被害が大きく、私の叔父2人も鵜住居で亡くなっています。
もしかしたら彼に歯科所見をとってもらったのかもしれませんね。

たくさんの歯科医達の影の力によって多くのご遺体が家族のもとに帰ることができたことを知り、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の震災で培った経験と問題点を次に活かして欲しいと願います。

また、まだ発見されていないご遺体も1日も早く発見され家族のもとに帰れることを祈っております。

ありがとうございました。

**************************

 菊池さん、こちらこそ、温かいメッセージ、本当にありがとうございます。
 ご親族も鵜住居でお亡くなりになったのですね。
 本当に悲しく、大変な思いをされたことと思います。 

 この写真は、9月21~23日、岩手県の盛岡市で開催された生命のメッセージ展にご家族でご来場くださった佐々木先生と一緒に撮らせていただいた1枚です。
 本を読んでくださった方はお分かりだと思いますが、右側に立っておられる奥様のとっさの機転で、壊滅状態となった歯科医院の中で多数のカルテが守られたのです。
 抱っこされているお子さんは、震災の時、まだおなかの中に宿ったばかりの小さな命でした。
 
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 この日、メッセージ展会場で偶然、佐々木先生と出会われた交通事故のご遺族・Mさんからは、こんなメッセージをいただきました。

******************************

我が家で購読している地元紙には、今も震災行方不明者で身元確認された方のお名前が載せられております。
大切な家族を失う悲惨さはわかるつもりですが、中でも遺体が戻らない家族はさらに辛い現実だと思っておりましたので、記事を見ては少しほっとすることもあります。

ただ、どんな方法で確認されたのかは勿論わかりませんし、その事について深く考えたことはありませんでした。

『家族のもとへ、あなたを帰す』を読ませていただき、歯科医師達の想像を絶する並々ならぬご尽力があったことを初めて知りました。
私には想像すら出来ないことでした。
歯科カルテや情報データなどの重要性も初めて知りました。

それにしても日航機の墜落から学ぶことはたくさんあったのに、法整備などほとんど進んでいなかった、教訓が活かされていないのは残念に思いました。

「死者の人権」「いのちの尊厳」が守られていないと感じる社会ですが、使命感を持って必死に作業に当たられた歯科医師達がいたと知り、本当にすごいことだと、そして当事者でなくても感謝の気持ちでいっぱいになりました。

特に佐々木先生は岩手でご紹介いただきましたので、あの日の先生とご家族を思いながら第3章は何度も読ませていただきました。
佐々木先生ご自身が被災された中で、関係するたくさんの方々の身元確認作業はどんなに辛く悲しく残酷だったかと思うと涙が出ました。
軽々しく言えませんが、本当に頭が下がります。
過酷な作業の中で、先生ご自身が体調を崩されませんようにと願うばかりです。よろしくお伝え下さい。

三佳さんの取材も本当にご苦労様でした。
大変なご努力があったと思います。
歯科医師達の行動がや三佳さんが伝えたかった事が活かされなければならないと強く思いました。
多くの人々にも広く知って欲しいと思いますし、何よりも国は迅速に本当にしっかりと対応して欲しいと思いました。

貴重なご本を読ませていただきありがとうございました。
今後のご活躍も期待しております。

季節の変わり目です。ご自愛下さい。

********************************

Mさん、貴重なメッセージをありがとうございました。
大変深く読み込んでいただき、感謝いたします。

この本を、ぜひ多くの方に読んでいただければ幸いです。
  1. 2012/10/09(火) 19:03:18|
  2. ミカの日記

「冤罪ファイル」2012年11月号(NO17)に愛媛白バイ事件続報!

 今月発売の『冤罪ファイル』11月号に、愛媛白バイ事件の続報を執筆しました。
 この事件、現在最高裁に上告中ですが、今年になって警察の撮影した証拠写真の中に、重大な証拠の見落としが発見されたのです。
 今回の記事では、その新事実について詳細に取り上げました。
 みなさま、ぜひ読んでみてくださいね!

*********************

無罪を勝ち取っても民事で完敗 
『裁判官は明らかに誤った判決を下している』

警察の見逃し、それとも隠ぺいか?

元白バイ隊員が決定的重大証拠を最高裁に突きつける!

愛媛白バイ国賠訴訟・最高裁へ

取材・文/柳原三佳

(リード)
2012年5月10日、高松高裁で『愛媛白バイ事件』の国賠訴訟判決が行われた。金馬健二裁判長は、「少年(当時16歳)のバイクが、白バイの通過を待って右折していれば事故は避けられた。白バイ側に過失があったとは認めがたい」として一審判決を支持。少年側の控訴を棄却した。事故直後から終始一貫「自分は足をついて止まっていただけ」と主張し、2005年には不処分(刑事裁判でいう無罪)を勝ち取っていながら、なぜ-----。そんなとき、家族の前に現れたのは、現職当時からこの事件に注目していたという元警察官だった。白バイ乗務の経験も豊富な“新たな協力者”が見つけ出した決定的証拠をもとに、愛媛県警の恣意的捜査と判決文の明らかなエラーを糾弾する。


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*一昨日、目撃情報を募らせていただいた東京の死亡事故の記事は、ご遺族のお申し出によりいったん削除させていただきました。ご遺族からは「ありがとうございました」とのメッセージをいただきました。早速メールを送ってくださった方には、心よりお礼申し上げます。
  1. 2012/10/03(水) 20:01:16|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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