柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

被害者から寄せられた事故レポート

 今、大阪にいます。
 さまざまな用事を終えて、そろそろ千葉に戻るところです。
 関西地方は余震もなく、計画停電や節電もなく、平常の暮らしがありました。

 さて、愛知県にお住まいの事故被害者の方から、下記の事故レポートが寄せられましたので、ブログにアップいたします。
 先日、判決文を見せていただいたのですが、あまりにもひどい内容に驚きました。
 ぜひ読んでみてください。




柳原三佳さまへ         豊田市 土谷亮吉 58歳

 9.11 3.11突然災難はわが身に襲ってくるものです、私も2009.4.11三河山間部をツーリング中左カーブにおいて路外駐車帯より突然進入した11トンダンプに進路をふさがれ回避するも残念ながらタイクラッシュの憂き目に遭いました。
 事故の詳細は、50~60キロで走行中左カーブ中間に路側帯出口20メートル手前で 出てきたダンプを発見リアブレーキをかかけながら左に寄りつつ回避先を探すもダンプの出てきた左脇しかなく出来る事ならすれ違いたいと思うが、ダンプも走行を続けた為衝突もやむなしと観念し出来るだけダメージの少ないようバイクの左サイドバックより徐々に接蝕するように衝突させた (バイクはBMWK750SS)処がバイクはダンプ側面に張り付いた状態で数メーター引きずられ何らかのショックで私は路面に左臀部より路面に叩きつけられあえなく重症患者と変身 (骨盤、大腿骨、脊、仙骨、恥骨)
早い話が腰回りを砕いた。意識はハッキリしていたので神経回りの確認だけして(今後も生きろということね?)神様!  ふと見るとダンプの横っぱらが見えました。 その後救急車が来て事故の説明だけしたら「ER」のベットまで直行。   ダンプの運転手は、私がICUにいる時1度見舞いに来たらしい (生死の確認?) 

 しかしその後がいけない、現場検証に来た警察官にダンプの運転手はバイクが転倒して滑りながらセンターラインを越えてぶつかってきたと証言、(実際の事故現場より30m-トルほど手前地点)        警察官も差もありなんと現場検証をして引き上げる。 処が他のベテラン警察官が資料を見て路面に擦過痕が有るので後日現場を確認、4.16にダンプの運転手を4トンダンプ共々現場に呼び出し
路面の擦過痕からして本当の衝突現場はここで有ろうと説明(実債より20メートルほど手前)それであらば過失はバイクに有ると言う。   運転手もそれに乗っかり再度現場検証の始まり
 そんな事で私の知らない間に現場調書が3通出来上がっていて(1当日証言 2擦過痕ガウジーコン詳細図 3後日検証分)そののち6月、7月に担当警察官が病院まで事情聴取に来て私の話を聞き「それは、土谷さんがベットの上で考えた事故状況である。」と云って帰る始末。
しかし悪いことばかりでは無く、救急隊員の適切な判断、そして豊田記念病院の酒井医師、親切でかわいいナース、リハビリのPT、4か月でなんとかあるける様になりました 。何せ3回は死んでも不思議でない状況を乗り越えたのも皆さんのおかげです。  もう少し居たかったんだけどなー   その後リハビリの三九朗病院にて2カ月、杖で歩けるまでに成り退院,通院1ねん まだ運は有るかな?

 退院時に事故現場で現場検証、当初の説明をしそれに沿った調書を作るも、警察官はよほどの証拠がない限り土谷さんの証言は通らないと、ノタマウ。これって民事介入?               しかしこれからが大変、入院中に相手が物損で簡易裁判所に訴訟を起こす、当方の保険会社(あいおい損保)も弁護士を立てて異議申し立て。そのうち12月に岡崎の検察庁より事情聴取の連絡
が有り12日に検察庁へ新たに路側帯進入路に有ったタイヤ痕の写真を持って当初の通りの説明をするが検察官曰く擦過痕、ガウジー痕が有るから仕事熱心な警察官の言う通りではないかな?
結局12月28日に不起訴決定通知が来ました。

 年が明け弁護士に調書を取ってもらうと前記の通り4通の調書が出てきてこの段階で初めて事故の実態を知るに至り担当弁護士に相談するも、勝ち目はないの一言(誰か弁護士を見付けた方がいいのではと)やんわり。。。。。それで無料法律相談に行きなんとか成るのでは,と言う弁護士に出会い改めて相談し保険が社の了解が取れればやりましょうとのこと。
処が保険会社は、変えるのは構わないが着手金は当社規定額しか払えない後はあなたが払って下さいと言う始末。 私も弁護士も散々厭味を言われ(保険の弁護士特約)てなに?新しい弁護士も他の保険会社の顧問をやっているので  アイオイ さんはしぶいねー  結局30万のうち20万と相談料1万円は持ち出し。 会社思いの担当 H 君 

 新しい村井弁護士は何が良かったかと言うと落ち込んだ私に戦う勇気をもたらしてくれた事だと思います、戦闘モードに成ればでっち上げた現場証言など絶対に穴が有ると3つの調書の分析を再開しあらん限りの理論武装で春からの本格的な闘いに備えました。 たとえばダンプの原寸を図りバイクとの損傷部位の整合性確認、 同じスケールのプラモデルを作成しそれに合わせた現地図の作成をする事で立体的なジオラマの写真撮影、そうして見えてくる事故の実態 それらを自動車工学の理論と結びつけ陳述書のおいて毎回新しい証拠を出しながら公判を続けて手まいりました。

 そして2,011 2月調停それでも過失割合土谷80でいかがと裁判官 すかさず相手は、控訴だと叫んだらしい。 それで3月24日判決が出ました。
争点は、私の言う調書④になり何キロかわからないがスピードを出し過ぎた土谷70  路側帯より本線へ侵入するに際しカーブミラーなどの確認不徹底で相手がわ30 
  又、路面に有った擦過痕等は、事故とは無関係との記載が有りました。   しかし裁判官の発想回路が私には理解できない?  やはり裁判員制度は、必要だわ!
弁護士あの裁判官だからここまで見てくれたと納得の体、なにしろだれもが見放した100:0の裁判でしたので、自賠責で保証を取るのを目的 で頑張ってましたから。控訴はしないようにと   
 保険屋も控訴なし、控訴するなら自分のお金でやって下さいタダシ相手が控訴すれば受けて立つとのこと。 ひよっとして私が先に裁判を起こそうとしたら反対したかも?

私もそこまでして物損を争う気もないので、アイオイの支払いが35万減るだけ あとは自賠責の判断と検察審査会の判断を見て人身障害裁判の準備をしようと思っています。 アイオイ金出すかな?
それにしても裁判と言う物は疲れますね、
 柳原さんに言わせると悲壮感の無い冤罪被害者らしいのですが、あまり匂せると本人も周りもつらくなりますので俺の仕事は 「リハビリと裁判だと言って笑っています。」
  1. 2011/04/07(木) 08:43:40|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。