柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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悪質な事故厳罰化は「危険運転」の一類型に

■悪質な事故厳罰化は「危険運転」の一類型に 法務省が方針(03/27 21:32)


 飲酒運転など悪質な交通事故の厳罰化に伴って新設される新たな罪について、法務省が危険運転致死傷罪の類型の一つにする方針を固めたことが27日、同省への取材で分かった。

 法務省によると、自動車事故関連の規定を刑法から分離し、特別法を整備。現行の自動車運転過失致死傷罪(最高刑・懲役7年)の名称を「過失運転致死傷罪」に変更する。

 さらに、現行の危険運転致死傷罪(同懲役20年)の中に酒や薬物、特定の病気の影響で「正常な運転に支障が生じる恐れがある状態で運転し、人を死傷させた」との条文を新設。この規定については最高刑を懲役15年とした。

北海道新聞 (03/27 21:32)
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  1. 2013/03/28(木) 14:45:13|
  2. ミカの日記

あなたの保険は大丈夫? 明暗分ける「倍額条項」の有無

■あなたの保険は大丈夫? 明暗分ける「倍額条項」の有無


 安さを売りにした自動車保険のCMをテレビで見たことがある人も多いだろう。ジャーナリストの柳原三佳氏は、その安さの裏に「倍額条項の有無」の差がある可能性を指摘する。

*  *  *
 自動車保険の「倍額条項」をご存じだろうか。「補償内容は変わらない」と思っていたら、損保会社によって、倍額条項がついていたり、いなかったりするのが実情だという。

 賠償保険や車両保険など、さまざまな種類がある自動車保険のなかで、人身傷害保険とは、契約者が自動車事故の当事者になった際、過失の割合にかかわらず、実際にかかった入院費や休業補償、慰謝料などが補償される保険だ。

 事故でけがをしても、自損事故や自分に重過失がある場合、また加害者である相手側が無保険である場合は、経済的に困窮して、満足な治療が受けられない可能性がある。そんなときに救いとなるのがこの保険だ。契約者本人と家族であれば、自動車に乗車中だけでなく、歩行中や自転車乗車中に事故に遭っても補償されるタイプもある。

 この人身傷害保険に、倍額条項がついていると、事故で要介護の重度後遺障害と診断されたとき、支払い上限が2倍になる。

 保険金額によっては条項の有無は億単位の差にもなる。事故によって重い障害を負う、きわめて深刻な状況で適用される条項だけに、条項の有無は、事故後の契約者の明暗を大きく分ける可能性がある。

 だが、損保会社によって、同じ人身傷害保険でも、倍額事項がついていたり、いなかったりするのが実情だ。

※週刊朝日 2013年3月22日号
  1. 2013/03/18(月) 14:01:57|
  2. ミカの日記

悪質交通事故の罰則強化を答申

■悪質交通事故の罰則強化を答申

法務大臣の諮問機関の法制審議会は、飲酒運転など悪質な交通事故の罰則を強化するため、アルコールや薬物などの影響による事故を対象とする新たな罰則を設けることなどを盛り込んだ法案の要綱を決定し、谷垣法務大臣に答申しました。

悪質な交通事故の罰則を巡っては、平成13年に刑の上限が懲役20年の危険運転致死傷の罪が設けられましたが、重大な事故でも適用されないケースが相次いだことから、法改正を求める声が出ています。
こうしたなか、法制審議会は15日の総会で、危険運転致死傷の罪に準ずる新たな罰則の創設や、危険運転致死傷罪の適用範囲の拡大を柱とする法案の要綱を決定し、谷垣法務大臣に答申しました。
具体的には、アルコールや薬物、病気によって、正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で死亡事故を起こした場合を対象に、懲役15年を上限とする新たな罰則を設けるとしています。
また、アルコールなどを摂取し人身事故を起こしたあと、逃走するなどして飲酒を隠そうとした場合などを対象に、懲役12年を上限とする罰則を設けるとしています。さらに、危険な速度で道路を逆走したり、通行が禁止されている道路を走行したりして人身事故を起こした場合を、危険運転致死傷罪の対象に加えるほか、無免許であれば、いずれの場合も刑罰をより重くするなどとしています。
法務省は、この要綱を基に法案を取りまとめ、今の国会に提出することにしています。


NHKニュース 3月15日 21時18分  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130315/k10013236461000.html



■酒・薬物が原因の交通事故、罰則強化を…法制審

 法制審議会(法相の諮問機関)は15日、飲酒などが原因で生じた交通事故の罰則を強化する新法案要綱を谷垣法相に提出した。

 法務省は今国会に法案を提出し、成立を目指す。

 要綱は、正常な運転が出来ないことを立証できなくても運転時に飲酒や薬物使用、持病の影響が確認されれば適用できる「準危険運転致死傷罪」(仮称)を新設し、刑の上限を懲役15年にするとした。持病には、てんかんや精神病、重い睡眠障害、自覚症状の出ない低血糖症などが含まれることになる見通しだ。

 これまで、事故を起こした運転手に適用される罪のうち最も重い危険運転致死傷罪(懲役の上限20年)に問うには、飲酒や薬物使用により正常な運転が出来なかったことなどを立証する必要があり、立証できない場合は自動車運転過失致死傷罪(同7年)に問うケースが多かった。このため、被害者の遺族から「刑罰の差が大きすぎる」との指摘が出ていた。

(2013年3月16日01時05分 読売新聞)  http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130315-OYT1T01164.htm
  1. 2013/03/16(土) 15:53:59|
  2. ミカの日記

本日発売『週刊朝日』(3.22号)

 本日発売の「週刊朝日」(3.22号)に、柳原三佳の執筆記事が掲載されています。新聞広告とは若干異なりますが、

「保険料は安くても補償内容は同じじゃない
 人身傷害保険で”億”の差も!
 自動車保険の落とし穴」


 というタイトル。
 補償内容が全く違うのに、10円単位まで保険料を掲げて「他社より安い」という比較広告を展開しているネット系外資保険会社を問題視しています。
 取材に協力してくださった弁護士は、「消費者契約法の趣旨に反し、不当景品類及び不当表示防止法、保険業法にも抵触する可能性がある」と指摘しておられます。

 ネット系の外資保険会社で自動車保険を契約されている方は要注意です。人身傷害補償保険の約款をよくご確認ください。
 交通事故の被害に遭わないと言い切れる人は誰もいません。ぜひ読んでみてください。
  1. 2013/03/13(水) 10:32:54|
  2. ミカの日記

 「諦めない限り有効 下車前途無効」 釜石駅初発復興未来ゆき限定切符

 昨年の今日、私は岩手県の釜石市にいました。

 昨年の秋に出版した『家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)等の取材をするためでした。
 現地では、多くの犠牲者の身元確認作業にあたった歯科医師や、津波の被害に遭われた被災者の方々など、苦しみの中、それでも前向きに自分のやるべきことに対してコツコツと取り組んでおられるたくさんの方々にお話を伺いました。

 この日、釜石駅で買い求めたのが、この限定切符です。


___20130311131512.jpg

 「諦めない限り有効 下車前途無効」

 の、限定切符。

 以来、この切符は名刺入れに入れて、毎日、大切に持ち歩いています。
  1. 2013/03/11(月) 13:24:11|
  2. ミカの日記

きれいな空気は、お金では買えない

 数日前からひどい花粉症で苦しんでいます。
 日本列島ではそのほかにもPM2.5や放射線や、目に見えないさまざまなものが人間を苦しめているんですね。

「空気のきれいさはお金では買えない」

 と、今朝、テレビで誰かが言っていましたが、昨年共著で出した本の中で、田舎暮らしを推奨する私は、都心の通勤に便利なマンション暮らしを推奨するアエラの山下記者とそのテーマで激論を交わしていました。

『不動産の価値は、本来は空気の清浄さに左右されるものなんじゃないですか~?』

 だって、それがなければ、人間、生きていけないんですもの~。

ラフ-2
●『不動産絶望未来』
  1. 2013/03/06(水) 10:46:35|
  2. ミカの日記

『家族のもとへ、あなたを帰す』武田さち子さんの書評

『わが子をいじめから守る10ヵ条』などの著書で知られ、子供のいじめ問題などに大変お詳しい武田さち子さん。彼女は私が尊敬する女性のおひとりです。
 その武田さんが、ご自身のサイトの中で、私の著書『家族のもとへ、あなたを帰す』(WAVE出版)を取り上げ、素晴らしい書評を書いてくださいました。
 本当にありがとうございます。

●武田さち子さんのサイト
hthttp://www.jca.apc.org/praca/takeda/message.html

 東日本大震災から間もなく2年。
 昨年の今頃は、取材で三陸沿岸部や盛岡を取材で歩き回っていました。
 今も行方不明者がたくさんおられますが、最近は身元が確認されるケースがほとんどないようです。

 一日も早く、家族のもとへ帰れますようにと、祈るばかりです。

***********************

★武田さち子さんのサイトより

 柳原三佳著「家族のもとへ、あなたを帰す 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明」(WAVE出版)を読んだ。
 柳原三佳さんの本は、「死因究明」(講談社)、「焼かれる前に語れ」(WAVE出版)、「巻子の言霊」(講談社)と、いくつか読ませていただいている。柳原さん自身が登場するわけではないのに、いつもそこに、彼女の温かい視線と強い意志を感じる。
 今回の「家族のもとへ~」もそうだった。震災後に過酷な状況下で、身元確認作業を行ってきた医師たちと、柳原さんの心が、重なってみえた。

 災害時の身元確認は、私たちが思っている以上に困難なものだと同書で知った。
 津波で衣服ははぎとられ、顔かたちも変わる。時間がたてばなおさら腐敗も進み、外見からは判断がつかない。DNA鑑定も腐敗が進むと血液の採取が難しくなる。結果が出るまでに時間がかかり、しかも100パーセントわかるわけではない。取り違えさえ起きる。
 それが、生前の歯科診断のカルテと照合すれば、虫歯をまめに治療する日本にあっては、ほぼ100パーセントわかるという。
「2011年3月11日に発生した東日本大震災による死者は、1年4カ月が経った時点で、死者・行方不明者合わせて1万8773人(警察庁発表・2012年7月17日付)。そのうち、約1万6000人の犠牲者の身元が確認されている。」P2

 一方で、平時においてさえ、先進国であるはずの日本で、「身元不明死者」は万単位ででいるという。
未曾有の災害時の身元確認がこれだけできるということは、今の日本の技術をもってすれば、身元確認はかなりの確率でできるということだろう。
 この国の死者の扱いに対するいい加減さは、子どもの自殺についても、警察庁の統計と文部科学省の統計とで大きく開きがあることなどにも、表れている(警察の統計でさえ正確ではないという。自殺をわざわざ病死にすることを勧めることがあると聞いた)。たくさんの赤ちゃんの窒息死や虐待死が病死扱いされてきた。
 死因をいい加減にした結果、防げたはずの次の犠牲を、どれだけ生み出してきただろうか。

 昨年(2012年)6月15日、死因究明二法(「死因究明等の推進に関する法律」と「警察等が取り扱う死体の死因または身元の調査等に関する法律」)が成立し、NPO法人ジェントルハートプロジェクトでも参議院会館で勉強会を開いた。(JANJANブログ 三上英二さんの記事参照 http://www.janjanblog.com/archives/77821)

 遺族にとって、身元確認の意味は大きい。海外で戦士した親族の遺骨を何十年も捜している人たちもいる。
 沖縄のガマを訪ねたとき、案内をしてくれたタクシーの運転手さんが、足元に落ちていた歯を拾って、踏まれないように岩棚に置いた。戦没者の遺骨収集に尽力したひとだった。まるで最近抜けたかのような白く輝く歯が、今も脳裏に残っている。

「遺体を連れ帰って、葬式をしてお別れをするのと、身元不明のまま火葬された遺骨を引き渡されるのとでは、遺族の思いはまったく違う。だから、必死でした」P84

「本当につらいけれど、それでも身元が確認されるということは、遺族にとっては大切なことなのです」P92

「歯科医所見による身元確認というのは、本人であるということを照合するだけではなく、本人ではないことを明らかにするのも重要な目的です。『この人はあの人と違う』と誰かがいってあげないと、たぶん遺族はそこから先に進めないと思うのです。」P151

「多分この仕事は、人間の最後の、尊厳という部分に関わっているのではないかと、今回は本当にそう思いました。」P151

「私はこのとき、思い知りました。たとえ損傷の激しい遺体であっても、身元が判明し、家族のもとへ帰ってきてくれるということが遺族にとってどれほど区切りになるかということを」P186

 大切な人の死は辛い。しかしそれでも、その辛さを抱えて、残されたものは生きていかなければならない。
 その時に心の柱となるのが、死者の尊厳がどれだけ守られたかということではないかと思う。
 学校事故事件で、自殺で、子どもを亡くした親たちにたくさん出会ってきた。
 親たちは、わが子の身に何があったかを知りたいと願う。何に苦しみ、最後はどのような様子だったか、ビデオを見るように、すべてを知りたいのだと、ある母親は言った。
 その人の身に何があったのか、いちばん手がかりになるのは、遺体だろう。
 そして、亡くなった子どもの「モノ」にこだわる親は多い。そこに、その人の思い出やその人自身の存在を感じる。
 それがもし、モノではなく、その人自身の体が、土の中に埋もれたまま、海に沈んだままだと思ったら、そこに生前の姿を重ねて、いたたまれない気持ちになるだろう。遺骨が遺族の手元に届くことの意味は大きい。

 本には、原発事故の情報が錯そうするなかでの福島での身元確認作業についても書かれている。
 余震、津波の恐怖、被ばくの危険性…わが身の危険をも顧みず奔走した歯科医や地元警察官、自衛官の思いを踏みにじり、情報を隠すことで、二次災害の危険性にさらした東電や政府の無責任な対応。あまりに対照的だ。

 この本には、死者の身元確認に何が助けになって、何が障害になったのかが、現場の声として吸い上げられている。
 地震、津波、土砂災害、噴火、飛行機事故。いつ起きても不思議はない。残念ながらこの教訓が生かされる日は必ず来るだろう。
 そして、過去の教訓はただ悲劇を経験しただけでは生まれない。正確に記録を残すこと。その中から必要な情報を分類して、使える情報にすること。それを次世代に教訓として伝えようとする人たちの存在が欠かせない。
 柳原さんのこの書がなければ、埋もれてしまう人々の存在だった。中島みゆきさんが歌う「地上の星」たちを見せてもらった。
  1. 2013/03/04(月) 12:51:35|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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