柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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「澤野事件」(大阪)判決

 桜が満開だというのに、今日は午後から冷たい雨になりました。
 週末には地区のお花見会があるのですが、それまでお花がもつかどうか心配です(たぶん無理でしょう)。
 でも、今朝は雨が降る前に、しっかり土筆を収穫してきました!
 これからはかまをとって、おひたしや天ぷらにします。
 今しかできない、春の楽しみですね。

 さて、3月21日に「スーパーモーニング」(テレビ朝日)で放映した、大阪の澤野事件ですが、3月28日に大阪高裁で判決がありました。
(見逃した方は、柳原三佳のHPに画像をアップしていますので、ぜひご覧ください)
http://www.mika-y.com/
 判決結果については、近々、同じ番組で放送予定ですが、先ほど澤野さんからメールが届きましたので、転記します。
 
<澤野さんからのメッセージ>

 一審では息子の過失大とされ頭から水をぶっ掛けられた気分、
 二審では裁判官にタオルでちょっとだけ顔を拭いて貰った、そんな感じの判決です。

 一審 息子の過失9割
 二審 息子の過失6割

 裁判の過程で警察捜査について目撃調書捏造の疑惑が発生し、思わぬ展開となりました。
 加害者と損保を相手に争うつもりが警察捜査の中身についてまで審議の必要が生じました。
 二審で担当巡査が証言台に上り実況見分や調書について証言を求められましたが「忘れた。覚えてない」で通しました。

 判決ではこの部分について調書捏造を一部認めたような感触がありますが、断定は避けて何やら曖昧な歯切れの悪い表現です。
 代わりに、というべきか、介護費用については遷延性意識障害者の介護に必要とするものはほぼすべて認めた形です。
 損保会社は、
「遷延性意識障害者にはもはやリハビリの必要はない」
「介護にベッド一つあれば事足りる」
 との姿勢でしたが、それは却下されました。(当然です)

 警察の捜査についてはオブラートをかけたような文言、でも賠償金は増やしてあげました、というところでしょうか。

 被害者家族にとってはお金の保証は勿論大切ですが、心の納得をも裁判に求めてしまいます。でも、民事ではそこまでは無理があるのかどうか。何やら不完全燃焼気味です。
 私の周囲は一審より賠償額が上がってよかったねーと、素直に?喜んでいますが・・・

 弁護士が「上告する?」と尋ねて来ました。
 最高裁の土俵に上がるのは針の穴を通る様な困難だと知っての言葉とすると、弁護士も不完全燃焼の気持ちを抱えているのかも知れません。

 皆様にはいつもご支援頂き、感謝です。有難うございました。
 とりあえずご報告させて頂きます。

                         澤野
  1. 2008/03/30(日) 21:08:52|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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