柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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酒気帯びで懲戒免職は行き過ぎ???

 昨日、こんなニュースが報じられました。

■酒気帯びで一律免職は行き過ぎ
 地裁が京都市の処分取り消し命令


 酒気帯び運転で懲戒免職処分を受けた元京都市職員の男性(36)が処分取り消しを求めた訴訟の判決が25日、京都地裁であり、辻本利雄裁判長は「処分は社会観念上著しく妥当性を欠く」として処分の取り消しを命じた。2006年8月の福岡市職員による飲酒死亡事故をきっかけに自治体で進んだ「飲酒運転、一律免職」の厳罰化傾向に、司法が一定の歯止めをかける形になった。
 辻本裁判長は「当時は職員の不祥事が多発し、市の処分は理解できなくはない」としながらも、事故は伴っていない▽酒気帯びだけでは免職にしない自治体も相当数ある▽具体的事情を考慮せず一律に免職とするのは不公平-などと指摘し、「処分は裁量権の逸脱だ」と結論付けた。
 判決によると、男性は06年10月、オートバイで中京区の三条通を飲酒運転で逆走行して逮捕された。市は同月、男性を懲戒免職処分とした。
 京都市は06年9月に指針や通知で、飲酒運転の職員は原則、懲戒免職と決めていた。市が都道府県と政令指定都市に調査した結果、回答のあった57自治体のうち、06年10月時点で、酒気帯び運転のみで原則懲戒免職とするのは21自治体、停職にとどめるのは18自治体、ほかは一律の判断基準がなかった。
 判決について市は「処分は妥当で裁判所に認められなかったことは非常に困惑している」とコメントした。
 飲酒運転をめぐる懲戒免職処分では、今年4月に大阪高裁が神戸市職員らの処分を取り消した。

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このニュースを送ってくださった、ある被害者のお母さんは、

あますぎます!!
「たまたま事故を起こすことなく飲酒運転で摑まった」
そのまま運転していたら・・・
最悪の事を想定して考えない裁判官
交通事故の重さを分かっていません
柳原さんのホームページで取り上げてください!


というメッセージを寄せてくださいました。
私もまったく同感です。
例えば、お酒を飲んで事故を起こしても、相手が電柱だったら「物損事故」でおとがめなし、相手が人だったら「人身事故」で刑事裁判……。
私はこれ自体にも疑問を持っています。
飲酒運転は、その行為そのものが悪質なのです。
「事故が伴っていない」からといって、こんな判断が許されるんでしょうか!!
う~ん、納得できないなあ。
  1. 2009/06/27(土) 15:15:55|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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