柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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「木村事件」再び不起訴に

 北海道新聞に記事が出ていました。 
 釧路地検は何を根拠に、「バイクによる単独死亡事故」と認定したのか? 全く理解できません。
また、「殴られるなどの暴行でできたと認められる傷は一切なく、何者かが事故に整合する状況を巧妙につくり出すことはおよそ不可能だ」 とのことですが、表面に傷はなくても、内部で出血などをしていることもあるのではないでしょうか。 
 悔しいです。

■標茶・バイクの高2死亡 再捜査でも不起訴 
 釧路地検「単独の事故」  2006/10/17 14:20  

【釧路】釧路管内標茶町で一九九九年十月、根室管内中標津町の高校二年木村悟さん=当時(16)=がバイクのそばで遺体で発見され、遺族が容疑者不詳のまま傷害致死容疑で行った刑事告訴について再捜査していた釧路地検は十七日、「単独の交通死亡事故であることに疑いの余地はない」などとして、あらためて不起訴処分とした。刑事事件としては二十二日に公訴時効を迎えるため、これで捜査はすべて終了することになる。
 同地検は昨年十二月、「バイクによる単独死亡事故」と認定し、不起訴としたが、遺族側の申し立てで釧路検察審査会が今年七月に「第三者が関与した可能性がないとは言えない」として不起訴不当を議決したため、再捜査が行われていた。

 傷害致死事件の時効(七年)が今月二十二日に迫っており、同地検はそれまでに結論を出す方針を遺族に伝えていた。同地検の藤田信宏次席検事は十七日、記者会見し、「殴られるなどの暴行でできたと認められる傷は一切なく、何者かが事故に整合する状況を巧妙につくり出すことはおよそ不可能だ」などと不起訴の理由を説明した。

 木村さんは九九年十月二十二日夜から自宅に戻らず、二十五日午後二時ごろ標茶町内の町道脇で見つかり、近くにバイクが倒れていた。弟子屈署は立ち木に衝突した単独死亡事故と判断、司法解剖を行わなかった。
 遺族側は《1》傷のないヘルメットが遺体のそばにあった《2》事故で脱げないはずの軍手と靴が遺体から離れた場所にあった-ことなどを不自然として、○三年十一月に被疑者を特定せずに傷害致死容疑で告訴。道警は「事件性を裏付ける証拠がない」として昨年二月に捜査を打ち切り、釧路地検は同十二月に不起訴処分としていた。
  1. 2006/10/17(火) 17:52:29|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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