柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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速報! 滋賀のひき逃げ事件、加害者に逆転有罪

 今日、大阪高裁で下記の判決が言い渡されました。
 今年1月、「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)で取り上げた事件です。
 ご遺族からは、早速メールが届きました。

「お世話になっております。懲役6か月の有罪でした。求刑が一年だったので量刑は納得行きませんが、有罪だったので1年8ヶ月にしてようやくです。
 長かったです。しんどかったです。上告すると思うので確定ではないですがやっと父に報告出来ます。
 本当は罪認めて欲しかったですが……、当然の裁きをうけさせるのにこんなに労力がいるのもおかしすぎます。 長い間ご支援有り難うございました」

 大人二人に衝突し、フロントガラスをクモの巣状に損傷させておきながら、「人と気付かなかった」という言い訳をして、停止もせずに現場から立ち去ることが許のでしょうか。
 仮に人と気付かなくても、人かもしれないのだから確認するのがドライバーの義務です。
 すぐに救護していれば助かったかもしれない命------。11月の冷え込みの中、2時間以上現場に放置された被害者の苦しみはいかばかりだったことでしょうか。
 今回、高裁の裁判官は真っ当な判断を下してくれたと思います。

 取り急ぎ、ニュースの速報をお伝えします。

■<ひき逃げ裁判>32歳被告に逆転有罪判決 大阪高裁毎日新聞 7月19日(火)12時14分配信

 滋賀県草津市で夫婦2人が車にはねられ死傷した事故で、道路交通法違反(ひき逃げ)罪で不起訴となった後に一転起訴された古島美和被告(32)=自動車運転過失致死傷罪で服役中=の控訴審判決が19日、大阪高裁であった。上垣猛裁判長は「未必的にせよ、人をはねたと認識したのに逃走し、負傷した被害者は寒空にさらされた。誠に無責任で、悪質な犯行」として、無罪とした1審・大津地裁判決(昨年12月)を破棄し、懲役6月を言い渡した。

 この事件では、大津地検が、2人を死傷させた自動車運転過失致死傷罪でのみ古島被告を起訴(禁錮2年の実刑が確定)、ひき逃げについては不起訴処分(容疑不十分)とした。しかし、遺族の陳情を受け再捜査後、ひき逃げでも起訴し、両罪の審理が別々に進行する異例の展開をたどっていた。

 判決によると、古島被告は09年11月、草津市道で軽乗用車を運転中、路側帯を歩く同市の総三保二(そうざ・やすじ)さん(当時69歳)と妻重美さん(65)を後ろからはね、救護せずに逃走した。保二さんは死亡、重美さんも重傷を負った。弁護側は「人だと思わず、ひき逃げには当たらない」と主張していたが、上垣裁判長は、「衝突で車が前にのめりフロントガラスも大きくひび割れた。近くに障害物もなく、事故後の言動からも人をはねた認識があったと認められる」と判断した。【林田七恵】



■1審の無罪判決を破棄…夫婦死傷ひき逃げ32歳女に実刑 
    産経新聞 7月19日(火)13時5分配信

 滋賀県草津市で平成21年11月、歩行中の夫婦2人を軽乗用車ではねて死傷させたまま逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われたパート従業員、古島美和被告(32)の控訴審判決公判が19日、大阪高裁であった。上垣猛裁判長は「人をはねたかもしれないとは認識していた」として、古島被告を無罪(求刑懲役1年)とした1審大津地裁判決を破棄、懲役6月の実刑を言い渡した。

 大津地検は当初、古島被告を自動車運転過失致死傷罪のみで起訴し、禁錮2年の実刑が確定。一方で不起訴処分(嫌疑不十分)としていた道交法違反の罪については遺族の陳情などを受けて、昨年7月に一転起訴したが、大津地裁は同12月「被害者を認識していたとはいえない」として無罪を言い渡していた。

 判決によると、古島被告は21年11月、草津市の市道を歩いていた総三保二さん=当時(69)=夫婦を車ではね、救護せずに立ち去った。

 判決後、遺族は「今日まで長い戦いだったが、実刑になったことはよかった」と話した。
  1. 2011/07/19(火) 14:46:35|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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