柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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明日、「阿部事件(国賠訴訟)」の判決です

 今日も千葉は『猛暑』でした。
 新刊『家族のもとへ、あなたを帰す』の出版を明日に控え、いろいろとやらなければならないことがたくさんあるのに、あまりの暑さにへこたれ気味です。
 でも、この暑さの中、今も家族のために長い闘いを続けている多くの方がいらっしゃるのです。
 それを思うと、へこたれてなんかいられません!

 明日は、長年取材をさせていただいてきた、「阿部事件」の国賠訴訟判決です。
 今日、阿部さんからご丁寧なメールをいただきました。
 本当にありがとうございます。
 いただいたメッセージと、国賠訴訟の概要をアップします。

 大切な息子さんを事故で奪われ、その後、数々の理不尽な司法の対応に苦しめられ、今はたった一人で国賠訴訟を闘っているお母さん。

 明日の判決、どんな思いで迎えられることでしょうか。
 私も祈りながら、結果を待ちたいと思います。

**********************************

柳原 三佳 様

大変お世話になっています。
いよいよ、国賠の判決が、8月22日(三佳さんの誕生日)に言い渡されます。
長い間、三佳さんには助けて頂き本当に有難うございます。

10年10ヶ月本当に苦しかった、人を信じる事が出来ませんでした。
そんな中、三佳さんが、「ミスターバイク」「冤罪ファイル」「週刊朝日」などに執筆して下さり、日本中の皆さんに知って頂く事が出来ました。

大きな力を頂きました。

ここまで出来たのは、三佳」さんのお蔭です。
本当に有難うございます。

言いたい事を言えたので、どんな判決文が出ましても後悔はありません。

本当に、感謝の言葉、心から有難うございますの言葉しかありません。

これからも宜しくお願い致します。

阿部智恵


<裁判の概要>

警察では、目撃者の証言を基に、息子は青信号、事故の原因は加害者、と説明されました。
しかし、検察から、1回の呼び出しもなく、息子が赤信号で進入、スピード71㎞、で不起訴となりました。
私一人で、国家賠償をしました。

検察の不法行為として(これは裁判官が私が訴えた事を書き出して下さいました。)

1
名古屋地方検察庁岡崎支部の副検事が、目撃者の証言を故意に改ざんし、被疑者の警察における供述ではなく、事故から数か月後の嘘の供述を基に被疑者を不起訴にした事。

2
名古屋高等検察庁の検事が、自ら浩次の対面信号が青だとわかっていながら、副検事の改ざんした証拠に基づき、不服申し立てに理由がないとした事。

3
名古屋高等検察庁の総務部長が、副検事が証拠を改ざんした事がわかりきっていながら、不起訴の根拠は何かなどの質問に回答することもなく事案の解明を怠った。

4
最高検察庁の検事が、嘘を言い続けて事実を隠ぺいしようとした。

5
岡崎検察審査会が、適正な審査をしなかった。

これらは、検察庁ぐるみで、検察のメンツの為、事実を隠ぺいしようとした、と訴えました。

そして、求釈明書を出しました。
しかし、この回答はありませんでした。

求釈明書の内容

(1) 名古屋地方検察庁岡崎支部の水島副検事が被疑者を不起訴にした根拠を明らかにして下さい。

(2) (1)の理由の1つとして、「被害者阿部浩次の対面信号が赤色だった、スピード71㎞」と言うならば、その証拠を示して下さい。
   
(3) 上記水島検事は、14年12月26日に不起訴理由の赤信号で進入の根拠の一つは「目撃者は、事故が起きてすぐ信号を見たら、対面信号が青だった。だから赤々の3秒間に入ったんだ。」と言い、阿部浩次が赤信号で入った、と説明したが、目撃者は、一度も「事故が起きてすぐ信号を見たら対面信号が青になっていた。」とは言っていない。目撃者は、一人だけですが、「事故が起きてすぐ信号を見たら青だった。」と言った目撃者とは、何処のだれの事ですか。住所、氏名を明らかにして下さい。

(4) 名古屋高等検察庁吉田検事は、資料を検討した結果、「信号は青ですね。被疑者は信号を見ていない。嘘を言っている。警察では信号の事は言っていない。スピードは60㎞ぐらい。」と説明したが、「信号青と知りながら、不服申し立てに理由がない。」とした。
信号青の他に起訴する為には何が不足だったのか明らかにして下さい。
又、この時の目撃者の供述とは、どの様な内容のものを何処の誰が言ったかを示して下さい。

(5) 信号は、青ですか、赤ですか。赤だと言うならば、赤である根拠を示して下さい。

(6) 不起訴は、加害者が警察ではなく、後で言いだした嘘の供述により決めたのですか。(浩次が、赤信号で進入・スピード71㎞)
加害者は、民事裁判でも、浩次が信号赤で入ってきた、と嘘を言い、スピードは70㎞以上出ていたようだ。と言っていますが、嘘の供述ではないと言うならば、証拠を明らかにして下さい。

(7) 最高検察庁の渡邊検事との面談の内容が真実である。
  
   最高検察庁の渡邊検事との面談で、検事が言った「国家賠償して下さい。そうすれば国からお金が出ます。それしか方法がない。」と言った言葉は、原告の主張を全て認めた言葉です。
最高検の言葉を認めないと言うならば、検察官は、どんな嘘を言っても許されると言う事です。

   この様な検察庁を、国民が信用できますか。

   国民は、誰を信じて生きて行けば良いのか示して下さい。

8月22日、1時10分、判決です。

「これで良いのか検察庁」「検察の不祥事の数々」「被害者、遺族の人権は誰が守るのか。」
「検察に苦しめられた遺族のその後の苦しみはどんなものか。」などなどを訴えました。
 
私は、言いたい事を言いました。判決文がどの様になるか分かりませんが私は後悔しません。
でも、何故、加害者は嘘を言っても起訴出来ないのかどうしても理解出来ません。

判決が出ましたら報告させて頂きます。

阿部 智恵
  1. 2012/08/21(火) 19:19:41|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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