柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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<酒気帯び運転>基準値…個人差大きく厳格化見送り?

出版業界にとってGW前の締め切り前倒し(GW進行)はかなり大変。GWに印刷所が止まってしまうので、締め切りが前倒しになるわけです。おまけに我が家は、娘の留学手続きでバタバタ……。まだしばらくこの忙しさは続きそうです。
 
 さて、昨日こんなニュースが流れました。
 皆さんどう思われますか? 低濃度とか、反応に個人差、とか、そんなことを論ずる前に、「飲んだら乗るな!」で押し通すべきではないでしょうか。低濃度でも、アルコールが出たら、即アウト、にすべきです。
 ただし、飲酒検知の方法はもっと科学的に、客観的に行われるべきだと思います。検知管をすりかえたり。濃度を書き換えたり、そんなことが簡単にできるようでは、何を決めたって無理だと思います。

<酒気帯び運転>基準値…個人差大きく厳格化見送り 警察庁
4月26日12時13分配信 毎日新聞

 酒気帯び運転に問われる基準値が適正か、検討を進めていた警察庁は26日、基準値未満の飲酒では個人差が大きく、ほとんど影響のない人もいるとして、当面は基準値の引き下げは行わない方針を固めた。しかし、「低濃度のアルコール摂取でも視覚刺激の反応がにぶくなる」との結果もあり、さらに研究を続けるとしている。


■私の元には、このニュースをごらんになった飲酒事故のご遺族・椋樹立芳さんから、早速怒り心頭のご意見がが寄せられています。ぜひ読んでみて下さい。

柳原様

 飲酒運転事故を撲滅することを目的に、関係機関が検討したり、また、有識者を集めて検討してきた結果が、この程度の理由で、酒気帯びの基準値の引き下げを見送るのか。幼稚園の子供の判断のレベル以下の決定である。

 飲酒事故をゼロ化を目指して運動してきた大勢の遺族等の願いを無にするもので、このような考えでは、飲酒運転事故は絶対に減少しない。その責任は誰が取るのか。

 大切な家族を飲酒運転者に殺された遺族は、飲酒運転事故の完全ゼロ化を願ってきたのに怒り心頭である。
総理大臣が、0.1以下の飲酒運転の車に殺されたら、初めてそれから大騒ぎをして、0.1以下にするのか。

 我々遺族は、飲酒運転完全ゼロ化を願っており、飲酒の酩酊度には人それそれの違いがあり、それならそれで、もっと科学的に研究した結果で決定すべきである。

 それじゃ、0.1以下で事故をした場合の罰則をどうするのか検討したのか。飲酒運転事故に違いはないのであるから、飲酒運転として超厳罰にすべきである。

 運転をし始めたときに、0.15以上あるに運転して、大事故を起こしても、事故をしたときは0.1以下になっていることもあるのである。これは飲酒運転ではないのか。

 飲酒を一滴でもしたら運転しない事が、飲酒運転完全ゼロ化につながることを為政者は忘れている。

 ここに新聞の記事を転記した。

 酒気帯び運転を適用する政令基準値の引き下げを検討してきた警察庁は二十六日、呼気一リットル中のアルコール濃度0.15ミリグラムの現行基準値を下回る0.1ミリグラム程度では運転に与える影響がほとんど無いと結論付け、早期の引き下げは見送る方針を固めた。
 警察庁は2005-06年、飲酒運転に与える影響の調査を外部の研究班に委託。運転時の状況を再現するシミュレーターを使い、飲酒時と通常時の反応時間を比較する実験を重ねた。
 その結果、アルコール濃度0.15ミリグラムや0.2ミリグラムの飲酒状態のドライバーが、追突を回避するまでの反応時間などが、飲酒していない場合に比べ遅くなる傾向があったが、0.1ミリグラムでは統計上、アルコールによる影響はほとんど確認できなかつた。


 驚いた。この記事を読んで飲酒事故に関心がある人は、唖然としているはずです。一滴も飲酒していない時でも事故を起こす人もいるのに、飲酒を一滴でもしていたら、事故の確率は増加することは明白である。

 このようなデタラメな判断は、運転に関係する関係者から強烈な圧力があったと私は思う。

☆飲酒運転のゼロ化は、さらなる飲酒運転の厳罰化のみ可能☆
         
      椋樹立芳

☆ドライブ録画は、事故原因解明に役立つ☆

  1. 2007/04/27(金) 09:00:00|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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