柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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法制審議会刑事法(自動車運転過失致死傷事犯関係)部会

祖母の通夜、葬儀を終えて自宅に戻った後、私は腰を痛め、一時は歩くことも困難な状態に……。
 先月、仕事部屋の大掃除と模様替えをしたときから、なんだか痛いなあ、と思っていたらどんどん悪化し、ついに最悪の状態に陥ってしまいました。
 週末、病院に行き、鎮痛剤をもらってきましたが、まだまだもとの状態に戻るには時間がかかりそうです。

 そんな中、今日は法務省の法制審議会刑事法(自動車運転過失致死傷事犯関係)部会第二回会議に出向き、NPO法人交通事故後遺障害者家族の会の方と、意見陳述をしてきました。
 一団体に与えられえた時間は15分。質疑応答もほとんどなく、あっさりとしたかんじで終わりました。
 もちろん、被害者側の意見を聞くことは大切ですが、正直言ってなんだかかたちだけのような気がしないでもありませんでした。本当は、もっとじっくり現場の実態に目を向け、耳を傾けてほしいのですが、現実にはこうやって法律が作られたり改正されていくんですね。
 まあ、2輪車除外の「危険運転致死傷罪」が、ようやく「自動車運転過失致死傷……」に改正されるのはよいのですが、そんなことは当然で、なぜ最初からそうしなかったのか、理由を聞きたいくらいでした。 
 NPO法人交通事故後遺障害者家族の会の意見書の一部を以下に抜粋します。訴えたいことは山ほどありますが、今回はこの点を強調しました。
 交通事故が起きた場合は、その「結果」の大小ではなく、あくまでも「原因」にこだわって、厳しい処罰をして頂きたいと思います。事故の原因が不可抗力に近い場合と、そうでない事故の場合では、ドライバーの過失には雲泥の差があります。つまり、注意すれば防げたであろう事故を起こした場合には、死亡とか軽傷といった被害の大小こだわらない、メリハリの効いた厳しい処罰をして頂きたいのです。そうでなければ、処罰を受けたのは運が悪かったからだと思われ、結果的に安全運転遵守意識が乏しくなり、本来、防げるはずの事故を減らせないという現象が生じます。

 たとえば、現状でみると、前方不注意や横断歩道上の歩行者を無視するような事故についての処罰が軽いように思います。
脇見運転やカセット操作中の事故は前方注視をおろそかにし、その結果については誰にも分かることですから、被害者が重傷とか軽傷とかの結果にこだわらず厳罰にして頂く必要があるでしょう。また、特に横断歩道上での事故は、被害者の負傷程度に関係なく、従来よりも厳しい処罰をして頂きたいと切にお願いします。
  1. 2007/02/19(月) 22:47:47|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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