柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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名古屋ひき逃げ死亡事故、市長が支援表明

 名古屋ひき逃げ死亡事故のその後の動きが活発になっています。
 私のブログで署名活動を知った方々からも応援メッセージが届いており、本当にありがとうございます。
 今朝も遺族の真野さんとお話ししましたが、「初公判はすでに終わりましたが、訴因変更となるようがんばります」と力強く語りながら、「でも、この時期になぜ遺族がここまでしなければならないのでしょうか」と、ため息をついておられました。
 
 こうした事件を取材するたび、捜査機関の判断のアンバランスを強く感じます。
 下記にアップしたのは、高知白バイ事件で被告人とされ、刑務所に収監された片岡さんに私がおこなった出所後のインタビューです。
http://www.mika-y.com/2012/enzaifile10.pdf
 無事故でバスの運転手を続けてこられた片岡さんは、無罪を訴えながらも、起訴され、結果的に有罪判決を受けました。
 この事件を詳しくご存じない方は、ぜひ読んでみてください。
 一方で、無免許、無車検、無保険、飲酒運転で一方通行を逆走した加害者が「危険運転」で起訴されないとしたら……。
 私たちはこの判断をどう解釈すればよいのでしょうか。

 今日のニュース記事をアップします。

■名古屋・北区のひき逃げ死亡事故:長男死亡の遺族「事件知ってほしい」 名古屋市長、支援を表明 /愛知

 ひき逃げ事件で19歳の長男を11年10月に亡くした名古屋市北区、真野哲(さとし)さん(50)と志奈さん(43)夫妻が2日、同市役所を訪れて河村たかし市長と面会し、哲さんは「突然の事故に遺族は頭が真っ白になった。そばでアドバイスをしてくれるような人がほしかった」と訴えた。
 哲さんは「今回の事件が過失とされるのは納得がいかない。裁判員裁判が適用される危険運転致死罪に変更することで事件を多くの人に知ってもらい、世論の声を聞いてほしい」と訴えた。河村市長は「応援させていただき、名古屋のことで何かあればフォローさせていただく」と話した。
 名古屋地裁で1月12日に初公判があった。夫妻は、公判中の男の罪名を自動車運転過失致死罪から危険運転致死罪に変更するよう求める署名を3日に名古屋地検に提出する。
 事件は11年10月30日早朝、北区清水の市道で発生し、自転車に乗っていた名城大1年の貴仁さんが車にはねられ死亡した。車は逃走したが、県警は間もなくブラジル国籍の男(47)を逮捕した。
 検察側は初公判で「無免許、かつ飲酒の状態で、しかも乗用車が無車検だった。逮捕されると思い、ひき逃げに及んだ」などと指摘した。【高木香奈】

毎日新聞 2月3日(金)11時36分配信

  1. 2012/02/03(金) 14:51:37|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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