柳原三佳のブログ

交通事故・死因究明問題などを追及する柳原三佳からの情報発信。あるときはジャーナリスト、あるときはノンフィクション作家、でも、1日の大半はお料理と芝刈りが大好きな「主婦」してま~す!

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亀岡事故から、1年。

 京都・亀岡で発生した、無免許少年による死傷事故から、今日で1年が経ちました。
 昨年の今ごろ、私は突然かかってきたテレビ局からの電話インタビューに答え、凄惨な事故直後の現場映像を見ながらコメントしたことを思い出します。
 その後、被害者のご家族の方々と直接会ってお話を聞き、事故当日、それぞれのご家族にどんなことが起こっていたのかを伺いました。
 遠く離れた場所で、テレビの画面しか見ていない私には、まったく計り知れない事態が起こっていたことを、あとから知りました。
 
 今日は、亀岡で一周忌法要と被害者の会の設立集会が行われました。
 ご案内をいただいていながら、今日はどうしても現地へ向かうことができず心苦しく思っていますが、たくさんの報道がなされていますので、ご紹介したいと思います。
 まとめてくださった交通事故遺族の佐藤さん、いつもありがとうございます。
 京都新聞の記事を読み、昨年、事故現場に赴いたとき、横山さんの末の弟さんが私に、「ねえねがね、いなくなっちゃった」と、甘えん坊の可愛い声で話してくれたことを思い出しました。

 通学途中にこうした事件が起きないよう、私たちもできる限り声を上げ続けるとともに、被害に遭われた方々に心より哀悼の意を表したいと思います。


■悲しみこらえ懸命に前を向く 亀岡事故から1年

 亀岡市で集団登校中の児童らの列に軽乗用車が突っ込み、10人が死傷した事故は23日、発生から1年を迎える。事故で亡くなった小谷真緒さん=当時(7)=の妹優奈さん(6)、横山奈緒さん=当時(8)=の弟蒼太君(6)は今春、姉が通っていた安詳小へ入学した。遺族は癒えることのない悲しみをこらえながら、毎日元気に通学する2人とともに、懸命に前を向いている。

 小谷優奈さんは今月8日、初めて登校した。家族みんなで事故現場を歩き、入学式に臨んだ。父の真樹さん(30)は、2年前に真緒さんが入学した日と同様、娘の初登校をビデオに収めた。

 優奈さんと事故で負傷した一番上の姉、4年の愛奈さん(9)は毎朝そろって家を出る。「行ってきます」。真っさらな黄色い帽子がまぶしい。真樹さんは2人がいる登校班に付き添う。事故現場を迂回(うかい)する今の通学路も車が多い。「不安でたまらない。通学路の安全対策はどうなっているのか」と憤る。

 事故がなければ、3姉妹は一緒に登校するはずだった。優奈さんは時々、「真緒ちゃん、天国で何してるかな」とつぶやくという。

 愛奈さん、優奈さんは互いの教室を行き来し、姉が妹に学校の決まりごとを優しく教えている。一昨年、昨年の春も似た光景があった。真樹さんは「愛奈が真緒にいろいろと教えていた。幼かった優奈は小学生、愛奈は姉ちゃんとして頑張っている。父親として自分も戦わなければ」と、自らに言い聞かせる。

 横山蒼太君は毎朝、玄関から駆けだしていく。友達と学校や遊びの話をするのが待ち遠しい。「学校は楽しい。滑り台が好きっ」。笑顔がはじける。姉を「ねえね」と呼んで甘えていた弟。母の容子さん(38)は「あの子がもう小学生とは…。1年は早かったです」と話した。

 奈緒さんが意識不明のまま6日間命をつないだ病院、そして葬儀、火葬場。幼い弟はいつも両親の横に立ち、姉の死と向き合った。

 この1年、両親が事故を話題にすることは少なかったが、蒼太君は居間の仏壇の前で、「ねえねにご飯あげてね」と言うこともある。父の博史さん(38)は「子どもなりに姉の死を受けとめ、前を向こうとしている」。

 末っ子の翔吾ちゃん(2)は来春、幼稚園に入る。「2年経てば蒼太が奈緒の年齢になる。子どもの成長で時間の経過を実感する。奈緒の時間はもう動かないけど、残された家族は精いっぱい生きるしかない」。博史さんは真っすぐな視線で語った。

京都新聞 4月22日(月)  http://kyoto-np.co.jp/top/article/20130422000150



■亀岡10人死傷事故から1年、遺族が法要

 京都府亀岡市で登校中の児童ら10人が死傷した事故から1年を迎えた23日、事故があった現場で法要が営まれた。

 午前8時、事故があったのと同じ時間に亡くなった松村幸姫さん(当時26)、横山奈緒ちゃん(当時8)、小谷真緒ちゃん(当時7)の遺族や、ケガをした児童の家族などが事故現場に集まり、焼香するなどして犠牲者の冥福を祈った。

 松村さんの父・中江美則さん「きょうという1年を迎えるのが苦しい。区切りをつけたくない。お墓に入れようとしている自分が厳しいです」

 現場近くの通学路では事故後、車の速度規制が40キロから30キロになり、車道の内側に青いラインを引いてスピードを出しにくくした他、小学生たちも事故現場を迂回(うかい)して通学するようになった。

 午後からは、亀岡市内で追悼式が行われる。

日本テレビ系(NNN) 4月23日(火)11時10分配信  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20130423-00000019-nnn-soci  動画あり



■京都 亀岡事故1年で現場法要

去年、京都府亀岡市で、無免許運転の車が小学生の列に突っ込み、10人が死傷した事故から23日で1年がたちました。
現場では遺族らが参列して犠牲者を悼む法要が営まれました。
この事故は去年4月、京都府亀岡市で、当時18歳の少年が無免許で軽自動車を運転し、居眠りをして集団登校中の小学生の列に突っ込んだもので、児童など3人が死亡、7人が重軽傷を負いました。
1年がたった23日、現場では事故が起きた時間に合わせ、午前8時ごろから法要が営まれました。
法要には遺族らおよそ40人が参列し、焼香したり花を手向けたりして、犠牲者の霊を慰めました。
事故に巻き込まれ、妊娠中の子どもと共に亡くなった松村幸姫さん(当時26)の父親の中江美則さんは、法要のあと、「1年という区切りを自分たちで作りたくはない。もう一緒に遊びに行ったりできないんだなと改めて感じ、とても苦しい」と話しました。
また、犠牲になった小学3年の横山奈緒さんの父親の博史さんは、「安らかに眠ってほしい、天国で友だちと楽しく遊んでほしいと願いながら手を合わせました」と話しました。
小学2年の小谷真緒さんを亡くした父親の真樹さんは、「葬儀のときのようにつらかった」と涙でことばを詰まらせていました。

「通学路の安全対策急ぐ」

下村文部科学大臣は閣議後、記者団に対し、「誠に痛ましく、あってはならない事故だ。通学路の安全などを確保することは、児童や生徒が安心して学校生活を送るうえで大変重要なことであり、今後、全国で対策が必要な通学路について、できるだけ早期に安全対策が行われるよう、国土交通省や警察庁と連携しつつ努力していきたい」と述べました。

4月23日 12時9分  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130423/k10014117671000.html  動画あり
  1. 2013/04/23(火) 16:12:35|
  2. ミカの日記

プロフィール

柳原三佳

Author:柳原三佳
<ジャーナリスト・ノンフィクション作家>
交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演活動を行う。「週刊朝日」などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながったことも。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。著書に「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災 歯科医師たちの身元究明」「遺品~あなたを失った代わりに」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」「交通事故被害者は二度泣かされる」「自動車保険の落とし穴」「死因究明~葬られた真実」「焼かれる前に語れ」「交通事故鑑定人」「示談交渉人裏ファイル」「裁判官を信じるな」など多数。」「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」は、NHKでドキュメンタリードラマ化された。「実父を医療過誤で亡くし、自らも医療過誤被害を受けた経験があり、現在は医療問題にも精力的に取り組んでいる。千葉県在住。自宅の裏庭に、「古民家(長屋門)」を移築し、スローライフも楽しんでいる。
■柳原三佳のHP http://www.mika-y.com/

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