柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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今週の「週刊朝日」(2010.11.5号)に検察問題を執筆しました

 今週発売の『週刊朝日』に、以下の記事を執筆しました。
 交通事故における初動捜査のずさんさについては、これまでも数多くの記事を書いてきましたが、検察の捜査(捜査、ともいえないかも……)に不満を持っている方も相当多いのが現実です。
 今回の記事では、これまでにも何度か取り上げた、東京の「鈴村事件」、愛知の「阿部事件」、広島の「亥下事件」を紹介しながら、情報開示の必要性を訴えました。
 みなさん、ぜひ読んでみてくださいね!
 
●『週刊朝日』(2010.11.5号)

<交通事故でも続出>
検察の証拠改ざん、ずさんな取扱い
色が変わって戻ってきた、証拠のフロッピー

(リード)
検事が証拠のフロッピーを改ざんした事件を「やっぱり」という思いで見る人たちがいる。
証拠のフロッピーを紛失されたり、証拠を改ざんされた疑惑があったり、ずさんな事件処理をされたり……。
検察官のひどい対応に苦しめられている交通事故の被害者たちは数多い。
ジャーナリスト・柳原三佳


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 以下は、以前ブログでも紹介した、阿部さんのお母様からいただいたメールです。

阿部浩次さん
(故・阿部浩次さん。自動車関連のエンジニアで、モトクロスの有能な選手でもありました)

 この度、息子の事故で、悩みぬいた末に、柳原さんにすがる思いで相談させて頂き「ミスターバイク」に掲載させて頂き、皆さんに事故の概要を知って頂く事が出来まして本当に嬉しく思います。

又、柳原さんのホームページの中で、署名活動をさせて頂き、大勢の方々に署名して頂き、一万六千二百七十四筆もの署名を頂きました。本当に有難うございました。

 2001年10月16日に、事故。豊田警察での「信号は確かに青」の説明。その後の検察庁の「不起訴」決定。
 悲しみの中、頭の中は混乱しました。
 しかし、大学教授、友人、後輩から、「阿部はとても厳しい人だった。僕は百回ぐらい叱られた。阿部には絶対非はない。事故を起こす事は考えられないし,事故に巻き込まれる事も考えられない。相手が阿部のすぐ直前に出て来なければ、少しの余裕があれば阿部だったらかわせる。」と、教授を始め多くの友人から嘆願書を頂きました。
 又、浩次の遺品からは愛知県警から「表彰状」 安全運転センターから「無事故無違反の証」が出てきました。

 不起訴決定後、仕事を抜け出し弁護士さん捜しをした。
 しかし、不起訴の通知を見ると「豊田は遠いから・・。僕は病気持ちだから・・・今とても忙しく出来ない。」とか言われ何人もの弁護士さんに断られました。
 不起訴になった事件には、弁護士さんは冷たい・・・・・と強く感じました。
 今まで何人もの弁護士さんを渡りあるいたでしょう。
 しかし、刑事不起訴、民亊は敗訴となりました。

 どうしても納得出来なく、最高検察庁に岡崎支部の不起訴決定の根拠は何か・・、検事は事実と異なる説明をしたのは何故か・・・
 被疑者は始めは信号の事は言っていないのに、「始めから赤だと言った」と説明・・・・。
 目撃者は、赤信号で信号待ちをしていた時事故が起きた。それから加害者の行動全てを見てから青に気がついた。と言っているのに、「事故が起きてすぐ信号を見たら青だった。」との説明・・・・。

 私が何回も不起訴の理由は何ですかと尋ねると、あの節は本当に申し訳御座いません。この事故は難しく判らないとなっています。ただ、被疑者が赤になったから出たと言っていましたので・・・。しかし、不起訴理由は「赤信号で進入,スピード71キロ」になっていた。

 検事は、全く根拠が無いまま,加害者の供述にもとずいて決定しているのではないか。
 又、名古屋高検では、検事か「信号は青ですね。」とはっきり言っているの「不服申立に理由はない。」何故だ。どうしても納得出来ない。

 私は、高検に出す前に岡崎支部に相談、資料を見てもらう様、強引に置いてきた。
 この時検事は「私達は、被疑者有利に検討します。」と言われた。しかし、数日経って検事から電話があり、
「私達は、上司と相談した結果、高検から指示が出ればすぐ再捜査します。時効が近いのですぐ高検に出して下さい。今すぐ電話だけでもして下さい。」
 と、その後も緊迫した電話やり取りの中で、起訴を確信している様に私には伝わってきました。
 しかし、高検では、再捜査の指示も、目撃者の実況見分も行わず「不服申立に理由はない」で終わってしまった。

 私は、これらの事柄についての回答をどうしても欲しいのです。

 皆さん、検察庁のした事について、どの様に思われますか。
 率直なご意見を頂き、検察庁に提出したいと思っております。
 私は息子を信じています。このままでは終わらせたくないのです。
 どうか、多くの皆さんからご意見を頂けます様、御願い申し上げます。

( その他、保険会社の事など、まだまだ聞いて頂きたい事沢山ありますが、書ききれません。)

                                                  阿部 智恵
  1. 2010/10/25(月) 15:44:22|
  2. 柳原三佳の執筆記事

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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