柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

一人だけの『交通死』

 この1カ月、1度の事故で複数の方が死傷するという大きな事故が相次ぎ、繰り返し大きく報道されました。
 もちろん、大事故ですから、報道が過熱し、その事故から様々な問題提起がなされるのも当然でしょう。

 しかし、私は思うのです。

 1人が死傷した事故であっても、その出来事の重大性や深刻さは同じです。

 死亡者の「数」、つまり結果が問題なのではありません。

 これまで、全国各地の道路で、どれほど酷い事故が起こり続けてきたことでしょう。
 でも、1人が死傷した”程度”では、大きなニュースにもならず、その後の被害者や遺族がどんな思いで、どんな問題を抱えてその後の人生を過ごしているかは、ほとんど取り上げられません。

 それでよいのでしょうか?

 今日は、奥様を事故で失われた、あるご遺族のブログをご紹介します。

 こうした事故が、毎日のように起こり続けていることを、しっかり認識し、特に大型車を運転するプロドライバーや、事故率の高い若年層には、心してハンドルを握っていただきたいと思います。


<私にメールをくださった、Nさんの自己紹介とブログです>

H22​年4月6、全国交通安全運動初日に、交通事故遺族になりました

暴走ローリーに妻を奪われました

1​歳の次男を抱いて青信号を渡っている時です。
​次男は妻が守りかすり傷で済みましたが、妻は頭を轢過され即死です。

​物凄く大きな音と、飛び散るものを対向車が見ていて証言してくれました
路上に倒れたその手は、我が子を抱いたままの姿で横たわり、隣で次男が泣き叫んでいたそうです

我が子の安否も知らぬまま帰らぬ人となりました

無念で仕方ありません。

​まだ傷は癒えませんが、妻が残してくれた宝物と明日の先へ向かおうと思います

​ いつか全てが終わった時に妻と沢山の話が出来るように、今​やれる事をしようと思います

■ブログ『月になった妻』
 
  1. 2012/05/14(月) 11:53:04|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。