柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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北海道・前田敏章さんからのお知らせ

 いつもお世話いただいています。白倉事件と長谷部事件2件の報告です。

1 白倉事件に「公判前整理手続き」適用

「報告とお願い」2005-12-2、12-4、12-17でお知らせの南幌白倉美紗さん交通死事件(http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/shirakura.htm)
ですが、札幌地裁はこのほど、この事案に「公判前整理手続き」を適用することを決めました。これから事前の協議で争点整理など行われるため、初公判の日程は未定ですが、前回お知らせの公判予定(1月末か2月最初)が、かなり後になることは間違いありません。とりあえず、読売の報道をコピーします。
●2006/1/28
「読売新聞」道内版 

公判前整理手続き適用
地裁岩見沢支部
南幌の死亡事故被告に


 2003年9月に空知南幌町の町道で、通学途中の南幌中3年白倉美紗さん(当時14歳)がトラックにはねられ死亡した事故で、札幌地裁岩見沢支部は27日までに、業務上過失致死罪で在宅起訴された元運転手荒川周一被告(45)(北広島市西の里東)の公判に、公判前整理手続きを適用すると決めた。道内での適用は2例目。

 公判前整理手続きは、初公判前に裁判官と検察官、弁護士が集まり、争点を整理し、審理計画を立てる。非公開で行われ、検察側は従来より幅広く証拠を開示し、弁護側も主張を明確にすることが求められる。
 道内では、札幌地裁が昨年12月に、危険運転致死と覚せい剤取締法違反の罪で起訴された小樽市の男(41)の公判に、公判前整理手続きを道内で初めて適用。現在協議が進められている。


2 「報告とお願い」(2005-5-12)でお知らせの長谷部拓磨君交通死事件
(経過等は http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hasebeindex.htm)ですが、2年6か月を経て未だ起訴を決めない地検に、遺族が1月30日改めて上申書を提出しました。

以下は、報道記事と1月30日記者会見した長谷部さんの報道メモです。
併せて昨年5月の報道記事もコピーします。

●2006/01/31「北海道新聞」

息子の事故死 早期起訴要求
*札幌の母 上申書


 二○○三年七月、札幌市北区で当時中学三年(14)の長谷部拓磨君が車にはねられ死亡した事故で、母親の博子さん(46)=札幌市北区=が三十日、札幌地検に真相究明と運転者の早期起訴を求める上申書を提出した。
博子さんはこれまでも捜査を進めるよう求める意見書や街頭で集めた署名を同地検に提出してきた。この日の上申書では「(運転者には)速度超過と前方不注視の過失がある」などと訴えた。提出後、長谷部さんは「(事故から)二年六カ月がたったのに起訴されないのは納得できない」と話した。
同地検の石田一宏次席検事は「捜査に長い時間がかかっているのは事実で、なるべく早く処分を決めたい」と話している。

++++++++++++++++++++++++
《報道メモより》

札幌地方検察庁に対し、長谷部拓磨交通死事件の原因、真相の徹底究明と、公正捜査に基づく早期正式起訴を求める上申書を改めて提出しました。

今回、改めて指摘した疑問点は次の6点です。
1、現場に残された加害車両の片側一本のブレーキ痕は左右どちらのタイヤのブレーキ痕なのか。
2、拓磨斜め横断の根拠について。
3、加害車両の破損状態からの衝突態様の説明。
4、加害車両速度について。
5、加害車両の停止位置はどこか。
6、自転車の転倒状況の説明および衝突地点はどこか。

捜査機関に対し幾度も上申書を提出し、昨年12月、地検にて初めて自転車の鑑定がなされ鑑定結果を待っているところではありますが、2年6ヶ月という長い時間が経過した現在も、科学的根拠は何一つ示されず、加害者の公判請求さえされていません。 
今の捜査を見ていると、不当な加害者擁護に終始し、初めから結論ありきでそれに合わない証拠を無視し、加害者供述に合う部分だけの立証に努めているとしか思えない現状があります。
これまで、衝突地点など肝腎な点の遺族への説明が二転三転しています。
「前方不注視」とされていたのが、加害者供述で「前方不注視はない。」と変わってきています。「拓磨が止まるだろうと思いブレーキを掛けなかった」と言う加害者の行為は明らかに「未必の故意」による殺人です。
「速度超過」「前方不注視」という重大な過失が明白であるにも関わらず、公判請求に消極的言動を繰り返す検察庁の姿勢は全く理解できません。
現場は片側二車線で制限時速40キロの生活道路です。拓磨は道路中央で撥ねられていることから、飛び出しはあり得ません。
加害者供述及び現場状況を見ても、公判請求がされて当然の事案と考えます。
検察庁に対し、公正捜査と物証による真相解明、正式起訴を求めます。
(平成18年1月30日 長谷部 博子)

●2005年5月12日「毎日新聞」北海道版

起訴と真相解明、地検に遺族要請
中3交通事故死


 2年前に交通事故で長男を亡くした札幌市北区の主婦、長谷部博子さん(46)が11日、札幌地検を訪れ、加害者の起訴と科学的捜査による真相解明を求める要請書を約1500人分の署名を添えて提出した。
 長谷部さんの長男で中学3年生だった拓磨君(当時14歳)は03年7月23日、同区新川5の6の市道を自転車で渡っていたところ、市内の男性会社員(当時30歳)の乗用車にはねられ死亡した。
 会見した長谷部さんによると、要請書を受け取った担当の副検事は「起訴する方向で捜査を継続している」と答えたという。長谷部さんは「事故原因について捜査機関から納得いく説明がこれまでなかった。早く起訴して真相を解明してほしい」と訴えた。

前田敏章
  1. 2006/02/01(水) 19:30:58|
  2. 前田敏章さん(北海道)情報

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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