柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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北海道・前田敏章さんからのお知らせ

いつもお世話いただいています。

1 長谷部拓磨君交通死事件、第1回公判
2 「飲酒・ひき逃げ犯厳罰化」の運動のテレビ放映のお知らせ
3 原田絵美さん交通死事件の公判日程
4 民事裁判のお知らせ

の4点の報告とお願いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1 長谷部拓磨君交通死事件第1回公判(前回報告 2006-4-5)
(経過等は http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hasebeindex.htm)

STVが4月12日にニュース放映しました。「動画ニュース」が下記アドレス
で4月19日まで見られます。(ニュースのコメント文は文末にコピーしました)

http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20060412185340/index.html

以下は前田の報告です。
2006年4月12日、札幌地裁にて第1回公判が行われました。
8階5号法廷80席の傍聴席は遺族関係者と支援の方たちそして報道関係者など
でほぼ一杯になり、注視される中で検察、被告弁護側双方が冒頭陳述を行いまし
た。
遠く旭川や室蘭からも駆けつけてくれましたが、傍聴支援本当にありがとうござ
いました。

「死人に口なし」の不公正捜査が横行する交通犯罪は特に、加害者の虚偽供述に
依るのではなく客観的な物証に基づく真相の解明が求められます。
しかし本事件は、初動の杜撰捜査と、二転三転した加害者の嘘の供述、そして具
体的に指摘して求めた再捜査も極めて不十分という経過を辿り、結局遺族の願う
真相解明がなされないままに迎えた第1回公判でした。

そして、肝腎な速度や衝突態様が曖昧なままの検察側「起訴事実」(「(加害者
は)制限速度40キロの市道を55キロで進行。前方不注視によって死に至らしめ
た業務上過失致死」)に対してさえ、反省のかけらもない加害者は代理人弁護士
を通して、前方不注視を否認してきました。

この裁判の構成はまさに不条理の世界。唯一の救いは検察がおよそ1時間に及ぶ
冒頭陳述の中で、そのうち30分を使って遺族調書の全文を読み上げたことです。
長谷部さんのご家族が拓磨君をどれだけ大切に慈しみ育ててきたか、その悲嘆が
どれほどのものか、そして加害者の事件以来一貫した不誠実の言動。それを助け
るかのような捜査機関の対応の不実。傍聴者は改めてこれまでの経緯と事の本質
を明瞭に知ることができました。

次回以降の公判に対して、毅然として真相解明と厳正な裁きを求める長谷部さん
のたたかいは続きます。
次の日程の傍聴支援をよろしくお願いします

第2回公判 4月26日(水)15:30~ (8階5号) ※被告人訊問
第3回公判 5月22日(月)10:00~ ※長谷部さん意見陳述


2 「飲酒・ひき逃げ犯厳罰化」の運動のテレビ放映のお知らせ

江別の高石さんが3年前からとりくみ、東京の秦野さん、大分の佐藤さん、そし
て千葉の井上さんたちとも共同、「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関
係者全国連絡協議会」としての活動を強めていることがNHKで取り上げられ、
放映されます。是非ご覧になってください。

  4月17日(月)19:30~のNHK「クローズアップ現代」

です。ひき逃げ厳罰化署名については下記
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/hikinigeindex.htm


3 原田絵美さん交通死事件の公判日程(前回報告 2006-2-18)

原田絵美さん交通死事件第1回公判は、

   4月21日(金)11:00 札幌地裁7階13号

です。可能な方の傍聴をお願いします。
署名の方は、4月7日に2回目の提出を行い、総計7272筆に達したとのこと
です。署名集約は4月末とのことです。下記参照
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/harada.htm

4 民事裁判のお知らせ

★音喜多康伸君交通死事件
  4月17日(月)13:30~15:30 札幌地裁
   被告人尋問が予定されています。
★眞下綾香さん交通死事件
  4月19日(水)13:15~ 札幌地裁
   判決です

★小野寺健太郎さん交通死事件
  5月9日(火)14:00~16:00 札幌地裁
  小野寺さんが亡き息子さんの事件の真相解明を求めて被告への尋問をします

★高石拓那君交通死事件
  5月29日(月)13:30~ 札幌地裁 
   判決です。

小野寺さんの事件の当時の新聞記事です。

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2004/12/23
「北海道新聞」朝刊全道

苫駒大3年生 はねられ死亡 苫小牧

 【苫小牧】二十二日午後七時五十五分ごろ、苫小牧市錦岡五七三の道道で、道路を横断していた同市もえぎ町一、苫小牧駒沢大三年小野寺健太郎さん(21)が乗用車にはねられ、頭などを強く打ち間もなく死亡した。苫小牧署は業務上過失致傷の現行犯で、乗用車を運転していた同市宮前町二、会社役員狩野和史容疑者(66)を逮捕した。
 同署によると、現場は片側二車線の直線道路で、横断歩道はなく、事故当時は路面が乾いていた。同署は狩野容疑者の前方不注意とみて調べている。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「動画ニュース」のアドレスとニュースのコメント文です。

http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20060412185340/index.html

事故から既に3年という月日が流れていました。3年前、札幌・北区で中学3年の男
子生徒が車にはねられて死亡した事故で車を運転していた男に対する裁判が札幌
地裁で始まりました。

亡くなった男子生徒の母親長谷部博子さんです。長谷部さんはきょうの裁判が開かれるのを3年近くものあいだ待ち続けていました。
(長谷部博子さん)「どうして事故が起きたのか真相が知りたい気持ちがあった。日々辛かった」
事故は3年前の夏に起きました。当時中学3年生だった長谷部さんの長男・拓磨くんが自転車で自宅近くの道路を横断していたところ当時30歳の男が運転する乗用車に跳ねられました。
(目撃者)「ドンといういう音がした。そしたら全然動かなかった」
拓磨くんは病院に運ばれましたが間もなく死亡しました。その後、乗用車を運転していた男性は業務上過失致死で書類送検されましたがその後も捜査は続きました。なぜ裁判は開かれないのか、母親の博子さんは客観的な捜査や一刻も早い起訴を求めて札幌地方検察庁に上申書を提出してきました。事件から3年越しでようやく開かれることになった加害者に対する刑事裁判。検察側は博子さんの調書を全文読み上げました。一方、加害者の男性は前方をきちんと見なかったとされたことなどについては争う構えをみせたほか拓磨くんが一旦停止しなかったことも事故の原因と指摘しました。
(長谷部博子さん)「親にしてみれば事故は殺人事件と変わらない。相手の過失があったから死んだと思う」
今後の裁判では博子さんの意見を聴く機会も設けられることになりました。刑事裁判は加害者の話を中心に進められることがほとんどです。長谷部さんはなぜ拓磨くんがこの事故で命を落としたのか、裁判を通してその答えを見つけようとしています。

(2006年4月12日(水)「どさんこワイド180」)
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前田 敏章 tmaeda@asahi.email.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/
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  1. 2006/04/14(金) 00:31:13|
  2. 前田敏章さん(北海道)情報

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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