柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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交通事故被害者の訴え

 昨夜はきれいなお月様でしたね。
 深夜、電車を乗り過ごしてしまった主人を迎えに、2つ遠い駅まで車でお迎えに行ったのですが、月明かりで道路がとっても明るかったです。
 家に戻ってから、しばしお月見をしました。
 すると、満月の両サイドに、2本の長い帯状の雲が!!
 主人は「あれは地震雲やなあ」と一言。
 せっかくきれいな月夜を楽しんでいたのに、急に怖くなってツイッターを確認したら、関東地方のあらゆるエリアから、『地震雲だ!』という書き込みがわんさか!!
 あ~、心配性の私は、なんだか不安で仕方ありません。
 でも、いくら心配しても、どうにもなりませんよね……。

 さて、今日はある被害者から届いたメールをご紹介します。
 交通事故で大変な状況に追いやれている様子が、リアルに表現されていると感じました。
 この方のメールを読みながら、先週、新潟で取材させていただいた松原トミさん(90歳)のお話を思い出しました。松原さんの娘さんも、同じような苦労をされていたようです。
 投稿メールと合わせて、松原さんの動画もぜひご覧ください。

<被害者のAさんからの投稿>

 私は、有限会社を経営しておりました。昨年11月にバイクで出勤中に交通事故でいきなりの左折したワンボックスカーに巻き込まれて、記憶があまりなく、救急車で病院に運ばれました。
 脳外科・整形外科を当日受診検査して頭部打撲・全身打撲でしたが骨折は無く、自宅で絶対安静でした。
 左肩腱板損傷・頚椎捻挫が痛みがひどく、問題は耳鳴(自覚と他人にも分かる)です。

 睡眠障害から不眠へ移行し心療内科で睡眠薬を処方されてますが、1ヶ月後から睡眠時間が徐々に減り今は1時間~3時間しか眠れず連続36時間一睡もできない日もあります。耳鼻科はこの病院ではお手上げでセカンドオピニオンで治療中ですが、これら給与補償含めて治療費も自腹です。ある弁護士さんの勧めで軽度外傷性脳損傷を専門医に確認する様に言われました。

 多くの方は該当しないケースが多い様ですが検査結果は「あなたは外傷性脳損傷です」とはっきり言われました。詳細な検査の為に3つの病院で4科の予約を入れましたが、最短でも来年1月の検査がK病院などです。眠れず働けずどうやって生活すれば良いのか分かりません。

 加害者側の損保は弁護士を立て、私の交渉窓口は唯一この弁護士のみです。
 何度も眠れない証拠としてAM3:00~4:00頃にFAXを入れます。
 被害者の私は、借入先の銀行から全額返済しろの様な手紙が届き、自宅が競売されるかもしれない恐怖感。
 取引先は、受発注できず取引できないと言われ、事務所の家賃も滞納で出て行って下さいと言われても引っ越すお金も無くなりました。
 親族にお金を借り、娘達は学校に行けないの? 怯えた不安顔です。
 妻はパートでフルに働いても10万少々です。離婚も切り出されています。
 事故の被害者で医者も継続治療が必要で症状固定できないと言っているにも関らず、後にこの時期が症状固定であったと成るケースがあるので生活保障できないの1点張りです。
 では「どうやって生活しろと言うのか」と尋ねるとそれはご自分で考えろ。そんなの知らないの返事しかありません。
 誰が原因でこんな生活を送らされているんだ!怒りで一杯です。

 日本の行政は解決できる所はありません。たらい回しです。
 損保ADRセンターは時間の掛かる伝書鳩でこちらの言い分を伝える機構です。
 自動車事故対策機構(NASVA)は名ばかりで関連先を伝える機構です。
 紛争処理センターは症状固定しないと役に立たない機構で、症状固定前の答えには応じる場所でないと逆ギレされます。それではどこにと聞くとこれら堂々巡りです。弁護士も同様です。障害等級が取れたらとか10級以上でないととか時間を食って利益の無い仕事は請けません。日弁連や法テラスの無料相談も同様です。相談には乗るけど受任しません。
 へたすれば、素人の相談者に相手方の管轄簡易裁判所に行って、訴状を送る方法があるから・・・
 用紙をもらいに裁判所に・・・いくら何をどう請求すればいいのか素人に分かる筈がありません。
 これが先進国日本なのでしょうか? 
 加害者は普通の生活送っているんですよ。それが被害者は生活保護の心配する事自体が間違っている。痛くもないのに慰謝料稼ぎで通院している人間とは違い、明らかに医者の見解で異常の認められ通院を余儀なくされている人間に損保会社は、基本的人権の尊重もせずに自殺へ追い込む汚い会社だ! 何がコンプライアンスですか? 医療調査も同意していないにも関らず行う会社ですし、HPからクレーム伝えても返答1つ行わない会社に企業理念を語る資格があるのでしょうか?

 健康以外にも会社を奪い、貯蓄を奪い、家を奪い、家族も奪うこんな会社に金融庁も認可する事が間違っている。TVCM流す位なら被害者へそのお金を回して欲しい・症状固定や治療の要不要は医者の判断を仰ぎ従うべきではないのでしょうか?

 柳原さんに是非事故被害者の現状をマスコミに訴えて欲しいのです。
 宜しくお願いします。


<以下は、90歳の松原さんの動画です。投稿されたメールとは別の事件ですが、娘さんが同様の苦しみを抱えて、事故から7年後に亡くなっています>

  1. 2011/09/13(火) 16:06:31|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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