柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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「第9回通学路の安全を考えるシンポジウム」 報告

 歩車分離信号の必要性を訴え続けておられる長谷智喜さんより、先週土曜日に行われた「第9回通学路の安全を考えるシンポジウム」の報告が届きましたのでご紹介します。
 車青、歩行者青、という信号パターンで、歩行者の命がこれ以上犠牲にならないよう、さらに活動を続けていきたいと思います。

(以下長谷さんからのメッセージです)

八王子の長谷です。6月6日(土曜)行われた 第9回 豊中シンポジウムの 第1報をお届けいたします。

このシンポジウムは、通学路の子どもたちの安全を守ろうと、大阪豊中市の教職員組合が中心となって市、PTA、毎日新聞が始めた交通安全シンポジウムで今年で7年目、9回を数えます。
討論は、子どもたちの安全を守る交通環境の、ソフト、ハード全般におよびますが、とくに青信号を渡っていながら理不尽な事故にあう子どもたちの命を守るため、歩車分離信号の導入を積極的に訴えています。

今回は来年節目の10回を前にして、さらに分離信号の推進を求めて「命と安全を守る歩車分離信号普及全国連絡会」の準備会を発足させ新たな活動を試みています。

まず、第一部、本日の講演 講師の 佐藤清志さんは、満席の参加者を前に、静かにはっきりとした口調で語り始めました。
交通事故は、事故ではなく交通事件であり犯罪であることを・・・・

そして子どもを奪われた自らの体験、本来あるべき安らかな人の死とは、全国交通事故遺族の会との出会いと活動、歩車分離信号の紹介必要性クラスメートの交通死から受けた無力感そして子どもの事故防止は大人の責任へと締めくくられました。

会場からは、事故の悲惨さにすすり泣く声も聞かれ、参加者全員が聞き入り命の大切さ重さを再認識したことはいうまでもありません。

二部は、子どもたちの意見発表
豊中市立中豊島小学校、豊南小学校の生徒さんたちの発表。いずれも、分離信号がよい、ほしいというものでした。

三部は、シンポジウム
パネラーからは、いろいろな活動をしているが、結局は安全が車両運転手側に委ねられている等の発言がありました。

そんな中、コーデネーターから、歩車分離信号の普及がまだ2%であるがより普及させるにはどうしたらよいかとの問いに私は、このように答えました

大切なのは、私たち市民も行政もこの事故に共有の認識を持つことです。
それは、青信号で渡っている子供、いや大人でも、人を見落とし右左折する車両にはなすすべはありません。
それは、歩行者の注意能力を超えたものだからです。
(だから歩車分離信号が必要なのです)

毎日新聞から、速報でシンポでの記事が出ています。まずは第一報としてお届けいたします。

____________________

        歩行者事故防止研究会      
          長谷 智喜         
       t-hase@kb3.so-net.ne.jp      
       TEL.FAX 0426-54-5757    

    子どもの命を守る分離信号 ホームページ
    http://www006.upp.so-net.ne.jp/bunri/ 
    安全は 人とクルマの 分離から  
____________________


毎日新聞 2007.6.10(日曜日) 29面

分離式信号推進を訴え
    豊中でシンポ

 子どもを交通事故から守る方法を話し合う
「第9回通学路の安全を考えるシンポジウム」 
(毎日新聞社、豊中市教職員組合、市PTA連合協議会
主催)が9日、大阪府豊中市立中豊島小であった。
人と車を分け通行させる「歩車分離式信号」
を標準的に設置するよう求める全国組織「命と安
全を守る歩車分離信号普及全国連絡会」の準備会
を発足させた。

 分離式信号の導入を求めてきた佐藤清志さん
(43)=東京都=が講演
=写真・大橋公一 撮影。

長女菜緒ちゃん(当時6歳)は03年5月、自転車で青
信号を横断中に後ろから左折してきたダンプカー
にはねられ、死亡。「同じ青信号で人と車を交差さ
せるシステムに原因がある」と指摘した。
討論では、歩行者優先の社会実現を誓った。連絡会は
賛同者を募り、来年正式に発足する。
問い合わせは、事務局の豊中市教組(06・6863・1600)
または歩行者事故防止研究会(042・654・5757)へ。                  
【林田七恵】

毎日新聞 2007.6.10(日曜日) 27面

やさしい街に 子ともとクルマ社会

地域の声で動かせる

豊中 歩車分離信号の拡大を宣言
                                                      
 豊中市立中豊島小学校で9日、開かれた「第9回通学路の安全を考える
シンポジウム」(毎日新聞社、豊中市教職員組合、市PTA連合協議会主
催)は、参加した交通死遺族や教職員、保護者らが、「(この日発足した)
『命と安全を守る歩車分離信号普及全国連絡会』準備会と連携し、分離信
号の設置を広げよう」と宣言した。 【林田七恵、花岡洋二、沢木政輝】

 通学路の安全を考えるシンポジウム

 シンポでは「ありふれた出来事と処理されてし
まう交通死が多いが、子どもたちの犠牲を無駄に
してはならない」と指摘した。
 瀬川剛・同小PTA会長(39)は「子どもが気を
つけて事故を防ぐには限界がある。分離信号の
導入や、通学時間帯の自動車進入禁止を働きか
けるなど、できることを考えたい」、市立野田小
の松田存映教諭(28)は「道路の環境自体を変
える必要があると感じた。大人が働きかけない
と変わっていかない」と話した。
 旭丘連合自治会は、市立泉丘小学校前の交差点
に分離信号を設置するよう、市と警察に要望して
いる。梶浦高義会長(73)は「予算が伴うので、簡
単にはいかないが、地域の声で動かせるものだと
分かった。署名運動も考えたい」と力を得た様子
だった。
 梶山善弘・府交通対策課長(51)も「渋滞を抑え
るよりも生命を守る方が大切という当然のこと
を、改めて認識させられた」と感じ入っていた。

写真【講演を熱心に聞く参加者たち
        =豊中市の市立中豊島小で






  1. 2007/06/14(木) 09:02:40|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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