柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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『レッツ・チャット』存続を求める署名のお願い

 今朝は少しだけ秋を感じさせるそよ風を感じました。
 庭で育てているブルーベーリーを収穫し、口に入れると甘酸っぱさが広がります。
 我が家の小さな畑では、サトイモの葉っぱが大きく開き、秋の収穫を待ちわびています!
 サトイモの葉っぱの上でころりんと転がる水滴を見ているのは楽しいですね~。

 さて、新刊『巻子の言霊 ~愛と命を紡いだ、ある夫婦の物語』を読んでくださった方はご存知だと思いますが、交通事故で全身マヒとなり言葉が話せなくなった巻子さんは、会話補助機を使い、ご主人との二人三脚で、日々言葉を交わしておられます。



 ところが、本が出版される前日、あの会話補助機『レッツ・チャット』を生み出したパナソニックの子会社(ファンコム)が、突然閉鎖されてしまったのです。
 それを聞いた時は、私も驚きました。
 もちろん、ユーザーの方々は、どれほどショックを受けられたことでしょう。

 以下は、山元加津子さんのメルマガをお読みください。
 山元さんのお友達、宮ぷーさんも、今レッツ・チャットを使い、コミュニケーションをはかっておられるのです。
 私は明日、葉山で行われる山元さんの講演会に行く予定です。
 署名にはぜひ協力していきたいと思っています。
 私のブログを読んでくださっている方も、ぜひお力をお貸しいただければ幸いです!
 どうぞよろしくお願いいたします。

**********************************

<以下、山元加津子さんのメールマガジンを転記いたします>

■第377号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                    2010年8月20日現在 参加者人数3404人
 「8/20 昨日の宮ぷー」      
このメルマガを初めて読まれる方へ 
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/story/index.html


今日は20日、宮ぷーが脳幹出血で倒れて1年半が経ちました。毎月20日が来るた
びに宮ぷーが倒れた日のことを思い出します。でも、その日をうれしい日にしよう
と、思い立ちました。いつもの月の20日でしたら、「メルマガを読んでくださって
いるみなさん、宮ぷーの日記をお一人でもいいので、転送をしていただけたらうれし
いです。お願いいたします」とだけ書くところです。けれど、今日はどうしてもどう
しても多くの方にお願いがあるのです。

宮ぷーが倒れた最初の頃は、月日が経つのがとてもとても怖かったのです。早く意識
が戻って欲しいとそればかりを願っていて、観なければいいのに、ネットや本で1ヶ
月戻らなければ、何割もう戻らないとか3ヶ月戻らないともう戻らないのじゃないか
とか、そんなことを気にしてしまっていたのです。その頃、私は宮ぷーの妹さんに何
度も言ったことがありました。「統計や確率がどうであろうと、お兄ちゃんは、必ず
意識を取り戻すよ。そして、そうなったら、なんとしてでも気持ちを伝え合えるよう
にする。だって私、そのお仕事をずっとしてきたんだもの。恭子ちゃん心配いらない
よ。大丈夫。また必ずお兄ちゃんとお話しができるようになるからね」恭子ちゃんに
そんなふうに言いながら、私は本当はまるで暗闇の中を大きな海に船出した小舟のよ
うに不安だったかもしれません。とにかく、思いつくことをしていくことしかできな
かったのです。けれども、もっと不安だったのは宮ぷーだったと思います。思いが
あっても、体のどこも動かず閉じ込められた状態で思いを伝えられない。それはどん
なに孤独でつらかったことでしょう。けれども、宮ぷーが思いを伝えられるようにな
るために大きな助けになったのが、様々な意思伝達装置の存在でした。

体のどこか動く場所がないか、あれば、いろいろなスイッチを使うことができる。も
しそれが難しければ、マクトスという脳波スイッチがある。そして、スイッチと意思
伝達装置のレッツチャット(宮ぷーが今使っている装置です)や伝の心とつなげれば
きっと思いを伝えられるとすがるように思っていました。そして、宮ぷーの首が8月
の終わりに動き出したときに、頭の横にスイッチを置いて、レッツチャットを使うこ
とができるようになったのです。だから、宮ぷーと私にとって、レッツチャットは恩
人だと思います。今も、さまざまな思いを伝えてくれるレッツチャットは、宮ぷーが
誰の手も借りずにスイッチを入れて、思いを伝えられる。「ありがとう」「ごめんね」
「気をつけて」「だいじょうぶ?」宮ぷーがレッツチャットで伝えてくれる言葉はい
つも愛にあふれています。テレビもレッツチャットとレッツリモコンとつなげて、
チャンネルを変えたりもできるし、ナースセンターへ連絡することもできるのです。
レッツチャットは宮ぷーの命綱とも言えると思います。

ところが、そのレッツチャットが実は大変なことになっているということがわかりま
した。宮ぷーと同じように息子さんがレッツチャットを使っておられる池原さんとい
うお母さんから署名のお願いが回ってきました。それはレッツチャット存続をパナソ
ニックの社長さんにお願いをする署名を集めてほしいというメールでした。そして、
販売店などに伺ったところ、もう在庫は限られているということもわかりました。そ
の在庫が終わったら、今のレッツチャットはもう無いということなのです。
いま、この時点でもレッツチャットが必要な方はとてもたくさんおられると思いま
す。意思伝達装置というものがあるということすら知られていないために、需要が少
ないということも大きな原因だと思います。だから、それを広めたいというのが、私
や宮ぷーの願いです。けれど、もし、そのことが広まっても、レッツチャットは既に
なくなってしまっているかもしれません。

私は特別な会社の機械だけを応援したいわけではないのです。マクトスも、トーキン
グエイドも伝の心も他の意思伝達装置もみんな大切。けれど、今、存続の署名が必要
なのがレッツチャットだと言うこと。そして、宮ぷーがお世話になって、命の絆であ
るのがレッツチャットであるということ。もしレッツチャットが壊れてしまったら、
宮ぷー自身も困ります。だって代わりがなくなるのです。そして今、レッツチャット
で命をつないでいる方が一杯おられるのです。その方々がとてもとても困ります。
だって、レッツチャットは命なのです。それから、新しく必要な方もたくさん居られ
るはずです。だから、レッツチャットは無くなっては絶対に絶対に困るのです。一定
数が集まり次第、パナソニックさんにお渡しすると言うことでした。私は病室でおろ
おろしながら、ベッドの周りを何度も回っています。どうしようどうしよう・・そし
てやっぱりみなさんにお願いするしかないと思いました。

どうぞみなさん、署名を集めていただけないでしょうか? 署名の用紙をアップしま
した。そこからダウンロードして、印刷していただき、署名を集めていただけますで
しょうか? 
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/syomei.pdf
いちじくりんからもダウンロードできます。
署名は何人でもいいのです。3人でも4人でもいいのです。私宛に郵送で送っていた
だけますでしょうか? その後、池原さんにお渡しします。署名の送り先の私の住所
は、kakko@js7.so-net.ne.jp$ (最後の$マークを消して送信下さい)に、「送り先
を教えてほしい」とメールをいただけたらと思います。あまり時間がなくてすみませ
ん。どうぞ宜しくお願いいたします。署名は9月2日に到着するようにお願いいたし
ます。

それから、私、思うのです。署名は大切だけど、署名にお手紙があったらいいかな
あって思いました。私はレッツチャットがあったおかげで、今の宮ぷーがあるし、す
ごくレッツチャットは大切だし、そんなレッツチャットを支えてくださってきた、
ファンコムさんやパナソニックさんはすごいって思うのです。本当にすごくすごく感
謝をしています。病気や障害はとても大切なんだということが、今は科学的にわかっ
てきていて、病気や障害のために苦しまれた方がおられるからこそ、すべての人を含
む社会が明日へ向かって歩いていけるのだということ。だから、障害を持った人や病
気の方を支えている大切な機械を作り続けてくださったパナソニックさんに感謝の思
いを伝えたいです。そして、絶対にレッツチャットをなくさないでくださいって書き
たいと思います。字が下手なのでワープロになるけど、書きます。もし、社長さんへ
のお手紙を書いて下さる方が居られたら、署名と一緒に私宛に送って下さい。とても
とてもうれしくありがたいです。

そしてもうひとつお願いです。ぜひ、このことをブログやミクシィやツイッターなど
でも、ご紹介いただけたらと思います。お知らせ下さる際には、上に書いた詳細内容
と一緒に送って頂くか、いちじくりん(http://itijikurin.blog65.fc2.com/)を見
て下さるようにお伝え下さい。レッツチャットっていったい何だろうという方もおら
れると思うので、宮ぷーのちらしのこともお知らせいただけたらうれしいです。こん
なふうに使っているって分かっていただけるように思うのです。
今日、偶然、病室に宮ぷーにレッツチャットを持ってきてくださった業者さんが来て
くださいました。私はすぐにこの話をしました。業者さんは「大変だ」って言ってく
ださいました。「これは大変です。多くの人がそんなことになったら困ります」と
おっしゃいました。「この事実、みんな知らないから、リハビリセンターの方も、病
院のリハビリの先生たちも困られると思います。僕もやりますから」と言ってくださ
いました。まだおろおろしています。どうぞ皆さん宜しくお願いします。宮ぷーは今
日も「おかえり、まっていたよ、あいたかったよ」って書いてくれたよ。とてもとて
もうれしかった。宮ぷーはレッツチャットがあったからこそ、生きる意欲が湧いて、
こんなに回復したのだと思います。全国に何人もそんな方が居られます。どうぞよろ
しくお願いいたします。

かつこ

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プロジェクトのページ(こちらでメルマガ登録=プロジェクト参加できます)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/kokorokakehasi.html
携帯からは空メールを送れば登録できます。a0001012961@mobile.mag2.com
このメルマガは脳幹出血で倒れ、これまでの医学の常識では再起不能と思われていた
宮ぷーの病院での毎日を、親友の山元加津子が綴った日記からその一部を配信してい
ます。宮ぷーの願いはこの日記を出版すること。その願いの実現に近づくようにこの
メルマガを広めることにお力を貸して下さい。お友達に転送お願いします。
詳しいことは、こちらのページをお読みください。
http://ohanashi-daisuki.com/story/index.html
(関連ページ)
宮ぷー レッツチャットで、今日もおはなし http://ameblo.jp/miyapu-ohanashi/
おはなしだいすき http://ohanashi-daisuki.com/
~~~~~~~~~~~~~~
このメールに返信で感想を送れない場合は、以下のアドレスにお送りください。
hoshinohitotsu@bcb.bai.ne.jp$ (注記:最後の$マークを消して送信下さい)
◎宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0001012961/index.html

  1. 2010/08/20(金) 09:23:19|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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