柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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青蓮院門跡の青不動明王様とご対面!!

 週末は、京都で行われた日本自治学会の分科会で、NPO法人地域医療を育てる会の会員の一人として、地域医療の問題についてスピーチをしてきました。
 医療過誤の被害に遭った私が、なぜその病院のサポーター的活動をしているか? またその内容とは? そんなテーマでお話させていただきました。

 その帰り、紅葉真っ盛りの東山にある青蓮院門跡へ立ち寄り、国宝の「青不動明王」を拝んできました。
 平安時代に描かれた不動画の最高傑作ともいわれるこの仏教画、なんと、青蓮院が創建されて以来、初めての御開帳ということで、数えてみると、千年もの歳月が流れていることに……。
 気の遠くなるような時の流れの中で、煩悩を焼きつくす炎の色は今も変わらず、ものすごい迫力で迫ってきます。なんともいえぬ、強い力を感じます。
 この御開帳は12月20日までですので、機会があったらぜひご覧になることをお勧めします!

 さて、本日の「毎日新聞」に、またしても死因究明がらみの記事が出ていました。
 社会にようやく認知されてきたかんじですね。

●警察庁:相次ぐ不審死、死因究明の体制強化 「研究会」設置へ

 犯罪の見落としを防ぐ死因究明制度のあり方について検討するため、警察庁は来年度、有識者による調査研究会を発足させる。埼玉や鳥取で、複数の男性の遺体から後になって睡眠導入剤が検出されるなど、不審死への対応の強化が改めて課題として浮上している。同庁は研究会を通じ、先進地の視察や法医学関係者らからの意見聴取などを行い、体制を強化したい考えだ。【長野宏美】

 ◇検視官まだ足りず 解剖率わずか1割
 「きちんとしたシステムを導入しないと、事件性を見逃しかねない」。中井洽国家公安委員長は10日、取材に対し、死因究明制度の見直しの必要性を強調した。
 ポイントの一つは、変死体発見時に、遺体や周辺の状況から事件性の有無を判断する検視の体制だ。千葉大大学院法医学教室の岩瀬博太郎教授は「埼玉や鳥取のケースは、検視制度の不備が表れた。今のシステムでは、事件が隠れていても見つけられない。特に薬物は見た目では容易に分からず、法医学的な診断が必要」と指摘する。
 検視は本来検察官の仕事だが、実際は10年以上の刑事経験を積み、法医学の専門教育を受けた警察官が代行している。しかし、実際は、こうした経験のある検視官が必ずしも事件の現場に駆け付けるわけではない。07年の大相撲時津風部屋の力士急死事件では、愛知県警が事件性はないと判断し、検視官の臨場を要請しなかったため、捜査が遅れた。
 背景には検視官の不足という事情もあり、警察庁はこの事件などを受け、増員を進めている。現在の検視官は、08年比36人増の196人。臨場率も昨年の14・1%から、今年上半期は17・2%とやや上がった。それでも約8割は、担当署の警察官と法医学が専門ではない医師が事件性や死因を判断しているのが現状だ。
 解剖率の低さも大きな課題だ。死因が明らかでない遺体について、欧米では50%前後が解剖されるのに対し、日本では08年の場合、警察が扱った遺体16万1838体のうち、解剖されたのはわずか9・7%に過ぎない。ここでも解剖医の不足が背景にある。
 警察庁は研究会を通じ、約1年かけて検視先進国の視察をしたり、法医学や監察医関係者らから意見を聴取をする方針だ。
 岩瀬教授は「解剖医の養成が追い付かない現状をはじめ、問題が各省庁にまたがり、責任の所在があいまいになっている。警察とは別に、解剖などは専門機関を設立して所管させるなど、捜査と医学部門が相互監視できるシステムが必要だろう」と話している。


 
  1. 2009/11/24(火) 17:01:42|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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