柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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今日は父の命日

 今日は、私の父の命日です。
 1993年、クリスマスの翌日の夜、救命救急センターで亡くなりました。
 その年の11月、喉の痛みを訴えて耳鼻科に通院していた父は、1週間後に大量吐血。急性出血性胃かいようと診断され、胃の緊急摘出手術を受けました。
 しかし、その後も腸からの出血が止まらず、再手術をしたものの、助かりませんでした。
 原因は、ステロイド等の過剰な投与でした。つまり、薬の副作用が、父の命を奪う結果となったのです。

 ここ数日、薬害肝炎訴訟のニュースが報じられていますが、私も高裁まで裁判を闘った薬害の遺族として、そして自分自身も医療過誤の被害者として(私は手術のガーゼをお腹に置き忘れられ、2年前、2度目の開腹手術を強いられました)、国の誠意ある対応を祈っていました。
 交通事故の被害者遺族も、医療過誤の被害者遺族も、その立場になると本当に孤独です。予期せず襲いかかる突然の出来事は、家族に大変な苦しみを与えます。

 父が亡くなってから14年経ちましたが、あの冬のことは、つい昨日のように思い起こされます。
 当時、3歳だった娘は、もう17歳。
 その成長を父に見せることができなかったこと、そして、おじいちゃんの優しさを、孫たちが知らずに育ったことが、今も残念でなりません。
 
  1. 2007/12/26(水) 17:46:02|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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