柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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保険会社の説明をそのまま信じていいのでしょうか?

 先日書いた「週刊朝日」の記事には、たくさんの反響をいただきました。
 追加で紹介させていただきますね。
 損保サイドの方も疑問を感じ、契約者(被害者)もなぜか自分の保険会社と闘っています。
 なんなのでしょうね?? これは。
 自分の契約している会社の説明もうのみにせず、しっかり確認する必要がありそうです。

●ある損保代理店の方から

 人身傷害補償特約に関して前々から不安を感じていました。
 代理店説明会では、契約のおすすめに関することばかりだったことを記憶しています。
 人身傷害補償「無制限プラン」のおすすめもありましたっけ。
 最近は雛型プランとして人身傷害補償3000万が定番になっていて、自賠責補償3000万円と紛らわしくさせているようでなりません。
 万が一のとき保険会社からの支払い3000万円が自賠責からなのか人身傷害補償からなのか解らないでしょう。
 契約者からの請求がなければ人身傷害補償3000万を支払わないで済むなんてことを考えているのか・・・・と勘ぐっていました。
 記事の損保ジャパンの対応を見て分かる様に、何がなんだか分からない状況の契約者が請求しなければ万事オーライって大方の損保会社は思っているのではないでしょうか?

 代理店説明会では細かな補償説明はされず、説明会に参加している代理店の人たちは(特約内容)を理解出来ていないと思いました。
 新商品説明会 抜本改定説明会に出席するたびに感じるのですが、保険会社に都合がいい商品開発がされてるように思えてなりません。
 それを契約者の皆さんのニーズにあった・・・・というセールトークを代理店募集人に教え込んでいるような……。
 人身傷害補償特約は良い部分もあります。でも、それらを理解して契約者にお知らせできる損保関係者がどれだけいるでしょう?


●ある被害者の方から

 保険のパンフレットには「事故時に支払える保険を報告します」と書いてありますが、まったくそのような事はありませんね。
 顧客が気が付かなければいいな、なんて思っているのでしょう。請求が無ければ支払わない、保険側から提案はしない状態です。
 私の件はまず保険代理店が嘘をつき、保険担当者も嘘をついた事は許せません。
 この障害では就職も期待できなく無保険車傷害保険の対象にならないと聞いた時、生きていけない、死ぬしかないと思いました。
 たまたま、見つけた柳原さんの本を読んで救われました。
 まだまだ、保険会社に嘘をつかれて苦しんでいる方も多くいると思います。
 私の経験が少しでもいい方に向けばと思います。

 無保険者傷害保険の件ですが私の経験を聞いてください。
 オートバイ(私)と自動車による正面衝突の事故に遭いました。
 加害者はボロボロのバンに乗っており任意保険には加入していませんでした。
 当初は骨折ぐらいならすぐに社会復帰できるし、治療費ぐらいは加害者に払ってもらう気持ちでいました。
 でも実際は入退院を繰り返し社会復帰したのは1年7ヶ月後でした。
 しかも後遺症も残ってしまいました。

 最初に退院したときどうしたら加害者から損害賠償金を請求するかを考えていたのですが、どうもお金は持っていないみたいで、しかも加害者は自分は停車していたので自分に過失は無いの一点張りでした。
 たまたま保険証書を見ていたら無保険車傷害保険と書いてあるのに気づきすぐにお客様相談室に電話しました。
 内容は、対人保険と同じ内容が自分に適用できるという事でした。
 私はこれで損害金を回収できると喜びました。
 次の日に保険代理店に電話したら無保険車傷害が使えないような事を言い出しはっきりとした回答が得られないため直接保険会社の担当者に電話しました。
 内容は、私は右足が5センチ以上短くなっているので後遺障害8級にはなるはずだから無保険車傷害保険の対象になるはずだと言いました。
 それに対して、無保険車傷害保険は等級が重い人、1級か2級でないと対象になりません、今までうちでは2人ぐらいしかいませんよ。と言いました。
 電話を切り落ち込みました。
 リハビリに送ってくれている父がたまたま本屋に寄り柳原さんの本を見つけ買ってくれました。
 無保険車傷害保険の経緯を読んで、やはり私も無保険車傷害保険の対象になると確信しました。
 そして保険会社担当者に電話をしました。
「前回聞いた時は1級か2級でないと対象にならないと言ってましたが、相手が無保険車で私に後遺症が残れば対象になるのではないでようか?」
 と聞きました。
 担当者は、
「それだけでは対象にならない、基本的に死亡事故のような時に支払います。まず等級が決まってからの話ですから等級が決まってからです。それより治療費がすごい額になっているでしょう、早く加害者に請求した方がいいですよ」
 と言われました。

 結局、刑事裁判が終わり、加害者の刑が決まり、現在は民事裁判中です。加害者と保険会社(無保険車傷害保険)を相手にです。
 1審の判決は保険会社の対応は問題が無いとされましたが、現在控訴し、高裁で裁判が始まるところです。
 判決が出たらまた報告したいと思います。
  1. 2009/04/28(火) 11:38:41|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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