柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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「木村事件」本日釧路地検の報告

今日は、釧路地検で「木村事件」の再捜査結果についての説明が行われます。
 事件発生から今年で7年。10月22日には傷害致死事件の事項を迎えます。
 先週末は、帯広で講演をした後、ご遺族とともに標茶の現場へ向かいました。
 釧路地検は、どこまで突っ込んだ再捜査を行ったのか?
 今日の記者会見を待ちたいと思います。
 関連情報として、北海道の前田敏章さんからも下記の情報が届いていますのでご紹介したいと思います。
(以下、前田さんからのお知らせ)

お世話いただいています。
中標津の木村悟君事件についてです。

前回報告 (報告とお願い7-22)で、署名のご協力にお礼を申し上げるとともに、釧路検察審査会が7月20日、不起訴「不当」の議決をしたことを伝えていましたが、時効を間近に控え、再捜査を行っている釧路地検は明日17日にもあらためて処分を決める模様です。

釧路地検は審査会の良識ある決定を重く受け止めるべきと考えますが、昨日北海道新聞が木村富士子さんの心境など記事にしましたので、以下コピー致します。

●2006/10/15 北海道新聞

標茶でバイクの高2が死亡し7年
息子の無念 晴らしたい 地検の処分17日再決定
22日時効 真実求める母

【中標津】釧路管内標茶町で一九九九年十月、根室管内中標津町の高校二年木村悟さん=当時(16)=が、謎の死を遂げてから七年-。容疑者不詳のまま、悟さんの遺族が訴え続けた傷害致死罪の公訴時効が二十二日成立する。釧路検察審査会の「不起訴不当」の議決を受け、再捜査している釧路地検は十七日に起訴か不起訴か、あらためて処分を決める方針だ。事故死を主張する捜査機関を相手に、前面に立って闘ってきた母親は、地検が下す最後の判断にいちるの望みを託し、運命の日を迎える。(釧路報道部 仁科裕章)
「この七年間は息子の無念を晴らしたい一心で無我夢中でした。子を守るのは、親しかいませんから」。悟さんの母富士子さん(49)は仏壇の遺影に向かいながら声を詰まらせる。今も一日三回、手を合わせ読経を欠かさない。仏壇を囲む「事件」に関する膨大な資料が、真相究明を訴え続けた苦悩の七年間を物語る。
 悟さんが行方不明になったのは一九九九年十月二十二日夕。全く消息がつかめないまま、三日後、標茶町の町道脇で変わり果てた姿で見つかった。当時、捜査にあたった弟子屈署は木村さんの遺体近くにオートバイが倒れていたため、立ち木に衝突した単独事故死として処理。死因を頸椎(けいつい)骨折と断定し、司法解剖は行われなかった。
 だが、無傷のヘルメットが遺体そばに置かれ、自力で脱げないはずの軍手、靴が遺体から離れた場所にあった-など不自然な点が多く、富士子さんは捜査結果に納得できなかった。情報公開制度を利用して捜査関係の記録を入手するなど独自調査を進め、二○○三年十一月、何者かに暴行を受けて死亡した可能性が高いとして、容疑者不詳のまま傷害致死容疑で告訴した。「真実をはっきりさせなければ、悟が何のために生まれてきたのか分からない」との一心からだった。
 結果は無念の連続だった。道警釧路方面本部は「事件性を裏付ける証拠がない」と○五年二月に再捜査を打ち切り、釧路地検も同十二月、「事件性はない」と不起訴処分にする。
 しかし、富士子さんはあきらめなかった。釧路検察審査会に審査を申し立て、今年七月に「不起訴不当」の議決を勝ち取った。富士子さんは「やっと私の主張が認められた。今までどこに持っていっても事件性がないと、けられてばかりだったから…」と振り返る。
 孤独な闘いを始めてから、人口二万四千人のマチでは周囲の目が気になり、買い物にも出歩きにくくなった。生活のすべてをなげうった日々に、夫勝雄さん(51)や悟さんの弟、妹にも負担をかけた。「母親として今できることに全力を注ぎたかった」との強い思いだけが支えだった。
 地検の回答日が迫るにつれ、富士子さんは期待と不安が交錯し、胸が締め付けられる。「悟の青春を奪った真犯人は今も生きているはず。検事が自分の子に置き換えて考えてくれれば、きっといい結果が出る」。祈る思いで、悟さんの遺影にそう語りかけ続けている。
【写真説明】釧路地検の回答を控え、遺影が飾られた仏壇の前で、わが子の無念を訴える木村富士子さん

  1. 2006/10/17(火) 09:41:54|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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