柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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懐かしの「女坂」と「里」のライスグラタン

 7月21日の「読売新聞」(関西版)を見た友人から、
「ミカの名前が出てたよ~、すごいね~」
 と連絡をもらってびっくりしました。
 この記事、千葉では読めなかったのですが、ネットで出ていました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/graduates/gr100721a.htm

 あの大作家・山崎豊子さんと一緒に、私もOGとして紹介されるなんて、いったい何が起こったのかと思いましたが、母校の記事とともに紹介されるのはとっても嬉しいことです!

 私は毎日、奈良市の自宅から東山七条の学校まで通いました。
 学校に続く坂道は、通称「女坂」と呼ばれていて、、帰宅時間になると、この記事にもあるように、京大や同志社の男子学生たちが、ビラを配りに来たり、彼女を迎えに来たりしていたものです。
 あ~~、懐かしい。
 昨年9月、京都女子大学で講演をさせていただいたのですが、女坂にある喫茶店「里」は、今でも同じ場所にありました。
 今度行ったら、ライスグラタンを食べようっと!!

************************************************
7月21日「読売新聞」 わが青春、わが大学

 ■京都女子大 冷泉貴実子さん◇冷泉家時雨亭文庫常務理事 (1971年卒)
 
 ◆「和歌の家守る」天命知った女坂 日本の美パリで気づいた 
 清少納言が美しさを讃(たた)えた京都・東山三十六峰の一つ、阿弥陀(あみ
だ)峰のふもとに緑豊かなキャンパスがたたずむ。東山七条から大学に向かう松
並木の坂道は通称「女坂」。「学友や新進の先生方と出会い、日本文化の大切さ
に気づきました。進むべき道を見つけた学生時代でした」。冷泉(れいぜい)貴
実子さん(62)は大学院までの6年間通った女坂を思い出しながら語る。
 藤原定家を祖に、代々、和歌の伝統を伝えてきた冷泉家24代当主の長女。祖
母や叔父が門人らに和歌を教える姿を見て育ち、京都御苑(ぎょえん)の北、今
出川にある現存最古の公家住宅を守る。
 1967年、文学部史学科に入学。「ハイヒールで坂を上るのはきつかったな」
と笑いながら「京都大などの男子学生が並び、サークルの勧誘をしていたのです
よ」。キャンパスは当時、流行のミニスカートを着こなした女子学生でいつもに
ぎやかだった。
 同級生には地方の大きな家や寺の子女が多く、友人が帰郷するのに便乗して旅
行を楽しんだ。新潟ではわらぶき屋根の農家や田舎の風景に出会い、高知では友
人の母親がふるまってくれた皿鉢(さわち)料理のごちそうの山に驚いた。「京
都のほかにもすばらしい歴史や文化があることを知り、新鮮な刺激を受けた」
 外国文化にもあこがれ、第2外国語科目にフランス語を選択した。このとき文
法を教わったのが、フランス文学者、杉本秀太郎さん(79)(当時助教授、国
際日本文化研究センター名誉教授)=写真=だった。「パリからの留学帰りで、
仏文科を作りたいと意気込んでいた時期。僕の目の色も違っていたと思う」とい
う杉本さんの指導に、3回生の時に仲良し3人組で仏文学研究会をつくり、アラ
ンやボードレールを読んだ。
 杉本さんは江戸時代の商家の面影を残す杉本家住宅(重要文化財)の当主。築
140年の家を手入れし、古美術や季節の軸を飾って大切に暮らしていた。研究
会の仲間と訪れては、留学生活やフランス文学から日本文化までに学識深い杉本
さんの話に夢中になり、深夜になることもたびたびだった。
 杉本さんの影響を受け、大学院1年を終わって3か月間、念願のパリへ。安ホ
テルに滞在しながら美術館巡りにあけくれ、18世紀の建物が並ぶ調和のとれた
街に魅了された。「どんなに壊れた建物でも修復して慈しんでいる」。帰国後、
自宅の古い門がとても日本的で美しいと感じた。
 冷泉家は華族制度が廃止になった戦後は荒れがちで、「一子相伝」の和歌の家
を守っていけるのか悩んでいたころ、「我が家では朽ちていく家を愛していると
はいえなかった。自分の果たすべき役割を実感した旅でした」。
 大学院修了後、京都大人文科学研究所勤務をへて高校の社会科教師に。そのこ
ろ、両親を説得して当主しか入れなかった御文庫(おぶんこ)を公開し、定家の
日記「明月記」などの典籍が国宝や重要文化財になった。81年には財団法人冷
泉家時雨(しぐれ)亭(てい)文庫を設立した。
 フランス語を一緒に勉強し、杉本さん方にも通ったクラスメート伊関登紀子さ
ん(62)(フランス語通訳者)=写真=は「相手の名前も告げずに」当時兵庫
県西宮市の女子大講師で、のちに夫となる為人さん(66)(現冷泉家当主)を
紹介。「明るい性格で世話好きな貴実子さんが財団設立後も独身のまま奮闘して
いたから」と話す伊関さんは、93年、パリ・国立ギメ美術館で冷泉家が七夕行
事「乞巧奠(きっこうてん)」を公演した際の通訳も担当した。
 冷泉さんは、大学時代に入っていた絵画クラブの仲間と毎年、絵画展も開いて
いる。「財団法人の仕事をする前に知り合った友達といると心が解放される。ど
んな時にも友人がいてくれたおかげで、うまく自分の居場所を見つけていた気が
します」
(文・坂根薫)
 
 〈今もこの味〉
 ◆「手作り洋食屋さん里」 ライスグラタン 
 

約35年前、女坂のふもとに喫茶店として開店した。櫻井眞一さん(63)と
娘の理絵さん(30)が切り盛りしている。チキンライスにホワイトソース、パ
ルメザンチーズを削ってふりかけて焼くライスグラタン(700円=写真手前)
が定番メニューだ。5~6年前からは、ライスかマカロニかを選べ、ハンバーグ
やエビなど5種類の内のどれかをのせて焼くグラタン(750円)も。「ボリュ
ームに比べて安い」と女子大生らに人気だ。「40代以上の同窓会で、『懐かし
い』とライスグラタンとプリンパフェ(550円=写真奥)を注文されるグルー
プもありますよ」と理絵さんは話す。
 
 〈こんな学校〉
 ◆女子大初法学部開設へ 
 

本願寺の要職にあった足利義山の娘、和里子が、1899年に開いた顕道女学
院が創始。1910年、仏教婦人会連合本部が経営主体となってから今年で10
0周年を迎える。20年には大学の前身となる京都女子高等専門学校を設立。親
鸞の仏教精神による教育を建学の精神とし、女性の社会進出と地位向上に大きな
役割をはたしてきた。
 文学部、発達教育学部など4学部9学科に5468人が在籍。地方出身者も多
く、短期大学部生も含め、約800人がキャンパス内で寮生活を送っている。
 1年生から必修のキャリア開発科目を置き、卒業後の進路を意識させている。
専門教育に応じて28の免許、資格取得課程があり、毎年延べ2000人が取得
している。全学部で教職免許が取得できるのも特徴だ。就職率は高く、2009
年度の就職決定率は93・3%。
 来春は短大の募集を停止し、女子大初の法学部を開学する予定。竹内康弘法人
本部長は「法律的知識は、法曹界だけでなく地域社会で生きていく上でも不可欠
なもの。さまざまな世界で中心となって活躍できる女性を育てたい」と話す。
 
 〈OG〉 

斎藤茂吉短歌文学賞受賞者の歌人で宮中歌会始選者の河野裕子さん、交通事故
や司法問題をテーマに執筆や講演活動を行うジャーナリストの柳原三佳さんらが
いる。京都女子高等専門学校時代の卒業生には、「白い巨塔」「沈まぬ太陽」な
どで知られる直木賞作家の山崎豊子さん、詩人の中原澄子さんがいる。
 20年のキャリアを持つフリーアナウンサー南かおりさん、KBSラジオ「桂
都丸のサークルタウン」に出演中の柴田幸子さん、山田洋次監督の映画「京都太
秦物語」で初主演した海老瀬はなさんもOGだ。
        ◇
 この特集は毎月1回掲載します。以前の記事はヨミウリオンライン「関西発」
の「大学新時代」(http://osaka.yomiuri.co.jp/
university/)でご覧になれます。
  1. 2010/07/23(金) 15:28:12|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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