柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま〜す!

「白倉事件」(北海道)の放送を終えて

 今朝の「スーパーモーニング」をご覧になった方々から、電話やメールをたくさんいただいています。
 みな、警察のずさんな捜査に憤り、頑張って真実を追求されたご両親にエールを送るものです。
 下記は、「北海道交通事故被害者の会」の前田代表から送っていただいたメッセージです。
 皆さん、来年も実況見分調書早期開示に向けて頑張って声を上げていきましょう!

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本日、テレビ朝日系「スーパーモーニング」(北海道はHTB)で、交通事犯特集「もう泣き寝入りはしない」の企画続編「真相が知りたい 両親が執念の独自検証」が無事放映されました。
北海道南幌町の白倉美紗さん交通死事件が前回放送(本年7月23日)に続き取り上げられたのです。

この秋の民事裁判法廷での証人尋問で明らかになった事実を踏まえた、衝撃的で、そして極めて重要な報道でした。
民事法廷で、初めて現場責任の警察官の口から、杜撰な初動捜査の様が語られた
からです。
当初他の車両のものとされていた加害トラックの直線ブレーキ痕について、件の警察官は「(加害車両のものという)疑いが強いと思っていた」が、理由もなく(=敢えて)写真も撮らなかったことを自ら証言。衝突位置特定に不可欠な自転車の擦過痕の写真も「カメラを持っていなかったので撮っていない」と全く不可解な証言・・・

そして、この誰がみても明白な〜「ミス」ではなく「死人に口なし」的な意図的と思われる〜不当捜査に対する、北海道警察本部の責任逃れの意味不明のコメントも詳しく放映されました。

行き着く先は、不当捜査を根絶し公正捜査を担保するために必要な交通事犯調書等の捜査段階での被害者・遺族への開示です。その切実さをコメンテーターも指摘していましたし、ゲスト出演していた柳原三佳さんはフリップを使うなどして捜査段階早期の開示について明確な説明をなされました。「(交通事犯調書は)諸外国ではすでにパブリックインフォメーション」として扱われていますよ」と。

刑事裁判への被害者参加制度が今月から実施に移されました。裁判員制度の実施も間近です。これらの司法改革の前提として公正な捜査が保証されなければなりません。
白倉さんの5年以上に及ぶ必死のとりくみ
http://www.ac.auone-net.jp/~spirits/index.html
 を受け止め、被害者等の真の尊厳のための取り組みを続けたいと思います。

前田敏章  
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
http://homepage2.nifty.com/hk-higaisha/
  1. 2008/12/26(金) 16:04:37|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
ジャーナリスト・ノンフィクション作家。
 
コピーライター、バイク雑誌の編集記者を経てジャーナリストとして独立。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明〜葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「裁判官を信じるな」など多数。浦野道行氏との共著『示談交渉人裏ファイル』は、TBS月曜ミステリー劇場「示談交渉人・甚内たま子裏ファイル」の原作に。 また「自賠責請求ガイド」「後遺障害損害賠償請求バイブル」はロングセラーとなっている。実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。

■柳原三佳のHP 
http://www.mika-y.com/

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