柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ガーゼ事件・提訴が新聞記事に……

 階段転落から1週間ブログを更新していなかったものですから、たくさんの方から、
「だいじょうぶですか~~」 
 という優しいお見舞いの言葉をいただきました。ご心配かけて申し訳ありません。
 CTの結果、幸い脳に異常はありませんでしたが、身体のあちこちを打ったりねじったりしたようで、かなり痛い日々が続きました。
 今日あたりから、ようやくひじがまっすぐに伸びるようになってきました。もう大丈夫です!

 さて、週末、新聞の『千葉版』をご覧になった方は、もしや?? と思われたのではないでしょうか。
 そうです、2005年に発覚した『ガーゼ置忘れ事件」。実は私は、その”被害者”なのですが、千葉県との話し合いがなかなか思うように進まなかったため、今月裁判を起こすことになったのです。
 私の実父は、1993年に医療過誤で亡くなり、私たち遺族は県(県立病院だったので)を相手に訴訟を起こして高裁まで闘いました。
 この裁判は1999年に、私たち原告が逆転勝訴したのですが、今思えば、私はこの訴訟の真っ最中(1995年)に、ガーゼを置き忘れられたことになります。
 親子二代で医療過誤被害者になり、私は人生の中で、二度も医療過誤裁判の原告になったのです。
 まあ、今回の裁判は過失割合に争いがないので、父のときのような大変さはありませんが、どんな裁判でもやはり時間と労力は並大抵ではありませんね。
 以下は24日に出た新聞記事です。
 読売、朝日のほか、『千葉日報』が一番大きく出ていましたが、データがないので、とりあえず、2本の記事をアップします。
 ちなみに、交通事故と同じですが、損保の提示額は極めて低額なものとなっています。
 さて、どんな結果が出るでしょうか。みなさま、見守ってください。

*****************************************

■「手術のガーゼ体内残留」 大網白里の女性、県相手に提訴=千葉(読売新聞)

 県立東金病院で卵巣腫瘍(しゅよう)摘出手術を受け、体内にガーゼが残されていたなどとして、大網白里町の女性ジャーナリスト(45)が県を相手取り、約1136万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしていたことが23日、わかった。

 提訴は今月6日付。訴状などによると、女性は1995年10月25日に東金病院で卵巣腫瘍の摘出手術を受けたが、腹痛などがあり、2005年5月に東金病院でレントゲン検査したところ、ソフトボール大に膨らんだガーゼの体内残留がわかった。東京都内の病院で開腹手術し、除去した。

 県は「訴状の内容を精査して対応を検討したい」としている。


■1140万円求め県を提訴 10年間、患者体内にガーゼ /千葉県 (朝日新聞)

 県立東金病院で、県内の女性(45)が手術の際に下腹部にガーゼを置き忘れられ、約10年間放置されていた医療ミスで、この女性が体調不良をおこしたなどとして、県を相手取り約1140万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことがわかった。

 訴状などによると、女性は95年10月、卵巣腫瘍(しゅよう)摘出手術を受けたが、その際、ガーゼが下腹部に置き忘れられたという。女性は02年ごろからめまいなどを訴え、同9月に同病院で診察を受けたが、原因が分からなかった。05年5月に腹痛のため同病院で治療を受けた際、レントゲン検査で下腹部に約5センチ大に固まったガーゼが見つかったという。

 女性は都内の別の病院で摘出手術を受け、その後、異常はないという。

 女性や代理人によると、治療費用は出ているが、「病院側のミスと原因がわかるまでの体調不良、心理的ストレスの大きさに対し、因果関係を認めない県の対応はきびしい」としている。

 東金病院側は「コメントできない」としている。
  1. 2009/01/27(火) 21:43:29|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。