今日は、最高裁判所へ傍聴に行ってきました。
広いホール、高い天井……、法廷の中は高級ホテルもビックリの、ふかふかの絨毯が敷かれていました。
少年が交通事故で重度の障害を負ったこの事件。高裁が損害賠償の計算で明らかなミスをしていたため、再度差し戻して訂正する必要があるという内容です。
被害者側の弁護士さんが、上告の理由を読み上げられたのですが、それを聞きながら、大阪高裁の裁判官達がいかにまともな仕事をしていなかったかがよ〜くわかりました。
日々、息子さんの介護をしながら、裁判にも力を注いできたご両親。しかし、頼りにしていた裁判所にでたらめな仕事をされ、どれほど辛く悔しい思いをされたことでしょう。
今日の弁護士さんの、怒りに満ちた弁論を聞き、胸のすく思いがしましたが、最高裁がどこまでこの事実に目を向け、正しい判断をしてくれるか。判決は来月下される予定です。
さて、今週の金曜日は、大阪弁護士会で下記の講演が予定されています。
弁護士対象で、一般の方は起こしいただけないのですが、頑張って死因究明問題について訴えてこようと思います。
会 員 各 位
大阪弁護士会
会 長 上 野 勝
同 犯罪被害者支援委員会
委員長 杉 本 吉 史
講演会「我が国の死因究明制度の実情とその問題点」
平素は当会の諸活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
今般、下記の通り講演会を開催させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。
死因不明の死体は解剖されて死因が科学的に究明されている、私達弁護士でさえそう思っていないでしょうか。ところが、「法医学者が解剖してから犯罪性の有無を判断する」欧米諸国と異なり、我が国では、警察官が五官を使って犯罪性の有無を判断して、解剖に回すかどうかが決められています。その結果、相撲部屋リンチ死事件、パロマCO中毒事故、保険金殺人等々犯罪や重大事故の見逃しが絶えません。肉親の死の真相を求める多くの遺族が、このような日本の死因究明制度の中で苦しみ、真相解明のために長期にわたる孤独な戦いを強いられています。そのような遺族から相談を受ける弁護士、あるいはそのような遺族を支援する弁護士にとって、現在のわが国の死因究明制度の現状と問題点を把握しておくことは不可欠であると思います。
岩瀬教授は、年間160〜180体解剖している法医学者で、現場から現在の死因究明制度の危機的状況を指摘し続けています。柳原氏は、遺族の取材や海外の死因究明制度の取材をとおして、我が国の実情と問題点を雑誌やテレビ等で訴えているジャーナリストです。本講演会では、現場からの貴重な報告と意見が聞けるものと確信しています。
お忙しい時期かとは存じますが、万障お繰り合わせの上、多数ご出席いただきますよう、お願いいたします。
記
日 時:平成20年9月12日(金)午後4時〜午後5時30分
場 所:大阪弁護士会館 2階ホール 201・202
講 師:千葉大学大学院医学研究院法医学教室教授 岩 瀬 博太郎 氏
ノンフィクション作家・ジャーナリスト 柳 原 三 佳 氏
テーマ:「我が国の死因究明制度の実情とその問題点」
- 2008/09/09(火) 17:25:40|
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