柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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ある交通事故遺族からのメッセージ

 今日は、次号の「冤罪ファイル」の原稿の締切りです。
 高速道路上で起きた、不可解な「ひき逃げ」事件を取材しました。
 なぜ、この事故が「ひき逃げ」で起訴されたのか、私にはどうしても理解できない、そんな事故です。

 ちょうどその記事を書いているとき、下記のメールが届きました。
 加害者は、息子さんをはねた後、2キロ以上走ったそうです。壊れた車が動かなくなるまで。
 しかし、ひき逃げは不起訴だったそうです。
 私が今書いている記事とは、全く逆の処理に、この国の警察や検察の「ひき逃げ」に対する判断基準はどこにあるのだろうと、考え込んでしまいました。
 
 偶然、メールをくださったお母様のお名前が、私と同じ「三佳」さんでした。
 この漢字のミカは、めったにないないので、なんだか親近感を覚えました。
 今日、お電話でお話ししたのですが、彼女のお話を聞きながら、個人的な恨みや怒りではなく、息子さんの死を無駄にせず、世の中を良くするために生かしていきたい……、そんなまっすぐで、強い意志を感じました。
 藤田さん、メッセージ、ありがとうございました。
 大切な息子さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。

********************************
 
 はじめまして、藤田と申します。
今年3月に息子(22歳)を交通事故(ひき逃げ)により亡くしました。
相手の方が不起訴になった為、納得がいかず色々検索していて、柳原さんのHPを見つけました。

 ひき逃げだった為、国道ということもあり後続車(トラック2台)にもひかれた為、息子の姿は見れないまま天国に逝ってしまいました。
 息子は2週間後に大学を卒業して社会人になるはずでした。その報告をおばあちゃんにするために、お墓参りにいってくるといい、福岡から自転車で大阪まで行っているなか、広島で事故に遭い亡くなってしまいました。

 警察の態度は加害者は逃げたけどすぐに戻ろうとして、車がつぶれて戻れなかったけども戻ろうとしたし、事故がおきた時間が午前1時ということもあり、普通は歩行者も自転車も通らないようなところだ。と悲しみでどうにかなりそうになっている状態の時にそんな説明だけで、DNA鑑定をすることしか言わず、加害者を擁護するような事しか言いませんでした。
 現場も何時間も通行止めにして捜査したと言っていましたが、息子のお友達がお花を持っていってくれたときにも、息子の物を見つけてきてくれましたし、絶対持っていたはずの物がないので、もう一度探してほしいとお願いしましたが、未だに何の連絡もありません。
 後続車も逮捕したら、連絡すると言っていたにもかかわらず、こちらから連絡するまでなにも連絡はありませんでした。
 検察の担当検事も制限速度は60kmだけど、通常80kmくらいで走る道路だからね~と本当に他人事で上からの物言いで、ただでさえ精神的にまいっているのに、加害者よりも警察や検察の国の組織に腹がたちます。
 何のための交通規則、法律なのかと首を傾げたくなります。

 色々検索していて、交通死亡事故や後遺症の残るような事故にあわれて苦しんでいる方や悔しい思いをしている方がこんなに沢山おられるんだと悲痛な思いでいっぱいです。
 少しでもこんな思いをしないでいい様な法改正や国になる事を祈っています。

 まだまだ暑い日が続きますが、お体にはお気をつけてください。ワンちゃんも夏バテしないように!!
 私も心療内科に通院中ですが、柳原さんのHPで少し元気を頂きました。ありがとうございました。
  1. 2010/07/31(土) 13:49:41|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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