柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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よいお年をお迎えください

 今年も残すところ、あと数時間となりました。
 1年が本当にあっという間に過ぎ去ったという感じです。
 
 今年は2月に『不動産絶望未来 次なる震災対策編』(アエラ編集部の山下努さんとの共著・:東洋経済新報社)を、そして9月には東日本大震災の歯科医による身元究明作業を取材した『家族のもとへ、あなたを帰す』(WAVE出版)を出版させていただきました。

 また、一昨年出版した『巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語』(講談社)が、NHKのBSプレミアムでドキュメンタリードラマ化され、大きな反響をいただきました。
 活字として世に出たものが、様々な人の手によって映像化され、新たな息吹を吹き込まれるというのは、大変ありがたいことだと感じました。

 長年続けている交通事故の取材については、東日本大震災、原発事故の影響もあり、それ以前のようにメディアが取り上げる機会が減ったような気がしています。しかしそれでも、悲惨な交通事故は起こり続け、多くの被害者、遺族の方々が、突然の理不尽な出来事に、大きな悲しみと怒りを感じながら、今年もさまざまな活動を続けてこられました。

 私が今年、インターネットライブ放送やシンポジウムなどを通して、ご遺族の方々とともに繰り返し訴えてきたのは、無免許運転等の悪質運転抑止についてです。
 9月には法制審議会で刑法改正に向けての動きが具体的に動きはじめました。

 そして昨日は、下記のようなニュースが流れました。
 来年はどうのような展開になっていくのでしょう。
 
 とにかく、事故が起こってからでは遅いのです。

 来年は、これまでに取材し続けてきた交通事件の記事をまとめた本を出版できればと考えています。
 交通事故・事件が1件でも少なくなる世の中を目指して、自分のできることを、自分のできる範囲で、一歩一歩踏み固めていければと思っています。

 皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 よいお年をお迎えくださいませ。

*これからご近所の皆様と、我が家で年越し忘年会です!

2012年12月31日  柳原三佳

*******************************

■悪質運転事故に新罰則を検討 飲酒・薬物・発作が対象

朝日新聞デジタル 12月30日(日)8時3分配信

悪質運転の新たな刑罰案

 悪質な運転による死傷事故の厳罰化を議論している法制審議会(法相の諮問機関)の刑事法部会は1月から、飲酒や薬物、発作を伴う病気が原因の事故について、新たに罰則を設ける方向で検討を始める。上限が懲役20年の危険運転致死傷罪と、同7年の自動車運転過失致死傷罪の中間の罪を作り、二つの罪の量刑格差を埋める狙いがある。

 法務省が1月の部会で、新たな罰則を盛り込んだ法改正の原案を示す。ただ、厳罰化への反対意見も根強く、今後の議論によっては修正される可能性がある。

 現行の危険運転致死傷罪は量刑が重いため、要件が厳しい。「アルコールや薬物の影響で正常な運転が困難な場合」は適用できるが、正常な運転が困難だったことの立証が難しかった。また、てんかんなど発作を伴う病気についての要件はなく、事故の被害者遺族から不満が出ていた。

 原案では、アルコールや薬物を摂取していたり、病気で発作を起こす可能性が高いと認識していたりした場合を「危険運転致死傷罪には当たらないものの、なお危険性が高い運転」と位置づける。自動車運転過失致死傷罪と道路交通法違反(酒酔い運転など)を合わせて適用した場合の上限である懲役10年6カ月より、重い量刑にする方向だ。

 【田村剛】朝日新聞社
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  1. 2012/12/31(月) 18:28:27|
  2. ミカの日記

未解決ひき逃げ事件のご遺族が、情報を求めておられます

佐賀県にお住まいの「未解決ひき逃げ事件」のご遺族が、情報を求めておられます。

どんな小さなことでも結構です、ご協力をお願いいたします。


●事件発生日時/2011年2月25日(金)
        午前3時~3時50分

●事件発生現場/山梨県甲斐市志田 国道20号線上り
(大型ショッピングセンター『ラザウオーク』前)

●事件の概要

午前3時50分、「人が倒れている」というトラック運転手からの通報によって、口と耳から血を流し、うつ伏せに近い状態で倒れている平野隆史さん(24歳)が発見された。すぐに山梨県立中央病院へ救急搬送されたが、2月27日午前7時7分、意識を回復せぬまま息を引き取った。
死因は右側頭部打撲による頭蓋内損傷。骨折箇所は右側に集中しており、下半身に損傷はない。
事故当初は事件、事故、病気などさまざまな状況を視野に入れて捜査されていたが、現在は、現場状況、司法解剖の結果などから、「ひき逃げ事故」と断定されている。

●お母さまからのメッセージ

我が家の三男平野隆史(24歳)は、長崎の大学を卒業後、大手飲料メーカーに就職し、山梨県の工場に配属となり品質管理をしておりました。
23年2月24日夜、会社の送別会に出席。三次会を終えて、25日2時50分頃、同僚の方に自宅アパートまで送ってもらいました。

私たちがどうしても納得できないのが、一時間の空白です。息子の休みは27、28日です。25日は出社の予定で、部屋にはアルコール検知機もありました。
数時間後には仕事に行かなければならないのに、何故一時間も外に居たのか? 捜査上は何のトラブルも出て来なかったので、酔っ払っての事と警察は考えているようですが、最後まで一緒だった同僚の方は「そんなに酔いが深いとは思わなかった」と証言されています。
何の用事も無く、数時間後には出社しなければならない息子が、冷え込む2月の深夜に、外を1時間もうろついていたとはどうしても考えられません。何かあったはずです。
二つ目の疑問はブレーキ痕、破片、塗料などが検出されていないことです。
警察はしゃがみこんでいる所を右側より当てられたと見ているようですが、車との接触での骨折であれば、服や髪の毛などに何らかの痕跡が残らないものでしょうか。

事件や事故、震災など、さまざまな事で大切な家族を失われた方が大勢いらっしゃいます。
大切な家族を奪われた悲しみ、喪失感、怒り、皆同じだと思います。
私たちの場合はその上に、怒りや悲しみをぶつけようにも、事件の詳細も加害者もわからず、苦しみ続けています。草の根をかき分けても犯人を捜したいけれど、佐賀と山梨はあまりにも離れていて何もできず、息子の死から2年が経とうとしている現在も、何の進展もないままいらだちの中で時間だけが過ぎています。私たちは、隆史の存在が、そして事件の事すら忘れ去られていくのが怖いのです。

発生時間が時間だけに、目撃情報はあまり期待出来ませんが、犯人の近くにいる方の情報提供に期待しています。
事件現場は山梨県甲斐市国道20号線上りラザウオークという大型ショッピングセンター前ですが、国道は果てしなく続いています。
犯人は山梨県在住とは限りません。

人をはねブレーキも踏まず通り過ぎていった犯人……。
その犯人の近くにいる方、何か目撃された方、情報をお持ちの方、また、隆史がなぜ1時間も外に居たのか、何か情報をお持ちの方、些細な事でも構いません。犯人逮捕のきっかけになるかもしれません。
情報提供をどうぞよろしくお願いします。
一日も早い犯人逮捕を隆史と共に切に切に願っております。
             
                   隆史の母 平野るり子

★情報は平野さんのメールまでお願いいたします。
hiraruri56@orchid.plala.or.jp
  1. 2012/12/21(金) 19:43:47|
  2. ミカの日記

「自著を語る」、『家族のもとへ、あなたを帰す』

『家族のもとへ あなたを帰す』(柳原三佳著・WAVE出版)の詳細を、「自著を語る」という原稿にまとめました。

 今月の『文化連情報』に掲載されています。よろしければご覧くださいませ。


■下記をクリックしてくださいね!

http://www.mika-y.com/2012/jisyowokataru.pdf

■こちらは、「保険毎日新聞」の書評です!

http://www.mika-y.com/2012/hokenmainichi.pdf
  1. 2012/12/18(火) 18:26:18|
  2. ミカの日記

「ウィドマーク法」


■野田のワゴン車死亡事故 「飲酒、逃げ得許さない」 8時間後出頭の男、新手法で立件 /千葉

毎日新聞 12月9日(日)11時44分配信



 野田市で今年10月、ワゴン車が県道脇の立木に衝突し、乗っていた男子大学生(19)が車外に放り出され死亡した事故から1カ月余。自動車運転過失致死罪で起訴された同市の大学生、亀田輝保被告(21)が7日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で追送検された。事故の約8時間後に出頭し、当初は飲酒運転を否認した亀田容疑者。飲酒の立証は一見困難にも思えるが、県警は酔いをさましてから出頭し、罪を逃れようとする「逃げ得」を防ぐため、事故当時にさかのぼってアルコール量を算出する手法「ウィドマーク法」を使い、立件にこぎつけた。【小林祥晃、松崎真理】
.

 県警交通捜査課によると、事故は10月27日午前3時40分ごろ発生。ワゴン車には死亡した大学生と亀田容疑者を含め、友人の男女計6人が乗車し、事故後、残り5人全員が現場から逃走した。
 事故前日の26日夜から、6人は柏市内で居酒屋に出向き、その後、野田市内でも別の居酒屋で飲み直し、さらにカラオケ店に移動する途中で事故が起きたという。
 事故発生から約8時間が経過した27日正午ごろ、亀田容疑者は野田署に出頭したが、呼気検査では基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を下回る微量のアルコールしか検出されなかった。亀田容疑者は、仲間と居酒屋に行ったことは認めたが「自分はジュースを飲んだ」と飲酒を否認。県警は酒気帯び容疑での逮捕を見送った。
    ◇
 ところが、その後、県警が同乗者から事情を聴いたところ、亀田容疑者も2軒の居酒屋でビールやサワーを飲んでいた疑いが浮上。県警は店の伝票で注文した酒の種類や量、時間などを裏付け、ウィドマーク法で事故時のアルコール濃度を算出した。
 ウィドマーク法は、アルコールが体内で分解される代謝の仕組みに基づき、運転者の過去の体内アルコール濃度を推計する計算法。酒の種類や量、事故までの時間、本人の体重などを数式に当てはめて算出する。酔いをさまして出頭しても、飲酒運転を立証することができるため、飲酒事故が社会問題化した06年ごろから各都道府県警で捜査に本格導入している。
 警察庁によると、福岡市の「海の中道大橋」で06年8月、元同市職員の男が飲酒運転で幼児3人を死亡させ、大量の水を飲んで出頭した事件でもウィドマーク法が活用された。男は危険運転致死傷罪に問われ、懲役20年の実刑判決を受けた。また大阪地検が同年、10日以上も逃走した重傷ひき逃げ事故の容疑者を立件する際にも使っている。
 この手法では「少なくとも○ミリグラムから○ミリグラムまでの範囲内」という幅のある数値でアルコール濃度が算出される。そのため、刑事事件として立件するには下限が基準値を上回る必要があるとされる。県警が計算したところ、事故時の亀田容疑者の体内アルコール濃度は、少なく見積もっても基準値を超えることが判明。県警は酒気帯び容疑での立件は可能と判断した。
.

 これを受け、県警は同乗していた男女4人(19~21歳)についても同法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で書類送検。捜査幹部は「飲酒運転をなくすには、見逃す側の責任も問わなければいけない。同乗者を立件するためにも、運転手の酒気帯びの立証は必要だった」と捜査を振り返った。
12月9日朝刊
  1. 2012/12/09(日) 18:45:16|
  2. ミカの日記

今週発売 『プレジデント』(12・11号)

今週発売 『プレジデント』(12・11号)の NEWS FILE に記事を執筆しました。

タイトルは、

「遺体の『歯』による身元確認で取り違え防止を」 

大地震や大津波が予測されている今、こうした、大変重要なのにあまり知られていない問題にも、政治家にはきちんと目を向けてもらいたいものです。
  1. 2012/12/05(水) 11:50:06|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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