柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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京都の『小西事件」で、加害者略式起訴

 2月15日付の本ブログで『署名のお願い」の呼びかけをされた京都の小西さんからお礼のメッセージが届きました。
 署名を提出して間もなく、時効寸前の今月になって加害者が略式起訴されたとのことです。
 以下は小西さんからのメールです。
 奥様と二人の子供さんが大変な事故に遭われ,現在も障害を負われた奥様の介護などでご苦労の多い日々だと思いますが、お身体を大切に、頑張ってください。

*****************************************
 
 皆様  京都の小西です。

 署名にご協力いただきました、加害者の不起訴不当の件ですが、3月4日付にて、略式起訴(罰金20万)されました。
 たくさん署名に賛同いただき有難う御座いました。 先ずは、第一目標達成といったところでしょうか。 
 量刑については決して満足いく内容では無いのですが、ひとつの結果が出せた事に意義があるものとして自分自身納得させています。 
 署名し始めた時は、身内や私が所属している会の皆様の署名だけで。と、思っていましたが、北は北海道から、南は鹿児島まで、街頭署名をせず20日間あまりで、3,220人もの署名を集める事が出来たのも、皆様のご協力あっての結果だと感謝いたしております。
 北近畿管轄の田舎の検察庁では、先ず、前例の無い署名活動だったと思われます。

 現在、起訴状の閲覧・謄写の手続きの確認中ですが、多少梃子摺っています。
 被害者家族の私が、起訴状の内容を確認する事が出来ないというのです。
 弁護士または、事務所員が、宮津の検察庁へ直接訪庁しないと不可能との事???。
きのうの弁護士さんの電話では、検察官に直接来週月曜日、問いただして見るので待ってほしいとの事でした。 刑事訴訟法53条1に法り、刑事確定訴訟記録法4条が履行されない理由は、何なのでしょうか?
 追って経過は、ご報告いたします。

 今回の署名を行った目的は、

① 誠意の無い加害者への厳罰は勿論ですが、
② 検察庁に対する適正な処分(量刑)を求める事と、
③ 重大な事故を経験していない方への社会警告 です。

 この3つは、署名や起訴が決まれば、終結だとは思っていません。
 あくまで一過程であり、②③の目的は、今後も個人レベルではなく、日本人として戦っていかなくてはならない課題だと思っています。

 欧米諸国に比べて適正な量刑が科されていない日本の処罰の現状は、結果的に被害者救済への進展に悪影響を及ぼします。

→ 検察側の不適正処罰 → 運転者の安全意識の減退 → 事故増加による重度被害者増加 → 杜撰な警察捜査の捜査 → 保険屋の不払いに伴い過失の押付け → 被害者個人レベルでの労力の増加
という、悪循環により被害者家族は余計な労力を強いられ、自分や家族の障害と戦っている間も、いろんな人からの中傷・偏見とも戦い、体力も神経もボロボロになります。
 官尊民卑の考えが、色濃く残っている今では、個人や一組織の力だけで戦うのは、あまりにも微力です。

 介護や治療や生活で追われる毎日ですが、悲しい被害者を増やさない為にも、効率よく社会に訴えかけ、官・民一人ひとりが、他人事にせず考えるべきではないかと思います。
 日本政府(官全体)の士気の低下には、限界を感じています。

 社会に忘れ去られがちな交通事故被害者です。 
私達を切り捨てる様な、生きる人権を無視した日本にはなってほしくはないです。

              ☆☆ 小西 和哉 ☆☆
  1. 2008/03/18(火) 16:05:22|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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