柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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誰のための刑事裁判?

 昨夜は、外人の記者さんから、日本のフリーランスライターを取材しているとのことで、インタビューを受けました(日本語でホッとしました)。
 このインタビュー記事は、近々WEBサイトに掲載されるとのことですので、またご紹介します。英語で記事が読める方は読んでみてください。

 さて、昨日発売の「フライデー」で、悪質な重ね飲み証言で飲酒運転の罪から逃れた加害者のケースを取り上げたのですが、元警視庁の犀川博正氏から、早速、下記の感想メールが届きましたのでご紹介します。
 ほんとに、いったいだれのための刑事裁判なのかなあ、と考えてしまいます。

柳原三佳 様

 裁判で負けると警察・検察は面目がつぶれる。そこに役人の〝浅はかさ〟が感じられますね。国民が警察・検察に期待しているのは「○○勝○敗」という勝率ではない。そういうことが役人にはわかっていないのです。
 国民が期待するのは「たくましさ」「頼もしさ」なのです。事件の一部については無罪になっちまうかもしれない。でも、そこを果敢に攻める真摯な取り組みの姿勢に、国民は頼もしさを感じるはずなのです。

 絶対に勝てるという見込みがなければ、勝負の土俵に上がらない。負けてしまうと勝率という数字が下がる。役人は点数の亡者。思えば彼らは試験の点数競争という価値観で子供のころから教育を受けています。
 お台場でヤクザが暴れたとき、警察官が逃げ惑う。それは不利な土俵では勝負しないという鉄則があるから、そういう見苦しい態度になるわけです。

 アメリカ人の価値観は映画ハリウッド映画の「真昼の決闘」にあるように、あるいはブルース・ウィリスの「ダイハード」のように、絶望的な条件の下であっても、勇気を奮い起こして果敢に攻める、そこに美学を見出します。黒澤明の「七人の侍」はアメリカ人の共感を得ました。
 勝率・点数主義一辺倒では、警察への信頼はいつまでたっても回復しないでしょう。

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犀川博正
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  1. 2006/09/09(土) 12:29:00|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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