柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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注目記事「千葉の保険金殺人疑惑」

 昨日の新聞記事です。
「焼かれる前に語れ」の著者でもある千葉大学の岩瀬博太郎教授のコメントも出ています。
 司法解剖の必要性がよくわかる事案です。

■司法解剖率の低さが問題 千葉の保険金殺人疑惑2007.11.21 20:31

 1審の千葉地裁佐倉支部に続き、東京高裁判決も「保険金殺人」と認定した男性の中毒死。「過剰摂取で中枢神経に異常をきたすサリチル酸が遺体から検出された」とする第一生命が提出した鑑定書や、当時の状況証拠が決め手となった。

 千葉県警は男性死亡の約1年半後、死因を疑った第一生命からの通報で捜査を開始。病院から男性の臓器や血液を押収したが、ホルマリン漬けで保存された臓器は、化学反応などの影響もあってサリチル酸は検出されなかったとみられる。

 県警は「捜査は継続中」とするばかりだが、捜査幹部の1人は「立件するに足るだけの物証がなく、正直難しいと思う」と打ち明ける。

 一方、男性の死因が当初、急性心不全とされ、司法解剖が行われなかったことも、捜査を難しくした。

 欧米では20~30%が司法解剖に回されるのに対し、日本は約4%にとどまっている。千葉大学法医学教室の岩瀬博太郎教授は「病院での死亡が病死として処理され、変死扱いにならないのが問題。欧米並みに日本も司法解剖率を上げないと、また同じことが起きる」と指摘する。(産経新聞)
  1. 2007/11/22(木) 12:11:45|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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