柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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今日、「軽度外傷性脳損傷友の会」の方より、下記のメールが届きました。
 来週、裁判で判決が下されるとのことです。
 判決の速報は、またぜひお伝えしたいと思います。
 取り急ぎ、メールをご紹介いたします!

********************************************


 お世話になります。いよいよMTBIの国(交付労働基準監督署)を被告とする、はじめての判決です。画像に見えない外傷性脳損傷を認めよ、という裁判です。労災の労働能力喪失への給付をちゃんとおこなえ、と。

7/11(月)13:10 東京地裁5F 527 臼井弘明原告 望月浩一郎弁護士 地裁民事19部(労働部)青野裁判長

 画像偏重の現行基準改正のための、専門検討会の座長に石橋医師を!(神経泌尿器科ほか、各科の専門家も入り)
ーーという、友の会の基本要求を、厚生労働省・労働基準局に求めます(社会援護局でも・国土交通省でもなく)

■最新の医療ルネサンス・医療解説

シリーズ
続・見えない脳外傷(2)労災判定で軽症者扱い
 
 CT(コンピューター断層撮影法)などの画像検査には映らない軽度外傷性脳損傷を、仕事や通勤中の事故で負っても、身体障害の等級を軽く判定され、十分な労災補償を受けられないことが多い。判定を不服とする東京都八王子市の臼井弘明さん(55)は、2008年に国を相手取り訴訟を起こした。
 事故は、醸造酒開発の技術者として山梨県の地ビール工場で働いていた1997年に起きた。車を運転して帰宅中、高速道路でスリップして側壁に激突した。約3か月入院。首の骨を折る大けがだったが、頭部のCTには異常は見つからなかった。
 ところが退院後、左半身まひや右半身の痛み、歩行時のふらつきなどの症状に襲われた。仕事柄、日本酒の銘柄をぴたりと当てるほど味覚や嗅覚には自信があったが、事故後は香りの違いが分からなくなった。
 何度か職場復帰を試みたが、数分の立ち仕事で激しく疲労した。約3年間休職しても治らず、退職した。
 その後も体調は悪化し、電車に乗ると意識を失い、目的の駅を何駅も過ぎることがたびたび起きた。めまいも頻繁になり、ほかの仕事にも就けなくなった。

 労災保険の休業給付は受けたが、障害等級(重い方から1~14級)は、事故との因果関係が断定できないなどとして11級と判定された。このため8~14級の人に支払われる障害一時金は受けられたが、重症者(7級以上)が補償を長く受けられる障害年金の対象にはならなかった。
 臼井さんの裁判を支援する、湖南病院(茨城県下妻市)院長の石橋徹さんは「医療は『まず画像ありき』ではなく、患者を診察して訴えを聞くことから始まる。脳外傷との因果関係は十分解明できる」と訴える。
 一方、国は昨年、画像に映らない脳損傷についての見解として、「近代医学は検証できる明確な根拠をもって判断する。(中略)従って今は不可知の問題である」などとする医師の意見書を提出し、争っている。

 患者らでつくる「軽度外傷性脳損傷友の会」の調べでは、患者側が労災の障害等級などを不服とし国を提訴する民事訴訟が近年相次ぎ、臼井さんを含め全国で7件起こされている。その最初のケースとなる臼井さんの裁判は7月、東京地裁で判決が言い渡される。
身体障害の等級
 身体障害者手帳の等級、国民年金や厚生年金の障害年金を受けるための等級、労災保険を受けるための等級があり、それぞれ独自に審査され、等級が異なる場合がある。軽度外傷性脳損傷の患者は、特に労災保険の等級で低く判定されやすいという。
(2011年6月21日 読売新聞)
  1. 2011/07/07(木) 11:39:37|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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