柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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交通事故被害者からのメール

 この週末は、交通事故被害者や重度後遺障害を介護するご家族、また複数の親族を一度に亡くされたご遺族からの切実なメールや電話が相次ぎました。
 皆さん、事故からかなりの時間が経過していますが、まだ何も解決しておらず、大変な思いをしておられます。
 私自身も、2年前、手術時にお腹の中に置き忘れられたガーゼの除去手術を受けましたが(つまり、医療過誤の被害者なのです……)、千葉県からはまだなんの賠償も受けていません。
 被害者の置かれた状況は、交通事故も医療過誤も、同じく過酷だと感じています。

 さて、今日はたくさん届いたメールの中から、ある1通をご紹介します。
 怒りがひしひしと伝わってきます……。
 
<読者・Aさんからの投稿>

 以前からホームページを拝見させて頂いておりました。
 共感させられる記事も多く、それらの解明には多くの困難と時間を要したのではないかと考えると、柳原さんの活動には本当に敬服しています。
 今後も更に交通事故の諸問題を追求され、交通事故の二次的被害がゼロに近づいてくれる事も期待せずにはいられません。

 私自身、交通事故に遭ってから数年目を迎えますが、いまだに加害者の方が加入されていた損保会社から賠償されるには至っていません。
 勤務中の事故だったので、労災保険と自賠責への被害者請求で、損保側の露骨な妨害はそれなりに排除出来ると考えていたのですが、労基署にも民営化の波が押し寄せつつあるのか、さまざまな問題を抱えたままです。

 事故後7ヶ月程治療をし、症状固定になりましたが、障害等級は労災12級、自賠責保険では14級とされ、労災準拠の片鱗もみせない自賠責に異議申し立てをしつつ、労基署には再発申請を行い、再治療も受け、その中で新たな医証とするべく、検査等実施して明らかな他覚的所見を以て、異議申し立てもしましたが、損保料率算出機構の実態の無い審査会に因って、医師の所見を否定され、20代の私に年齢変性を理由に(20代では頚椎の年齢変性は14%程度の割合にも関わらず)事故との因果関係を否定される等、ことごとく素人に医師の医証まで否定されてしまいました。

 その後、自賠責保険共済紛争処理機構へ申し立てをしましたが、裁定は損保料率機構の説明が多少言葉を変えた程度の内容で、現在、八方塞がりの状況をどうするか思案する毎日です。

 また、事故後の救急搬送時は意識を失っていたために、それらの情報を得て、高次脳機能障害の線で新たに診断を受けようと考え、私を搬送して下さった消防署の救急課に事故当日の搬送時の個人情報を開示請求しました。ところが、ジャパンコーマスケールでは受傷者状態が意識清明とされていたため、訂正請求をしようとしたのですが、当時の救急隊員がいない事を理由に、訂正請求事態を拒否する場合があると、筋違いな理由で消防庁の担当者に示唆されました。
 損保協会から自賠責保険料を割いて、毎年、高度救命救急車両を提供している事も、搬送対象者の呼吸停止時に軌道確保処置の講習を救急隊員の方に実施して、死亡の事案を減らしたいと考える損保協会の意図、正に、今後も障害等級の認定実務を独占する事で、障害事案を抑え込もうという目論み……。
 余りにも悪質で、命の尊厳も軽視し、都合良く丸め込もうとしている損保業界全ての悪辣な手口が本当に許せません。

 長くなりましたが、これからも頑張って下さい。
  1. 2007/09/29(土) 18:54:36|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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